QNAP NASはファイバーチャネルSANに対応
信頼できる、スケーラブルで安価なSANストレージソリューション
QNAP NASにファイバーチャネルカードをインストールすることで、既存のSAN環境へのNASの増設がお手頃な価格で実現できます。
通常のファイバーチャネルSAN（ストレージエリアネットワーク）はクローズドネットワーク環境で、これらのデバイスは展開の柔軟性に欠け、高額であることが多いです。QNAP NASは、ファイバーチャネルへの対応を追加しました。ファイバーチャネル接続を持つQNAP NASを使用することで、NASをお手頃な費用で既存のSAN環境に簡単に追加できます。これにより、スナップショット保護、SSDキャッシュアクセラレーションを含むQNAP NASの長所を活用できます。
予算に優しいソリューションでSAN環境を一変させる
Fibre Channel SAN環境を置き換えるには、費用と時間がかかります。しかし、ファイバーチャネル対応QNAP NASを使用することで、既存のSAN環境は費用に優しいストレージやバックアップソリューションを得ることができます。QNAP NASは一般的なSANデバイスと比べて安価であるだけでなく、豊富なエンタープライズ級の機能を提供し、ストレージアプリケーションをさらに効率的にします。たとえば、LUNスナップショットを使用することでデータ保護と災害時復旧計画を強化することができます。
iSCSIとファイバーチャネルアプリでファイバーチャネル接続をセットアップする
NASは、SAN環境に簡単に追加できます。QNAP NASにQNAPファイバーチャネルカード(QXP-32G2FCまたはQXP-16G2FC)をインストールすることで、iSCSI & Fibre ChannelアプリでFibre Channelターゲットを設定できます。また、LUNマスキングとポートバインディング機能により、データセキュリティをさらに向上できます。
詳細を見る: QNAPファイバーチャネルカード
お手頃なFC SANの構築
QNAP NASは、幅広い範囲のFibre Channel (FC) HBAに対応します。ターゲットモードのNASにFCカードを取り付けることで、NASをSANストレージデバイスとして使用できます。Marvell® QLogicおよびATTO® Celerity™ FCカードは、イニシエーターモードでWindows、Linux、VMwareホストでも使用でき、QNAP NAS FCストレージターゲットに簡単に接続して、データのバックアップ/アクセスが行えます。
| FCカード | QTS/ QuTS hero x86ベースのNAS (ターゲットモード) |
QTS ARMベースNAS (ターゲットモード) |
QES NAS (ターゲットモード) |
Windows / Linux / VMwareホスト (イニシエーターモード) |
|---|---|---|---|---|
| QNAP QXP-32G2FC | V | V | ||
| QNAP QXP-16G2FC | V | V |
注記:
- QNAP NASシステム要件：QTS 4.4.1 (またはそれ以降のバージョン)、QuTS hero h4.5.0(またはそれ以降のバージョン)、QES 2.2.0 (またはそれ以降のバージョン)
- QES NASは、QNAPファイバーチャネルカードのみに対応しており、Storage ManagerアプリでFibre Channelターゲットを設定できます。
- QTS 5.0（またはそれ以降）および QuTS hero h5.0（またはそれ以降）のNASは、ATTO FCカードに対応していません。
- FCカードを搭載したQNAP NASのパフォーマンスは、NASのパフォーマンス、ホストパフォーマンス、使用するホスト、HDD、SSDの数によって異なることがあります。
- ファイバーチャネルテクノロジーは、2世代前までのFCカードと下位互換性があります。
- FCカードおよびFCトランシーバーは本来の対応速度で使用されるよう、QNAPから強くお勧めいたします。互換性のあるトランシーバーモジュールについては、ベンダーにお問い合わせください。
