Qfiling の使い方


最終更新日: 2021-01-20

これは、Qfiling 3.1.0(およびそれ以降)に該当します。

Qfilingは、設定した特定の基準に基づいてNASファイルを整理するために設計された自動ファイリングアプリケーションです。Qfilingを使えば、ファイルを別のフォルダーに瞬時に移動させたり、NASのごみ箱に入れたりすることができます。お客様のニーズによっては、Qfilingで使用するために他のNASアプリケーションをインストールする必要がある場合があります。Image2PDFやMultimedia Consoleなどの他のアプリケーションをQfilingと一緒に使用することで、ファイルを分類する際に他のプロセスを自動化することができます。ビジネスユーザーはQfilingを使うことで生産性を向上でき、ホームユーザーは特定のファイルの処理をすばやく行うことができます。

Qfilingには、以下の3種類のライセンスがあります。Basic、Plus、Premium。ただし、QuTScloudには、Basicライセンスはありません。そのため、QuTScloudにQfilingをインストールするのは有料になります。実行できるタスクの数は、ライセンスタイプによって異なります。ライセンスの詳細は、https://software.qnap.com/qfiling.htmlまでアクセスしてください。



システム要件

Qfiling 3.1.0は、すべてのNASモデルに対応しています。ただし、QTS 4.5.1またはそれ以降にのみ対応しています。NASファームウェアの更新方法の詳細は、QTSユーザーガイドのシステム設定セクションに移動してください。以前のバージョンのQfilingは、すべてのNASモデルと以前のバージョンのQTSに対応しています。

NASへのQfilingのインストール

重要:

Qfilingをインストールする前に、デフォルトのボリュームをNASで構成する必要があります。詳細については、「QTSユーザーガイド」の「ボリューム」セクションをご覧ください。

  1. QTSに管理者としてログインします。
  2. [App Center]に移動し、 をクリックします。

    検索ボックスが表示されます。

  3. Qfilingと入力してからENTERを押します。

    Qfilingアプリケーションが検索結果に表示されます。

  4. [インストール]をクリックします。

    [インストール]ウィンドウが表示されます。

  5. Qfilingをインストールするボリュームを選択します。
  6. [OK]をクリックします。

    QTSによりQfilingがインストールされます。

タスクの作成

Qfilingタスクは、特定のルールを適用した自動ファイリングプロセスです。このセクションでは、Qfilingでのタスクの作成方法を説明します。

ファイリングタスクの作成

  1. Qfilingを開きます。
  2. [Qfilingタスクの作成]をクリックします。

    [ファイリングタスク][リサイクルタスク]オプションが表示されます。

  3. [ファイリングタスク]をクリックします。

    [ファイリングタスク]ウィンドウが開きます。

  4. [ソースパス]の下で、最低1つのソースフォルダーを選択します。
    注意:

    ソースフォルダーには、別の場所に移動するファイルがあります。

    ヒント:
    • ソースフォルダーとしてリモートマウントを作成するには、をクリックします。

    • フォルダーツリーを更新するには、をクリックします。

    • 選択したソースフォルダーのサイズを計算するには、をクリックします。

  5. タスク名を指定します。
  6. タスクが完了してから行うデフォルトの操作を選択します。

    オプション

    説明

    ユーザーの操作

    ソースファイルを保持

    元のファイルは、ソールフォルダーに留まります。

    [ソースファイルを保持]を選択します。

    削除

    元のファイルは、ごみ箱に移動されたか、永続的に削除されました。

    重要:

