Container Station 3 の使用方法
Container Station について
Container Station は、お使いのQNAP デバイスで Docker および LXD コンテナをインストールし、管理できるように、仮想化機能を追加します。
コンテナは、お客様のデバイス上でさまざまなオペレーティングシステムとアプリケーションサービスを仮想できる軽量な手段です。Docker Hub レジストリと LXD イメージサーバーとの統合により Container Station は、すぐに利用できるイメージを簡単にダウンロードし、QNAP デバイスの機能性を高めることができます。
ユーザーインターフェイスの構成
Container Station のユーザーインターフェイスには3つのエリアがあります。

ラベル |
エリア |
説明 |
---|---|---|
1 |
ツールバー |
ツールバーには次のボタンがあります。
|
2 |
メニュー |
メニューは、Container Station の情報とリソースをいくつかのエリアにまとめています。 |
3 |
メインパネル |
メインパネルには選択された画面が表示されます。 |
コンテナ
コンテナは、OSレベルの仮想化を使用し、複数のデバイス間で簡単に共有できるパッケージ内のソフトウェアを結合し、標準化します。コンテナ イメージは、アプリケーションを実行するために必要なコード、ランタイム、システムツール、システムライブラリ、設定をすべて含んだ軽量、スタンドアロン ソフトウェアの実行可能パッケージです。
コンテナ画面では、コンテナ一覧の表示、コンテナ上でのアクションの実施、コンテナ設定の変更が行えます。
コンテナの作成
Container Stationでコンテナを作成するにはいくつかの方法があります。
Docker コンテナを作成する
- メニューで、[コンテナ]に進みます。
-
[作成]をクリックします。
コンテナの作成ウィンドウが開きます。
-
イメージを選択します。
設定
アクション
モード
このタスクの動作モードを指定します。
-
基本モード: 既存のイメージレジストリからイメージを使用します。
-
詳細モード: 指定されたレジストリ、イメージ、タグの情報に基づいてイメージを使用します。
レジストリ
イメージがある場所を指定します。
注:このフィールドは、基本モードを使用している時にのみ利用できます。
イメージの種類:
Docker イメージを選択します。
注:このフィールドは、詳細モードを使用している時にのみ利用できます。
イメージ
このイメージのイメージ名とバージョンタグを指定します。名前とバージョンはコロン (:) で区切る必要があります。
注:詳細モードを使用している場合は、イメージが存在しているレジストリも含める必要があります。レジストリの場所は、スラッシュ (/) でイメージ名と区切ります。
コンテナを作成する前にレジストリからイメージを抜き出してみてください
このコンテナを作成する前に、Container Station にイメージ名を強制的にダウンロードするよう選択します。
-
- [次へ]をクリックします。
- オプション:
コンテナの設定を行います。
設定
アクション
名前
コンテナ名は、2~64文字で、初めは文字または数字で、以下の文字だけを含みます。
-
有効な文字:A~Z、a~z、0~9
-
有効な文字:ハイフン (-)、アンダースコア (_)、またはピリオド (.)
自動起動ポリシー
コンテナが実行を止めた時のアクションを指定します。
-
なし: コンテナを自動的に再起動しません。
-
不具合発生時: 終了コードがゼロでないなど、エラーによる終了の場合、コンテナを再起動してください。
-
常時: コンテナが停止した場合には常にコンテナを再起動します。手動で停止した場合は、Container Station が再起動するか、手動でコンテナを再起動しないと再起動しません。
-
停止時以外: 「常に」とほとんど同じですが、コンテナが手動で停止した場合以外では、Container Station が再起動してもそれは再起動しません。
-
- オプション: 詳細設定を変更します。
-
[詳細設定]をクリックします。
詳細設定ウィンドウが開きます。
タブ
可能なユーザーアクション
コマンド
-
実行するためのコマンドを指定します。
-
エントリーポイントを指定します。
-
コンテナに対しインタラクティブプロセスを有効にします。
-
コンテナに対し TTY プロセス を有効にします。
ネットワーク
コンテナホスト名を指定します。
コンテナMACアドレスを指定します。
-
カスタムネットワークモードと対応するインターフェイスを指定します。
-
デフォルトの Web アクセスポイントを指定します。
注:Web ポートとして機能するためにコンテナポート番号入力します。Container Station は、Web URL へのショートカットリンクを使用してこのコンテナにアクセスするために、デフォルトの Web ポートとして指定のポートを使用します。
-
コンテナへの追加ポートをマップします。
環境
コンテナ内で環境変数を設定するには、変数値部分を指定します。
ラベル
コンテナにメタデータを適用するには、キーバリューペアを指定します。
ストレージ
[ボリュームの追加]をクリックして、新しいボリュームをコンテナに追加します。ボリュームを管理する をご覧ください。
-
ボリュームの追加: 指定された名前で新しい docker ボリュームを追加します。
