QNAP NASがBtrfsファイルシステムを使用しないのはなぜですか?
NASアプリケーションにBtrfsを使用することでの問題点
スナップショット管理に対するリスク
- Btrfsはスナップショットに対応していますが、データ保存とスナップショット用途にボリュームを分けることはできません。スナップショットファイルは、ストレージ容量を占領します。つまり、ストレージ管理の難易度が高まり、ITオペレーションが危険にさらされます。
ストレージパフォーマンスは増大し続けます
- 従来のハードディスクはデータアクセスの際に、100~150MB/秒および約500 IOPSの性能で、全体的なシステムパフォーマンスを妨げます。現在のハードディスクのシーケンシャルアクセススピードは、180~220MB/秒まで高くなっていますが、より高いI/OレイテンシーのあるBtrfsでは、ハードディスクの性能を完全に引き出すことは難しく、より安価になってきているSSDと比べても非効率的です。
10GbE接続のメリット
- 10GbEネットワーク環境を実装する総コストは下がりつつあります。このため、より多くの企業が、大きな可能性のあるパフォーマンスメリットを活用しています。ただし、BtrfsベースのNASによって引き起こされるパフォーマンスのボトルネックに対処されなければ、10GbE接続による生産性の改善が台無しになり、ROI(投資利益率)は低下します。
ランサムウェアに対する防衛では、ブロックベースのスナップショットがカギとなります
- ランサムウェアは、最近では、目立つ攻撃により、幅広く認識されるようになりました。また、これはホームユーザーから多国籍企業まで、誰にも影響を与える可能性があります。ランサムウェアの脅威を緩和するには、ブロックベースのLUNスナップショットを使用することが、お勧めされている方法です。QNAP NASはext4ファイルシステムに基づき、ファイルベースのiSCSI LUNだけでなく、より優れたデータ保護を実現するためにファイルシステムから独立して動作するブロックベースのiSCSI LUNもサポートしています。BtrfsベースのNASは、ブロックベースのiSCSI LUNのスナップショットをサポートしていません。
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