Organization Center

組織内の、デバイスおよびユーザーの権限に関する管理センター

Organization Centerは、共有管理によって複数のQNAPデバイスとユーザー権限を効率的に管理する組織ベースの管理ポータルを提供します。

Organization Centerを使う理由：

QNAPアカウント (QID) は、QNAP NASにアクセス許可を紐付けるために使用されます。一方組織では通常、個々の部門や支社、拠点ごとに複数のNASデバイスを導入するため、クロスサイトデバイスやユーザー権限の管理が複雑で時間のかかるものとなっています。QNAP は、Organization Centerを単一のプラットフォームとして提供します。これによりIT部門は「組織 – サイト – 管理者」構造を用いて容易に管理が行え、サイトや管理者、デバイスを含むすべての組織情報を包括的に表示できます。構造設定、権限付与、グループ作成はすべてクラウド上で行えるため、大規模なデバイスでのログイン・ログアウトの不便さを解消します。これは、実にシンプルで便利です。

組織の管理をより簡単に

人物

オーナーは、Organization Centerにおいて最高の権限レベルを有します。オーナーは組織内のQNAPデバイスを管理するために複数の管理者を招いて、異なるグループへ割り当てることができます。
サイト

組織内の個々のタスク属性に基づいて、複数のネットワークセグメント上のデバイスを異なるサイトとして設定する必要があります。Organization Centerでは、オーナーまたは管理者がデバイスの所在地や属性に応じて、管理対象デバイスを特定のサイトに紐付けられます。
デバイス

サイト間の複数のQNAPデバイスは、オーナーや管理者がデバイスの管理やアクセスを行える myQNAPcloud アプリを介して、組織やサイトに紐付けられます。

Organization Centerの3つの利点

柔軟性：クラウドベースの一元管理

Organization CenterをQNAP AMIZcloud 一元管理プラットフォームで活用することで、IT部門は組織内のすべてのデバイスを、一元的かつリモートから管理することができるようになり、さらに優れた効率と柔軟性が実現します。

追加情報: AMIZクラウド一元管理プラットフォーム

高効率：共同管理

Organization Centerによって組織やサイト、管理者グループを作成してから、メンバーを招待し、適切な管理権限を付与します。共同管理のためにチームワークを階層化することは、IT管理の効率を最大化するのに役立ちます。

品質サービス：管理化サービスプロバイダ (MSP)に最適

MSPはOrganization Centerを利用することで、マルチサイトに存在するすべてのクライアントのQNAPデバイスを一元管理することが可能となります。これによって、管理化サービスがより敏捷で信頼できるものとなり、最適な生産性を得ることができます。

Organization Centerの使用開始方法は?

東京に本社を置く日本の企業は、大阪とシンガポールに支社を有しています。3つの拠点にあるQNAPデバイスを効率的に管理するため、CIO (最高情報責任者)はOrganization Centerを利用して、「組織 – サイト – 管理者」の管理構造を上手く計画し、全体の管理効率を向上させられます。操作方法をご覧ください:

組織の作成

CIOがQNAP アカウントを登録して、Organization Centerサービスを有効にします。組織を作成して、組織名や所在地、規模などの重要な情報を定義します。

グループの作成

ジョブの機能に基づいて複数の管理グループを作成します。

管理者の招待

QNAPアカウントを使って、管理者を特定のグループに招待します。招待メールが管理者に送信されます。

管理者権限を付与

招待されたメンバーを、オーナーまたは管理者として割り当てることができます。

オーナー権限：

組織/グループ/サイトを作成、管理者を招待/削除したり、すべての作業ログを概観し、組織内のエンドデバイスやアプリケーションを管理するための管理者権限の付与を行います。
管理者権限：

許可されたデバイスのみを監視します。さらに招待権限を付与された管理者は、組織やサイト内のデバイス管理のために、他の管理者を招待できます。