注:匿名ボリュームを作成するには、名前は指定しないでください。
既存のボリュームを使うには、ボリューム名を入力してください。
-
コンテナからのボリュームの追加: 既存のボリュームを別のコンテナから追加します。このオプションを選択すると、特定のコンテナを指定できます。
-
マウントされたホストのパスをバインド: コンテナ上の場所を QNAP デバイスの場所にバインドします。
ランタイム
-
特権モードを有効にして、コンテナを root で実行できるようにします。
注:kata-runtime を使うよう設定されたコンテナには、特権モードは有効にできません。
-
デバイスのセクションで、[追加]をクリックし、利用可能なデバイスを選択します。
注:RO (Read Only) を選択してそのデバイスで書き込み権限を制限できます。
-
GPUセクションで、[追加]をクリックし、利用可能な GPU を選択します。
注:-
これは、利用可能な GPU のあるデバイス上でしか表示されません。
-
QNAP は、すべてのグラフィックスカードとの互換性を保証するものではありません。
-
-
コンテナのランタイムを指定します。
-
runcは、Open Container Initiative (OCI) 仕様に基づいた Docker コンテナ向けの、Spawn と実行用のデフォルトのコマンドラインツールです。
-
kata-runtime は、通常のコンテナのように扱えて動作させられる軽量仮想マシンをもつセキュアなコンテナランタイムですが、防御の 2 層目としてハードウェア仮想化技術を使用することでより強力なワークロードの分離を実現しています。
注:Kata ランタイムを使うには、少なくとも1 CPU リソースと少なくとも512 MBのメモリが必要です。
Kata ランタイムを使用する際にはいくつかの制限事項があります。
-
Kata VM 構成に対する変更はできません
-
ネットワークホストモードはサポートされていません
-
特権モードはサポートされていません
-
GPU 接続はサポートされていません
-
カーネルまたはベースrootfs (初期イメージ) はサポートされていません
追加情報は、QNAP デバイスで、いくつまでの Kata コンテナを実行できますかをご覧ください。
-
リソース
-
コンテナで利用可能な最大 CPU 数を指定します。
-
コンテナで利用可能な最大メモリ量を指定します。
-
コンテナに予約されたメモリ量を指定します。
-
[詳細設定]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
- コンテナ設定を確認してから、[完了]をクリックします。
Container Station により、コンテナが作成されます。
LXD コンテナを作成する
- メニューで、[コンテナ]に進みます。
-
[作成]をクリックします。
コンテナの作成ウィンドウが開きます。
-
イメージを選択します。
設定
アクション
モード
このタスクの動作モードを指定します。
-
基本モード: 既存のイメージレジストリからイメージを使用します。
-
詳細モード: 指定されたレジストリ、イメージ、タグの情報に基づいてイメージを使用します。
レジストリ
イメージがある場所を指定します。
注:このフィールドは、基本モードを使用している時にのみ利用できます。
イメージの種類:
LXD イメージを選択します。
注:このフィールドは、詳細モードを使用している時にのみ利用できます。
イメージ
イメージ名とバージョンを指定します。
注:詳細モードを使用している場合は、イメージが存在しているレジストリも含める必要があります。レジストリの場所は、コロン (:) でイメージ名と区切ります。
コンテナを作成する前にレジストリからイメージを抜き出してみてください
このコンテナを作成する前に、Container Station にイメージ名を強制的にダウンロードするよう選択します。
-
- [次へ]をクリックします。
- オプション:
コンテナの設定を行います。
設定
アクション
名前
コンテナ名は、1~63文字で、初めは文字、終わりは文字または数字で、以下の文字だけを含みます。
-
有効な文字:A~Z、a~z、0~9
-
有効な文字:ハイフン (-)
自動起動ポリシー
コンテナが実行を止めた時のアクションを指定します。
-
なし: コンテナを自動的に再起動しません。
-
常時: コンテナが停止した場合には常にコンテナを再起動します。手動で停止した場合は、Container Station が再起動するか、手動でコンテナを再起動しないと再起動しません。
-
以前の状態を保持: 「常に」とほとんど同じですが、コンテナが手動で停止した場合以外では、Container Station が再起動してもそれは再起動しません。
-
- オプション: 詳細設定を変更します。
-
[詳細設定]をクリックします。
詳細設定ウィンドウが開きます。
タブ
可能なユーザーアクション
ネットワーク
コンテナホスト名を指定します。
コンテナMACアドレスを指定します。
-
カスタムネットワークモードと対応するインターフェイスを指定します。
ストレージ
[追加]をクリックし、コンテナ上の場所を QNAP デバイスの場所にバインドします。
ランタイム
-
特権モードを有効にして、コンテナを root で実行できるようにします。
注:コントロールパネルで[詳細なフォルダー権限]が等しい有効になっている場合、コンテナに対し特権モードが有効になっていなければなりません。
-