    ごみ箱が無効化されていると、ファイルは永久的に削除されます。

    [削除]を選択します。

  7. オプション:タスク説明を指定します。
  8. [次へ]をクリックします。

    [スケジュール設定]画面が開きます。

  9. タスクの頻度を選択します。

    オプション

    説明

    ユーザーの操作

    ワンタイムタスク

    タスクを1回実行します。

    [ワンタイムタスク]を選択します。

    予定タスク

    指定されたスケジュールと有効期限に基づいてタスクを複数回実行します。

    1. [予定タスク]を選択します。

    2. 頻度を選択し、設定を指定します。

    3. [有効期限]を選択し、このタスクに時間制限を設定します。

    リアルタイムタスク

    ファイルが特定のソースフォルダーに追加されたときにタスクを実行します。

    1. [リアルタイムタスク]を選択します。

    2. [有効期限]を選択し、このタスクに時間制限を設定します。

  10. [次へ]をクリックします。

    [ファイリングルール]画面が開きます。

  11. ファイリングルールを設定します。
    ヒント:

    各ファイリングルールの詳細は、ボックスをクリックします。

    注意:

    ファイリングルールはレシピとして考慮されます。

    ルール

    説明

    ソースファイルフィルタ

    指定の条件に基づいてタスクに追加したいソースファイルのリストをフィルター処理します。

    ファイル編集

    ソースファイルに追加のタスクを実行します。

    宛先パス

    別のフォルダーにソースファイルを移動します。

    宛先フォルダー構造

    ソースファイルによっては、宛先フォルダー内にサブフォルダーを作成します。

    宛先ファイル処理

    宛先フォルダーに移動した後でソースファイルの名前を変更します。

    1. [ソースファイルフィルタ]ボックスで、 をクリックします。

      [ソースファイルのフィルターを設定]ウィンドウが開きます。

    2. [満たされた条件]を設定します。

      オプション

      説明

      ユーザーの操作

      すべて

      指定の条件のすべてを満たすソースファイルが、宛先フォルダーに移動します。

      [すべて]を選択します。

      最低でもひとつ

      指定の条件を最低1つ満たすソースファイルが、宛先フォルダーに移動します。

      [最低1つ]を選択します。

    3. [選択]をクリックします。

      リストが開きます。

    4. 以下の条件を設定します。

      条件

      説明

      ユーザーの操作

      ファイル名

      指定のファイル名またはファイルパスを含めるまたは除外するファイルを処理します。

      1. [ファイル名]を選択します。

      2. ファイルを含めるか除外するかを選択します。

        注意:

        [等しい]は、指定する入力と全く同じものを参照します。[等しくない]は、指定した入力以外のファイルを参照します。

      3. ファイル名を指定します。

      サイズ

      指定したファイルサイズよりも大きい、または小さいファイルを処理します。

      1. [サイズ]を選択します。

      2. 指定の値よりも大きい、または小さいファイルを処理するかどうかを選択します。

      3. 数値を指定します。

      4. ファイルサイズを選択します。

      更新日時

      指定した時間または期間前または後に変更されたファイルを処理します。

      1. [変更日]を選択します。

      2. 指定時間または日の前または後に変更されたファイルを処理するかどうかを選択します。

      写真

      カメラブランド、カメラモデル、IPTCキーワードなどの特定のメタデータおよび形式に基づいて画像を処理します。

      1. [画像]を選択します。

      2. 画像ファイルのフィルターオプションを選択します。

      3. 指定のフィルターオプションを含めるか除外するかを選択します。

      4. 入力を指定します。

      音楽

      音楽ファイルを形式やその他メタデータに基づいて処理します。

      1. [音楽]を選択します。

      2. 音楽ファイルのフィルターオプションを選択します。

      3. 指定のフィルターオプションを含めるか除外するかを選択します。

      4. 入力を指定します。

      ビデオ

      撮影形式と日付に基づいてビデオを処理します。

      1. [ビデオ]を選択します。

      2. [ファイルの拡張子]または[撮影日]を選択します。

      3. 撮影形式または撮影日を含めるか、除外するかを選択します。

      4. 入力を指定します。

      ドキュメント

      形式および作成者に基づいて文書を処理します。

      1. [文書]を選択します。

      2. [ファイルの拡張子]または[文書の作成者]を選択します。

      3. 形式または作成者を含めるか除外するかを選択します。

      4. 入力を指定します。

      ファイルの拡張子

      指定のファイル拡張性を持つ、または持たないファイルを処理します。

      1. [ファイルの拡張子]を選択します。

      2. 特定のファイル拡張子を含めるか、除外するかを選択します。

      3. 入力を指定します。

    5. [適用]をクリックします。

      [ソースファイルにフィルターを設定]ウィンドウが閉じ、Qfilingがルールを適用します。

      ヒント:
      • をクリックして新しい基準を追加します。

      • をクリックして基準を削除します。

    1. [ファイル編集]ボックスで、 をクリックします。

      [ファイル編集モジュール]画面が開きます。

    2. 任意のファイリングモジュールを設定します。
      ヒント:
      • ファイリングモジュールの詳細は、3つの方法で取得できます。モジュールにマウスをポイントし、左下隅の[ファイル編集モジュールについて]をクリックするか、[概要]画面のファイル編集モジュールをクリックします。

      • ファイリングモジュールの選択を解除下場合は、再度設定する必要があります。

      表1.画像および動画用

      ファイル編集モジュール

      ユーザーの操作

      ウォーターマーク

      1. [ウォーターマーク]を選択します。

        [ウォーターマーク]ウィンドウが開きます。

      2. テキストまたは画像のウォーターマークを設定します。

      3. レイアウトを設定します。

        ヒント:

        [カスタム]をクリックし、ウォーターマークの位置を移動します。

      4. [保存]をクリックします。

        [ウォーターマーク]が閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

      表2.ビデオ

      ファイル編集モジュール

      ユーザーの操作

      ビデオのトランスコーディング

      注意:

      ビデオは、低解像度にのみトランスコード可能です。

      1. [ビデオのトランスコーディング]を選択します。

        [ビデオのトランスコーディング]ウィンドウが開きます。

      2. [解像度]を選択します。

      3. [適用]をクリックします。

        [ビデオのトランスコーディング]が閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

      字幕のペアリング

      [字幕のペアリング]を選択します。

      表3.画像

      ファイル編集モジュール

      ユーザーの操作

      サイズ変更

      1. [サイズ変更]を選択します。

        [サイズ変更]ウィンドウが開きます。

      2. オプションを選択します。

        1. パーセントを指定します。

        2. ピクセルを指定し、[アスペクト比の維持]または[元のサイズが指定の設定よりも小さい場合にはサイズ変更しない]のいずれか、または両方を選択します。

      3. [適用]をクリックします。

        [サイズ変更]が閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

      変換

      1. [変換]をクリックします。

        [変換]ウィンドウが表示されます。

      2. 次のいずれかひとつを選択します。

        1. [以下に変換]を選択し、新しい形式を選択します。

        2. [質の調整]を選択し、パーセントを指定します。

      3. [適用]をクリックします。

        [変換]ウィンドウが閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

      顔のぼかし

      重要:

      このファイリングモジュールには、Multimedia Console 1.3.0およびQuMagie Core 2.1.0またはそれ以降が必要です。App Centerから、これらのアプリケーションをダウンロードします。

      1. [顔のぼかし]を選択します。

        [顔のぼかし]ウィンドウが開きます。

      2. 次のいずれかを選択します。

        1. [ぼかし]を選択します。

        2. [ピクセル化]を選択し、必要に応じて比率を調整します。

      3. [ぼかし領域または画素化領域をグレースケールに変換]を選択します。

      4. [適用]をクリックします。

        [顔のぼかし]が閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

      Image2PDF

      重要:

      このファイリングモジュールには、Image2PDFアプリケーションが必要です。App Centerから、このアプリケーションをダウンロードします。

      1. [Image2PDF]を選択します。

        [Image2PDF]ウィンドウが開きます。

      2. 基本設定を行います。

        1. ファイルを並べ替える方法や表示する方法を選択します。

        2. [ポートレート]または[ランドスケープ]を選択します。

        3. ページサイズを選択します。

        4. [解像度]を選択します。

        ヒント:

        詳細設定を行うには、または[その他 >]をクリックします。

      3. 詳細設定を行います。

        1. ヘッダーを選択します。

        2. フッターを選択します。

        3. 次のいずれかひとつを選択します。
          1. コピーを防止

          2. 印刷を防止

          3. 暗号化

          注意:

          [暗号化]については、最大32文字のASCII文字のパスワードを指定します。

        4. 余白を選択します。

      4. [適用]をクリックします。

      5. [Image2PDF]ウィンドウが閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

      表4.すべてのファイル用

      ファイル編集モジュール

      ユーザーの操作

      暗号化および解除

      1. [暗号化と復号化]を選択します。

        [暗号化と複合化]ウィンドウが開きます。

      2. [暗号化]または[復号化]を選択します。

      3. 最大32文字のASCII文字のパスワードを指定します。

      4. [適用]をクリックします。

        [暗号化と復号化]が閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

      圧縮

      1. [圧縮]を選択します。

        [圧縮]ウィンドウが開きます。

      2. 次の設定を構成します。

        1. [すべてのファイルを単一のファイルに圧縮]または[各ファイルの圧縮]を選択します。

        2. 圧縮したファイル名を指定します。

        3. ファイル形式を指定します。

        4. オプション:最大32文字のASCII文字のパスワードを指定します。

      3. [適用]をクリックします。

        [圧縮]ウィンドウが閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

    3. [適用]をクリックします。

      [ファイル編集モジュール]が閉じ、Qfilingがファイリングモジュールを適用します。

    1. [宛先パス]ボックスで、 をクリックします。

      [宛先パスを選択]ウィンドウが開きます。

    2. [宛先パス]下で、ソースファイルの宛先を選択します。
      ヒント:

      新しいフォルダーを作成するには、親フォルダー近くの をクリックするか、新しいフォルダーを作成する場所をマウントします。

    3. [適用]をクリックします。

      [宛先パスの選択]ウィンドウが閉じ、Qfilingがフォルダーの宛先パスを追加します。

    4. [適用]をクリックします。

      Qfilingは、宛先パスを設定します。

    1. [宛先フォルダー構造]ボックスで、 をクリックします。

      [宛先フォルダー構造]ウィンドウが開きます。

    2. 宛先フォルダー構造を指定します。

      オプション

      説明

      ユーザーの操作

      指定の条件に基づいてフォルダー構造を作成する

      複数のファイリング条件を指定し、宛先フォルダーの構造をプレビューします。

      1. [指定の条件に基づいてフォルダ構造を作成する]を選択します。

      2. [編集]をクリックします。

        [ファイリング条件]ウィンドウが開きます。

      3. ファイリング条件を指定します。

        ヒント:

        条件内の条件を作成するには、をクリックします。

      4. オプション:[追加]をクリックして新しいフォルダーを追加します。

      5. [適用]をクリックします。

        Qfilingは、条件および宛先フォルダー構造のプレビューを更新します。

      元のフォルダー構造に従う

      Qfilingがファイリングタスクを完了した後に、元のフォルダーの構造を維持します。

      [元のフォルダー構造に従う]を選択します。

      フラットリストを作成する

      Qfilingがタスクを完了してから、宛先フォルダーのファイルを個別に一覧表示します。

      [フラットリストを作成する]を選択します。

    3. [適用]をクリックします。

      Qfilingが宛先フォルダー構造を設定します。

    1. [宛先ファイル処理]ボックスで、 をクリックします。

      [宛先ファイル処理]ウィンドウが開きます。

    2. 以下のオプションを指定します。

      オプション

      説明

      ユーザーの操作

      ファイル競合ポリシー

      同じ名前のソースファイルに対する操作を選択します。

      次のいずれかを選択します。
      1. ファイルをスキップ

      2. ファイルを上書きする

      3. 同じ名前のファイルが存在する場合、名前の変更

      データ整合性チェック

      ファイルが正規であるかを確認し、信頼できないパーティがファイルを変更していないことを検証します。

      [はい]または[いいえ]を選択します。

      命名方法

      ファイル名に行う処理を選択します。

      以下のいずれかを選択し、設定を指定します(該当する場合)。

      1. 元のファイル名を維持

      2. 名前とインデックス

      3. 置換

    3. [適用]をクリックします。

      [宛先ファイル処理]ウィンドウが閉じ、Qfilingが宛先ファイル処理を適用します。

      ヒント:
      • 新しいファイリングルールを追加するには、[ルールの追加]をクリックします。

      • レシピとしてファイリングルールのセットを保存するには、をクリックします。

        レシピの詳細は、レシピの作成と編集に移動します。

      • ファイリングルールのセットを削除するには、をクリックします。

  12. [適用]をクリックします。

    [タスクリスト]画面が開き、Qfilingがタスクを実行します。

リサイクルタスクの作成

このタスクでは、リサイクルタスクの作成方法を説明します。リサイクルタスクは、ネットワークのごみ箱にソースファイルを送信します。
重要:

ネットワークのごみ箱が有効化されていない場合、これらのファイルは永続的に削除されます。詳細は、QTSユーザーガイドのネットワークとファイルサービスセクションを参照してください。

  1. Qfilingを開きます。
  2. [Qfilingタスクの作成]をクリックします。

    [ファイリングタスク][リサイクルタスク]オプションが表示されます。

  3. [リサイクルタスク]をクリックします。

    [リサイクルタスク]ウィンドウが開きます。

  4. [ソースパス]の下で、最低1つのソースフォルダーを選択します。
    注意:

    ソースフォルダーには、別の場所に移動するファイルがあります。

    ヒント:
    • ソースフォルダーとしてリモートマウントを作成するには、をクリックします。

    • フォルダーツリーを更新するには、をクリックします。

    • 選択したソースフォルダーのサイズを計算するには、をクリックします。

  5. タスク名を指定します。
  6. オプション:タスク説明を指定します。
  7. [次へ]をクリックします。

    [スケジュール設定]画面が開きます。

  8. タスクの頻度を選択します。

    オプション

    説明

    ユーザーの操作

    ワンタイムタスク

    タスクを1回実行します。

    [ワンタイムタスク]を選択します。

    予定タスク

    指定されたスケジュールと有効期限に基づいてタスクを複数回実行します。

    1. [予定タスク]を選択します。

    2. 頻度を選択し、設定を指定します。

    3. [有効期限]を選択し、このタスクに時間制限を設定します。

    リアルタイムタスク

    ファイルが特定のソースフォルダーに追加されたときにタスクを実行します。

    1. [リアルタイムタスク]を選択します。

    2. [有効期限]を選択し、このタスクに時間制限を設定します。

  9. [次へ]をクリックします。

    [ソースファイルのフィルターを設定]画面が開きます。

  10. オプション:ファイリングルールを設定します。
    注意:
    • をクリックして新しい基準を追加します。

    • をクリックして基準を削除します。

    • [等しい]は、指定する入力と全く同じものを参照します。[等しくない]は、指定した入力以外のファイルを参照します。

    1. [満たされた条件]を設定します。

      オプション

      説明

      ユーザーの操作

      すべて

      指定の条件のすべてを満たすソースファイルが、宛先フォルダーに移動します。

      [すべて]を選択します。

      最低でもひとつ

      指定の条件を最低1つ満たすソースファイルが、宛先フォルダーに移動します。

      [最低1つ]を選択します。

    2. [選択]をクリックします。

      リストが開きます。

    3. 以下の条件を設定します。

      条件

      説明

      ユーザーの操作

      ファイル名

      指定のファイル名またはファイルパスを含めるまたは除外するファイルを処理します。

      1. [ファイル名]を選択します。

      2. ファイルを含めるか除外するかを選択します。

      3. ファイル名を指定します。

      サイズ

      指定したファイルサイズよりも大きい、または小さいファイルを処理します。

      1. [サイズ]を選択します。

      2. 指定の値よりも大きい、または小さいファイルを処理するかどうかを選択します。

      3. 数値を指定します。

      4. ファイルサイズを選択します。

      更新日時

      指定した時間または期間前または後に変更されたファイルを処理します。

      1. [変更日]を選択します。

      2. 指定時間または日の前または後に変更されたファイルを処理するかどうかを選択します。

      写真

      カメラブランド、カメラモデル、IPTCキーワードなどの特定のメタデータおよび形式に基づいて画像を処理します。

      1. [画像]を選択します。

      2. 画像ファイルのフィルターオプションを選択します。

      3. 指定のフィルターオプションを含めるか除外するかを選択します。

      4. 入力を指定します。

      音楽

      音楽ファイルを形式やその他メタデータに基づいて処理します。

      1. [音楽]を選択します。

      2. 音楽ファイルのフィルターオプションを選択します。

      3. 指定のフィルターオプションを含めるか除外するかを選択します。

      4. 入力を指定します。

      ビデオ

      撮影形式と日付に基づいてビデオを処理します。

      1. [ビデオ]を選択します。

      2. [ファイルの拡張子]または[撮影日]を選択します。

      3. 撮影形式または撮影日を含めるか、除外するかを選択します。

      4. 入力を指定します。

      ドキュメント

      形式および作成者に基づいて文書を処理します。

      1. [文書]を選択します。

      2. [ファイルの拡張子]または[文書の作成者]を選択します。

      3. 形式または作成者を含めるか除外するかを選択します。

      4. 入力を指定します。

      ファイルの拡張子

      指定のファイル拡張性を持つ、または持たないファイルを処理します。

      1. [ファイルの拡張子]を選択します。

      2. 特定のファイル拡張子を含めるか、除外するかを選択します。

      3. 入力を指定します。

  11. [適用]をクリックします。

    [タスクリスト]画面が開き、Qfilingがリサイクルタスクを実行します。

レシピを使用したファイリングタスクの作成

ファイリングタスクの作成に既存のレシピを使用すると、時間を節約できます。レシピの詳細は、レシピの作成と編集までアクセスしてください。

  1. Qfilingを開きます。
  2. [レシピライブラリ]をクリックします。

    [レシピライブラリ]画面が開きます。

  3. [候補のレシピ]または[排他的なレシピ]下でレシピを選択します。

    [選択したレシピ]画面が表示されます。

  4. [タスクの作成]をクリックします。

    [ファイリングタスク]ウィンドウが開きます。

  5. 設定を行います。
  6. [次へ]をクリックします。

    [スケジュール設定]画面が開きます。

  7. タスクの頻度を選択します。
  8. [次へ]をクリックします。

    [ファイリングルール]画面が開きます。

  9. ファイリングルールを設定します。
  10. [適用]をクリックします。

    [タスクリスト]画面が開き、Qfilingがタスクを実行します。

タスクリスクからのタスクの編集と実行

[タスクリスト]から再びタスクの表示、編集、実行を行うことができます。これにより、時間を節約できます。ファイリングタスクの編集により、名前とソース、タスクのタイプ、すべてのファイリングルールの編集が可能になります。リサイクルタスクの編集により、名前とソース、タスクのタイプ、[ソースファイルフィルタ]の編集が可能になります。

  1. Qfilingを開きます。
  2. [タスクリスト]をクリックします。

    [タスクリスト]画面が表示されます。

  3. オプション:[予定タスク]または[リアルタイムタスク]をクリックして、これらのタスクタイプのタスクリストを表示します。
  4. 変更するタスクを特定します。
  5. [その他のアクション])をクリックします。

    メニューが表示されます。

  6. [編集]をクリックします。

    [アーカイビングタスクの編集]ウィンドウが表示されます。

  7. オプション:新しい設定を行います。
  8. [次へ]をクリックします。
  9. オプション:別のタスクタイプを選択します。
  10. [次へ]をクリックします。
  11. ファイリングルールを変更します。
  12. [適用]をクリックします。

