QVPN Service
セキュアなコミュニケーションで安心
QVPNサービスは、QNAP NASとユーザーデバイス間でのセキュアな仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を実現し、インターネット上でデータ保護を提供します。
ネットワークトラフィックを妨害から保護
仮想プライベートネットワーク(VPN)により、パブリックネットワーク経由でのネットワークリソースおよびサービスへのセキュアなアクセスが可能となります。QVPNサービスはVPNサーバーおよびクライアント機能を統合化 – リモートサーバーやサードパーティープロバイダに接続して、コンテンツやサービスにアクセスできるVPNクライアントを生成する性能を備えています。さらに、WireGuard®、PPTP、OpenVPN、L2TP/IPSec、QNAP専用QBelt VPNプロトコルによってQNAPデバイスをVPNサーバーとして使用できます。
WireGuard® - リモートワーカー用のVPNトンネルを容易に生成
WireGuard®にも対応し、より高速で安定したVPN接続が実現します。ユーザーフレンドリーなインターフェースにより、ITに詳しくないリモートワーカーでも簡単にVPNトンネルを生成して、シンプルな接続方法でオフィスにあるQNAPデバイスにアクセスできます。
セットアップ方法:WireGuard®

QBeltによる優れたセキュリティ
QNAP専用QBeltは、セキュリティを考慮して設計され、接続がVPNであることを検知される確率を低めて - ネットワークトラフィックの妨害の可能性をより低減させます。

他のVPNサーバーに接続して、リモートのリソースにセキュアにアクセスします。
QVPNサービスを備えたQNAPデバイスのセットアップにより、地理的な制限なしでリモートVPNサーバーに接続し、セキュアなデータアクセスが可能となります。また、接続をQNAPデバイスのデフォルトゲートウェイとして設定することで、全ての外向きのネットワークトラフィックをVPNにリダイレクトすることも可能です。

QVPNデバイスクライアント:エンドデバイスをQVPNサービスに接続
QVPNデバイスクライアントは、Qbeltなどのプロトコルによって直接QNAPデバイスへのVPN接続を可能にする強力なツールです。使用データ履歴の確認のため接続ログが保存され、内蔵のスピードテストにより、VPN接続速度がチェックできます。


オープンソース OpenVPNサービス対応の、幅広いVPN接続オプション
QVPN Serviceは、市場で人気のあるOpenVPNサービス (ExpressVPN™、NordVPN®、Surfshark®、Astrill®を含む)を統合し、より多くのVPN接続オプションおよび安全な仮想プライベートネットワークを提供します。
セットアップ方法: ExpressVPN™、NordVPN®、Surfshark®、Astrill®
1. QVPN Serviceは現在、OpenVPNサーバー/クライアント用に構成されたQNAPデバイスとのOpenVPN接続に対応しています。
2. サードパーティーVPNで提供されるサービスについては、対応するVPNサービスプロバイダの公式ウェブサイトの内容をご参照ください。
自分に合ったVPNサービスを選ぶ方法は?
*QNAPラボで計測されました。数値は環境によって異なることがあります。
テスト環境:
NAS:TVS-872XT、16GB RAM搭載
CPUアーキテクチャ:64ビットx86
OS:QTS 5.0.0.1785
QVPN Serviceバージョン:3.0.739
WD 500G HDD
クライアントPC:ACER Predator Helios 300 (i7-11800H/512G SSD/16G)
OS:Windows 10
QVPN Client:1.4.0.0903
WireGuardクライアント:v0.4.10
FileZilla:3.55.1
QVPNデバイスクライアントによる、QNAP製QuWAN SD-WANソリューションへの接続
QuWANはQNAPによるSD-WANソリューションであり、Auto Mesh VPN、IPsec暗号化およびクラウド中心のマネジメントを特長としています。幅広いQNAP製品と互換性を有するQuWANにより、スモールビジネスにおける信頼できるネットワークがコスト効率の良い価格で構築でき、デジタル改革、マルチサイトへの拡張およびリモートワークなどが実現できます。QVPNデバイスクライアントは、コンピュータおよびモバイルデバイスからQuWANインフラストラクチャーへの接続を可能にし、現代のネットワークソリューションの利益を即座に提供します。
追加情報: QuWAN