利用可能なデバイスを対応させるには、[追加]をクリックします。
リソース
-
コンテナで利用可能な最大 CPU 数を指定します。
-
コンテナで利用可能な最大メモリ量を指定します。
-
[詳細設定]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
- コンテナ設定を確認してから、[完了]をクリックします。
Container Stationが、LXD コンテナを作成します。
Docker コンテナをインポートする
Container Station により、既存のコンテナをローカルコンピューターあるいはQNAP デバイスからインポートできるようになります。サポートされるフォーマットは、*.tar、.tar.gz、*.tgzです。
コンテナをインポートする場合は、ローカルデバイスの CPU アーキテクチャがリモートデバイスとマッチすることを確認してください。たとえば、64ビット x86 CPU からエクスポートされたコンテナは、32ビット ARM CPU のデバイスにはインポートできません。
- メニューで、[コンテナ]に進みます。
-
[インポート]をクリックします。
コンテナのインポートウィンドウが開きます。
-
ローカルコンピューターまたは NAS 上のコンテナを見つけます。
場所
アクション
ローカルデバイス
-
[ローカルコンピューター]をクリックします。
-
をクリックします。
ファイルエクスプローラーウィンドウが開きます。
-
インポートするコンテナを選択します。
-
[開く]をクリックします。
QNAP デバイス
-
[ローカル QNAP デバイス]をクリックします。
-
インポートするコンテナを見つけ、選択します。
-
[適用]をクリックします。
-
- [インポート]をクリックします。
Container Station は、インポートされたデータをもとに新しいコンテナを作成します。詳細は、Docker コンテナを作成する をご覧ください。
アーカイブされたコンテナファイルをContainer Station にインポートし、コンテナ内のイメージに対する新しいタグ (バージョン) を作成するには、docker import
コマンドを使用します。
LXD コンテナをインポートする
Container Station により、既存のコンテナをローカルコンピューターあるいはQNAP デバイスからインポートできるようになります。サポートされるフォーマットは、*.tar、.tar.gz、*.tgzです。
コンテナをインポートする場合は、ローカルデバイスの CPU アーキテクチャがリモートデバイスとマッチすることを確認してください。
- メニューで、[コンテナ]に進みます。
-
[インポート]をクリックします。
コンテナのインポートウィンドウが開きます。
-
ローカルコンピューターまたは NAS 上のコンテナを見つけます。
場所
アクション
ローカルデバイス
-
[ローカルコンピューター]をクリックします。
-
をクリックします。
ファイルエクスプローラーウィンドウが開きます。
-
インポートするコンテナを選択します。
-
[開く]をクリックします。
QNAP デバイス
-
[ローカル QNAP デバイス]をクリックします
-
インポートするコンテナを見つけ、選択します。
-
[適用]をクリックします。
-
- [インポート]をクリックします。
Container Station は、インポートされたデータをもとに新しいコンテナを作成します。詳細は、LXD コンテナを作成する をご覧ください。
コンテナを管理する
コンテナ画面では、Container Station からコンテナの作成、管理、削除ができます。ここでユーザーは、各アプリケーションの状態や作成日対応するイメージファイル、各個別コンテナに対する IP アドレスを確認することができます。
-
メニュー上で、[コンテナ]をクリックします。
コンテナの一覧が表示されます。
- 1つ以上のコンテナを選択します。
-
以下のタスクのいずれかを行います。
タスク
説明
アクション
コンテナを起動
停止しているコンテナを起動するにはこのアクションを使います。
パネル上部から[アクション] > [起動]をクリックします。
コンテナの再起動
実行中のコンテナを再起動するにはこのアクションを使います。
パネル上部から[アクション] > [再起動]をクリックします。
コンテナを一時停止
実行中のコンテナを一時停止するにはこのアクションを使います。
パネル上部から[アクション] > [一時停止]をクリックします。
コンテナを再開
一時停止中のコンテナを再開するにはこのアクションを使用します。
パネル上部から[アクション] > [再開]をクリックします。
コンテナを停止
実行中のコンテナを停止するにはこのアクションを使います。
パネル上部から[アクション] > [停止]をクリックします。
コンテナを強制的に停止
実行中のコンテナを強制停止するにはこのアクションを使います。
-
パネル上部から[アクション] > [強制停止]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
コンテナの削除
コンテナを削除するにはこのアクションを使います。
-
パネル上部から[アクション] > [削除]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
Container Station により、指定したアクションが実行されます。
-
コンテナを使用する