    Qfilingがタスクを実行します。

    ヒント:

    編集なしで完了したタスクを実行するには、をクリックします。

タスクの表示

  1. Qfilingを開きます。
  2. [タスクリスト]をクリックします。

    [タスクリスト]画面が表示されます。

  3. オプション:[予定タスク]または[リアルタイムタスク]をクリックして、これらのタスクタイプのタスクリストを表示します。
  4. 変更するタスクを特定します。
  5. [その他のアクション])をクリックします。

    メニューが表示されます。

  6. [表示]をクリックします。

    [タスクの表示]ウィンドウが開きます。

レシピの作成と編集

レシピは、事前に設定されたファイリングタスクです。Qfilingタスクを作成するとき遭遇するファイリングルールです。同じファイリングルールを継続的に設定するのではなく、候補のレシピを使用したり、排他的なレシピを作成することができます。

候補のレシピは、QNAPがさまざまな状況におすすめするレシピです。排他的なレシピとして候補のレシピを保存できます。排他的なレシピは、カスタムファイリング条件で作成するレシピで、後の使用のために保存できます。レシピは、ファイリングタスクを作成する際に時間を節約できます。

排他的なレシピの作成

  1. Qfilingを開きます。
  2. [レシピライブラリ]をクリックします。

    [レシピライブラリ]画面が開きます。

  3. [排他的なレシピ][レシピの作成]をクリックします。

    [レシピの作成]ウィンドウが開きます。

  4. レシピ名を指定します。
  5. ルールを設定します。
  6. [適用]をクリックします。

    レシピは、[排他的なレシピ]下に表示されます。

候補レシピの排他的レシピへの変換

  1. Qfilingを開きます。
  2. [レシピライブラリ]をクリックします。

    [レシピライブラリ]画面が開きます。

  3. [候補のレシピ]下で、レシピをクリックします。

    [選択したレシピ]ウィンドウが開きます。

  4. [新しいレシピとして保存]をクリックします。

    [レシピの作成]ウィンドウが開きます。

  5. レシピ名を指定します。
  6. オプション:既存のルールを変更します。
  7. [適用]をクリックします。

    Qfilingは、[排他的なレシピ]下にレシピを追加します。

排他的なレシピの編集

  1. Qfilingを開きます。
  2. [レシピライブラリ]をクリックします。

    [レシピライブラリ]画面が開きます。

  3. 排他的なレシピをクリックします。

    [選択した排他的なレシピ]ウィンドウが開きます。

  4. [編集]をクリックします。

    [レシピの編集]ウィンドウが開きます。

  5. レシピを変更します。
  6. [適用]をクリックします。

    Qfilingは、新しいルールを保存します。

    ヒント:

    レシピを編集するには、排他的なレシピにマウスをポイントし、をクリックします。

タスクログの表示とダウンロード

  1. Qfilingを開きます。
  2. [タスクリスト]をクリックします。

    [タスクリスト]画面が表示されます。

  3. オプション:[予定タスク]または[リアルタイムタスク]をクリックして、これらのタスクタイプのタスクリストを表示します。
  4. 変更するタスクを特定します。
  5. [その他のアクション])をクリックします。

    メニューが表示されます。

  6. [タスクログ]をクリックします。

    [タスクログ]ウィンドウが開きます。

  7. [ダウンロード]をクリックします。

    お使いのコンピューターにタスクログがダウンロードされます。

Qfilingシステムログのダウンロードと削除

  1. Qfilingを開きます。
  2. [システムログ]をクリックします。

    [システムログ]画面が表示されます。

  3. オプション:画面の右側で、[すべてのイベント]をクリックします。
    1. 表示するログのタイプを選択します。

      Qfilingはシステムログをフィルター処理します。

  4. [すべて削除]または[ダウンロード]をクリックします。

    Qfilingは、アクションを実行します。

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