White Light Studio

背景

White Light Studioはタイを拠点としたポストプロダクションのスタジオです。10年以上にわたって国際映画コミュニティを支えており、クライアントの映画はベルリン、釜山、トロントなどの代表的な映画祭において上映されてきました。White Light Studioは活発に映画製作者をサポートし、また香港アジア・フィルム・ファイナンシング・フォーラム (HAF)、東南アジア・フィクションフィルム・ラボ (SEAFIC)、プリン・ピクチャーズ・フィルム・ファンドといったポストプロダクションの賞におけるスポンサーとなっています。

課題

White Light Studioは事業を始めて以来、Areca RAIDサーバー、macOSサーバー、外付けハードドライブを使用してきました。映画およびTVシリーズを含めた同社のプロジェクトは何年にもわたって増え続け、HDおよび4Kの採用によって映画のストレージニーズも増し、高性能のストレージソリューションが必要となりました。White Light Studioは、チーム間での生産性を上げ、4K/8Kプロジェクトのより高速な編集を実現する、大容量ストレージ、より速い転送速度、ネットワーク経由でのデータ管理能力を求めていました。

ソリューション

価格、可用性、サービス、使いやすいデータ管理ソフトウェアを考慮して、White Light StudioはQNAPソリューションを選択し、複数のNASモデルをインストールして様々なニーズを実現しました。TS-2477XU-RP は、プロダクションおよびテラバイト級のデータの処理に使用されます。これは、ラックマウントの24ベイ NASで10GbE接続性能を備えており、 QXG-25G2SF-CX6 ネットワークカードをインストールすることで、25GbEまで拡張可能です。TS-1673U-RP 10GbEラックマウント 16ベイ NASは、クライアントからのデータすべてを保存するのに使用され、 TS-873タワー型NASは最終ファイルのバックアップに使用されます。

結果

White Light Studio社COO、Max Tersch氏は、ネットワーク速度と全体的なシステム安定性が優れており、QNAPがクライアントやベンダーにとって信頼できるブランドであると認めています。遠隔地にいるスタッフも、個々のデバイスに容易にアクセス可能です。Max氏は、QNAPが将来、解像度10Kの編集にも対応可能なソリューションであると確信しています。