- メニュー上で、[コンテナ]をクリックします。
- コンテナ名をクリックします。
- オプション: [詳細]タブからコンテナの詳細を確認します。
- オプション: [ログ]タブからコンテナシステムのログ出力を確認します。
- オプション: [統計]タブから使用履歴を確認します。
- オプション: [ターミナルをアタッチ]タブからターミナルコマンドを実行します。
- オプション: [イベントログ]タブから Container Station ログを確認します。
- オプション:
以下のタスクのいずれかを行います。
タスク
説明
アクション
コンテナを検査する
特定のコンテナの具体的な詳細と設定の一覧を見るにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[検査]をクリックします。
インスペクションウィンドウが開きます。
コンテナ設定を編集する
既存のコンテナ設定を更新するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部で[編集]をクリックします。
コンテナの編集ウィンドウが開きます。
-
コンテナの設定を更新します。Docker コンテナを作成する または LXD コンテナを作成する をご覧ください。
-
[適用]をクリックします。
コンテナを削除する
コンテナを削除するにはこのアクションを使います。
パネル上部で[編集]の隣で、
> [削除]をクリックします。
-
パネル上部で[編集]の隣で、
> [削除]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
- [はい]をクリックします。
コンテナを複製する
既存のコンテナのコピーを作成するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部で[編集]の隣で、
> [重複]をクリックします。
コンテナの複製ウィンドウが開きます。
-
コンテナの設定を行います。Docker コンテナを作成する または LXD コンテナを作成する をご覧ください。
-
[作成]をクリックします。
コンテナのエクスポート
別のデバイスで使用するためにコンテナをエクスポートするにはこのアクションを使用します。
コンテナをエクスポートする をご覧ください。
イメージを作成する
既存のコンテナからイメージを作成するにはこのアクションを使用します。
コンテナからイメージを作成する をご覧ください。
コンテナを直接再作成する
以前の設定を用いて停止コンテナを再作成するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部で[編集]の隣で、
> [直接再作成]をクリックします。
コンテナの再作成ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
Container Station により、コンテナが再作成されます。
コンテナを再作成する
変更された設定を用いて停止コンテナを再作成するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部で[編集]の隣で、
> [再作成]をクリックします。
コンテナを編集し、再作成ウィンドウが開きます。
-
コンテナの設定を行います。Docker コンテナを作成する または LXD コンテナを作成する をご覧ください。
Container Station により、コンテナが再作成されます。
コンテナでターミナルコマンドを実行する
既存のコンテナ内でターミナルコマンドを実行するにはこのアクションを使用します。
コンテナでターミナルコマンドを実行する をご覧ください。
コンテナを起動する
コンテナを起動するにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[起動]をクリックします。
コンテナを再起動する
実行中のコンテナを再起動するにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[停止]の隣で、
> [再起動作成]をクリックします。
コンテナを一時停止する
実行中のコンテナを一時停止するにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[停止]の隣で、
> [一時停止]をクリックします。
コンテナを再開する
一時停止中のコンテナを再開するにはこのアクションを使用します。
パネル上部から[再開]をクリックします。
コンテナを停止する
実行中のコンテナを停止するにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[停止]をクリックします。
アプリケーションを強制的に停止する
実行中のコンテナを強制的に停止するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部で[停止]の隣で、
> [強制停止]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
Container Station により、指定したアクションが実行されます。
-
コンテナをエクスポートする
コンテナをエクスポートすることで、デバイス間で情報を移動させることができます。アプリケーションを1つのファイルとしてエクスポートすることはできませんが、アプリケーション内の各コンテナは個別にエクスポートできます。
データ損失を防止するために、エクスポートプロセスを開始する前にコンテナを停止させることをQNAPはお勧めします。
- メニュー上で、[コンテナ]をクリックします。
- コンテナ名をクリックします。
-
[編集]の隣で、パネル上部から
> [エクスポート]をクリックします。
コンテナのエクスポートウィンドウが開きます。
- エクスポートされたコンテナのファイル名を指定します。
- オプション:
[圧縮]を選択します。
注:
このオプションを選択すると、.tar.gz ファイルとしてコンテナを節約できます。
-
コンテナをエクスポートする場所を指定します。
場所
アクション
ローカルデバイス
-
[ローカルコンピューター]をクリックします。
QNAP デバイス
-
[ローカル QNAP デバイス]をクリックします。
-
参照アイコンをクリックします。
フォルダーの選択ウィンドウが開きます。
-
コンテナをエクスポートするディレクトリを選択します。
-
[適用]をクリックします。
-
-
[エクスポート]をクリックします。
Container Station が選択したコンテナをエクスポートします。
コンテナからイメージを作成する
このトピックでは、既存のコンテナからイメージを作成する方法を説明します。
- メニュー上で、[コンテナ]をクリックします。
- コンテナ名をクリックします。
-
[編集]の隣で、パネル上部から
> [イメージの作成]をクリックします。
コンテナからのイメージの作成ウィンドウが開きます。
-
イメージの設定を指定します。
設定
アクション
モード
このタスクの動作モードを指定します。
-
基本モード: 既存のイメージレジストリ上にイメージを作成します。
- 詳細モード: 指定されたレジストリ、イメージ、タグの情報に基づいてイメージを作成します。
レジストリ
イメージのレジストリを指定します。
注:このフィールドは、基本モードを使用している時にのみ利用できます。
イメージ
このイメージのイメージ名とバージョンタグを指定します。名前とバージョンはコロン (:) で区切る必要があります。
注:-
詳細モードを使用している場合は、イメージのレジストリも含める必要があります。そのイメージはローカルデバイスに保存されます。
-
Docker コンテナ: レジストリの場所は、スラッシュ (/) でイメージ名と区切ります。
-
LXD コンテナ: レジストリの場所は、コロン (:) でイメージ名と区切ります。
-
-
指定されたイメージ名がすでに存在する場合、その名前は元のイメージから削除され、選択されたイメージに割り当てられます。
-
- [作成]をクリックします。
Container Station が指定された名前とバージョンで新しいイメージを作成しう。
コンテナでターミナルコマンドを実行する
Container Station は、ユーザーに実行中のコンテナ上でターミナルコマンドの実行を許します。
コマンドラインターミナルを使うことで、ログや状態のチェックが簡単に行なえ、Webサーバーを使わなくてもアクションを実行できます。
- メニュー上で、[コンテナ]をクリックします。
- コンテナ名をクリックします。
-
パネル上部から[実行]をクリックします。
実行ウィンドウが開きます。
- オプション:
新しいコマンドを追加します。
-
[追加]をクリックします。
新しいコマンドの追加ウィンドウが開きます。
- コマンドを入力します。
- [追加]をクリックします。
-
[追加]をクリックします。
- 左パネルからコマンドを選択します。
- メインパネルで[実行]ヲクリックします。
Container Station がコンテナ内でコマンドを実行し、コマンドの出力を戻します。
左パネルのコマンドをダブルクリックすることでもコマンドを実行できます。
イメージ
イメージは、Container Station内でコンテナを作成するための一連の指示を収めたテンプレートです。
イメージ画面は、Container Stationにダウンロードあるいはインポートされたイメージのリストを表示します。タイプ、バージョン、ID、サイズ、作成日などのイメージ プロパティを表示することができます。名前によるイメージの検索、既存のイメージからのコンテナの作成、指定レジストリとのイメージの同期、イメージのエクスポート、イメージの削除も行えます。
イメージをダウンロードする
デフォルトでは、Container Station は Docker Hub レジストリを使用しますが、新しいレジストリを追加することもできます。詳細は、イメージレジストリを追加する をご覧ください。
-
メニュー上で、[イメージ]をクリックします。
Container Station は、利用可能なイメージのリストを表示します。
-
[プル]をクリックします。
イメージのプルウィンドウが開きます。
-
イメージの設定を指定します。
設定
アクション
モード
このタスクの動作モードを指定します。
-
基本モード: 既存のイメージレジストリからイメージをダウンロードします
-
詳細モード: 指定されたレジストリ、イメージ、タグの情報に基づいてイメージをダウンロードします。
レジストリ
イメージがある場所を指定します。
注:このフィールドは、基本モードを使用している時にのみ利用できます。
種類
ダウンロードのイメージタイプを指定します。
注:このフィールドは、詳細モードを使用している時にのみ利用できます。
イメージ
このイメージのイメージ名とバージョンタグを指定します。名前とバージョンはコロン (:) で区切る必要があります。
注:詳細モードを使用している場合は、イメージが存在しているレジストリも含める必要があります。
-
Docker コンテナ: レジストリの場所は、スラッシュ (/) でイメージ名と区切ります。
-
LXD コンテナ: レジストリの場所は、コロン (:) でイメージ名と区切ります。
-
- [レジストリをデフォルトに設定する]を選択します。デフォルトのレジストリを更新します。
- [プル]をクリックします。
Container Station は、イメージをレジストリからダウンロードします。
イメージをインポートする
Container Station により、既存イメージをローカルコンピューターあるいは NAS からインポートできるようになります。サポートされるフォーマットは、*.tar、.tar.gz、*.tgzです。
コンテナをインポートする場合は、ローカルデバイスの CPU アーキテクチャがリモートデバイスとマッチすることを確認してください。たとえば、64ビット x86 CPU からエクスポートされたコンテナは、32ビット ARM CPU のデバイスにはインポートできません。
- イメージ画面に進みます。
-
[インポート]をクリックします。
イメージのインポートウィンドウが開きます。
-
ローカルコンピューターまたは NAS 上のイメージを見つけます。
場所
アクション
ローカルデバイス
-
[ローカルコンピューター]をクリックします。
-
参照アイコンをクリックします。
ファイルエクスプローラーウィンドウが開きます。
-
インポートするイメージを選択します。
-
[開く]をクリックします。
QNAP デバイス
-
[ローカル QNAP デバイス]をクリックします
-
参照アイコンをクリックします。
ソースイメージファイルの選択ウィンドウが開きます。
-
インポートするイメージを選択します。
-
[適用]をクリックします。
-
- [次へ]をクリックします。
- オプション:
[インポートと作成]を選択し、インポート処理が終了下後にコンテナの作成ウィザードを起動します
注:
詳細は、次を参照してください。
-
ヒント:
アーカイブされたイメージファイルをContainer Station にインポートし、イメージ付でコンテナを作成するには
docker load
コマンドを使用します。
-
Container Station がイメージをインポートします。
イメージを管理する
イメージ画面により、イメージのプルと削除、コンテナの作成ができます。
-
メニュー上で、[イメージ]をクリックします。
利用可能なイメージの一覧が表示されます。
-
以下のタスクのいずれかを行います。
タスク
説明
アクション
イメージを検査
特定のイメージの特定の詳細と設定の一覧を見るにはこのアクションを使用します。
[アクション]カラムにある
> [検査]をクリックします。
インスペクションウィンドウが開きます。
関連するコンテナの確認
特定のイメージを使用する Container Station の一覧を表示するにはこのアクションを使用します。
[アクション]カラムにある
> [使用中のコンテナ一覧]をクリックします。
イメージを使用しているコンテナウィンドウが開きます。
イメージの最新バージョンを引き出します。
イメージの最新バージョンを対応するレジストリから引き出すにはこのアクションを使用します。
[アクション]カラムにある
> [プル]をクリックします。
イメージをエクスポート
イメージファイルをローカルコンピューターまたは QNAP デバイスにエクスポートするにはこのアクションを使用します。
-
[アクション]カラムにある
> [エクスポート]をクリックします。
イメージのエクスポートウィンドウが開きます。
-
エクスポートの設定を行います。
-
[エクスポート]をクリックします。
イメージを剪定
使用していないイメージをすべて削除するにはこのアクションを使います。
-
パネル上部から[アクション] > [剪定]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
イメージを削除する
イメージを削除するにはこのアクションを使います。
注:イメージを Container Station 一覧から削除しても、元のイメージはレジストリから削除されません。
-
イメージを削除するには、[アクション]カラムの
> [削除]をクリックします。
-
複数のレジストリを削除するには、パネル上部から各レジストリを選択し、[アクション] > [削除]をクリックします。
Container Station により、指定したアクションが実行されます。
-
アプリケーション
アプリケーションは、Docker Composeを用いて作られるマルチコンテナ リソースです。これは、コンテナが依存関係を持っていて、機能するために他のコンテナを必要とする場合によく使われます。アプリケーションを実行するには、コンポーネントと設定ファイルを説明するためにYAMLファイルを使用できます。
アプリケーションを作成する
Container Station は、ユーザーが Docker Compose を使用して複数のコンテナを1つのアプリケーションにまとめることを許可します。詳細は、Docker Compose を参照してください。
- メニューで、[アプリケーション]に進みます。
-
[作成]をクリックします。
アプリケーションの作成ウィンドウが開きます。
-
一般設定を行います。
-
アプリケーション名を指定します。
注:
アプリケーション名は、長さが1~32文字で、次の文字のいずれかを含みます。
-
有効な文字:a~z、0~9
-
有効な文字:ハイフン (-) または アンダースコア (_)
-
-
Docker Compose YAML を入力します。
ヒント:
YAML サンプルをサンプルドロップダウンリストから選び、表示します。
-
アプリケーション名を指定します。
- オプション:
[検証]をクリックし、コードが正しいことを確認します。
Container Station は、YAML を検証し、フォーマッティングエラーがあればハイライトします。
- オプション:
詳細設定を行います。
-
[詳細設定]をクリックします。
設定
アクション
デフォルトの Web URL ポート
デフォルトの Web ポートとして機能するためにコンテナとポートを指定します。Container Station がアプリケーションのショートカットを追加します。
-
デフォルトの Web URL ポートを有効にします。
-
サービス名を指定します。
-
ポート番号を指定します。
CPU 制限
[リソース]タブで、アプリケーションと関連するコンテナが利用できる CPU の最大数を指定します。
メモリ制限
[リソース]タブで、アプリケーションと関連するコンテナが利用できるメモリの最大量を指定します。
メモリ予約
[リソース]タブで、アプリケーションと関連するコンテナに予約されるメモリの最大量を指定します。
-
-
[詳細設定]をクリックします。
-
[作成]をクリックします。
Container Station が、Docker Compose アプリケーションを作成します。
アプリケーションの管理
アプリケーション画面では、Container Station からアプリケーションの作成、管理、削除ができます。ここでユーザーは、各アプリケーションの状態や作成日、アプリケーション内のコンテナ数、アプリケーションにアクセスするために使用される Web URL:を見ることができます。
-
メニュー上で、[アプリケーション]をクリックします。
アプリケーションの一覧が表示されます。
- 1つ以上のインターアプリケーションを選択します。
-
以下のタスクのいずれかを行います。
タスク
説明
アクション
アプリケーションを起動
アプリケーションを開始するにはこのアクションを使います。
パネル上部から[アクション] > [起動]をクリックします。
アプリケーションを再起動
実行中のアプリケーションを再起動するにはこのアクションを使用します。
パネル上部から[アクション] > [再起動]をクリックします。
アプリケーションを一時停止
実行中のアプリケーションを一時停止するにはこのアクションを使用します。
パネル上部から[アクション] > [一時停止]をクリックします。
アプリケーションを再開
一時停止中のアプリケーションを再開するにはこのアクションを使用します。
パネル上部から[アクション] > [再開]をクリックします。
アプリケーションの停止
実行中のアプリケーションを停止するにはこのアクションを使用します。
パネル上部から[アクション] > [停止]をクリックします。
アプリケーションを強制的に停止
実行中のアプリケーションを強制的に停止するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部から[アクション] > [強制停止]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
アプリケーションの削除
アプリケーションを削除するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部から[アクション] > [削除]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
Container Station により、指定したアクションが実行されます。
-
アプリケーションを使用する
-
メニュー上で、[アプリケーション]をクリックします。
アプリケーションの一覧が表示されます。
- アプリケーション名をクリックします。
- オプション: アプリケーション内で個別のコンテナをコントロールします。コンテナを使用する をご覧ください。
- オプション: [ログ]タブからアプリケーションシステムのログ出力を確認します。
- オプション: [イベントログ]タブから Container Station ログを確認します。
- オプション:
以下のタスクのいずれかを行います。
タスク
説明
アクション
アプリケーションを検査する
特定のアプリケーションの具体的な詳細と設定の一覧を見るにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[検査]をクリックします。
インスペクションウィンドウが開きます。
YAML ファイルを編集し、アプリケーションを再作成します。
既存のアプリケーションの YAML ファイルを更新するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部で[編集]の隣で、
> [再作成]をクリックします。
アプリケーションを再作成ウィンドウが開きます。
-
YAML ファイルを更新します。
-
任意:詳細設定を行います。アプリケーションを作成する をご覧ください。
-
[更新]をクリックします。
アプリケーションのリソースを編集する
既存のアプリケーションの URL または設定を更新するにはこのアクションを使用します。注:このアクションではアプリケーションの YAML ファイルを変更することはできません。
-
パネル上部で[編集]をクリックします。
アプリケーションの編集ウィンドウが開きます。
-
アプリケーションの設定を行います。アプリケーションを作成する をご覧ください。
-
[更新]をクリックします。
アプリケーションの削除
アプリケーションを削除するにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[編集]の隣で、
> [削除]をクリックします。
-
パネル上部で[編集]の隣で、
> [削除]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
アプリケーションを複製する
既存のアプリケーションのコピーを作成するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部で[編集]の隣で、
> [複製]をクリックします。
アプリケーションの複製ウィンドウが開きます。
-
アプリケーションの設定を行います。アプリケーションを作成する をご覧ください。
-
[作成]をクリックします。
アプリケーションを起動
アプリケーションを開始するにはこのアクションを使います。
パネル上部で[起動]をクリックします。
アプリケーションを再起動
実行中のアプリケーションを再起動するにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[停止]の隣で、
> [再起動作成]をクリックします。
アプリケーションを一時停止
実行中のアプリケーションを一時停止するにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[停止]の隣で、
> [一時停止]をクリックします。
アプリケーションを再開
一時停止中のアプリケーションを再開するにはこのアクションを使用します。
パネル上部から[再開]をクリックします。
アプリケーションの停止
実行中のアプリケーションを停止するにはこのアクションを使用します。
パネル上部で[停止]をクリックします。
アプリケーションを強制的に停止
実行中のアプリケーションを強制的に停止するにはこのアクションを使用します。
-
パネル上部で[停止]の隣で、
> [強制停止]をクリックします。
確認ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
Container Station により、指定したアクションが実行されます。
-
アプリテンプレート
QNAP-検証済テンプレートをデプロイする
Container Station はQNAP デバイスでの正しい動作が検証されたコンテナの一覧を提供します。ユーザーは、[アプリテンプレート]画面上の[QNAP-検証済テンプレート]タブからこれらのコンテナを簡単にデプロイできます。
- メニューで、[アプリテンプレート]に進みます。
- テンプレートを見つけます。
- [デプロイ]をクリックします。
コンテナのデプロイウィザードが開きます。Docker コンテナを作成する をご覧ください。
カスタムアプリテンプレートを追加する
- Container Station を起動します。
- メニュー上で、[環境設定]をクリックします。
- [アプリテンプレート]に進みます。
- [カスタムテンプレートを有効にする]を選択します。
- カスタムアプリテンプレートに URL を指定します。
- [適用]をクリックします。
Container Station が、カスタムアプリテンプレートを保存します。
カスタムテンプレートをデプロイする
Container Station ではユーザーは、コンテナの一覧をサードパーティのソースからインポートできます。そのコンテナは QNAP デバイスで正しく動作しない可能性があります。ユーザーは、[アプリテンプレート]画面上の[カスタムテンプレート]タブからこれらのコンテナを簡単にデプロイできます。
ユーザーはまず、カスタムテンプレートリポジトリを設定する必要があります。カスタムアプリテンプレートを追加する をご覧ください。
- メニューで、[アプリテンプレート]に進みます。
- [カスタムテンプレート]タブに進みます。
- テンプレートを見つけます。
- [デプロイ]をクリックします。
コンテナのデプロイウィザードが開きます。Docker コンテナを作成する をご覧ください。
レジストリ
イメージレジストリを追加する
Container Station は、Docker レジストリだけを追加できます。
- メニュー上で、[レジストリ]をクリックします。
-
[作成]をクリックします。
レジストリの追加ウィンドウが開きます。
-
レジストリを設定します。
設定
アクション
名前
レジストリを識別する名前を入力します。
URL
レジストリにアクセスするためのURLを入力します。
認証
レジストリにアクセスするために使用されるユーザー名とパスワードの指定を可能にします。
SSL 自己署名証明書を信頼する
信頼されている認証局 (CA) によって署名されていない SSL 証明書を信頼するように選択します。
- オプション:
[接続のテスト]をクリックします。
Container Station が、接続をテストします。
- [適用]をクリックします。
Container Station が、イメージレジストリを追加します。
レジストリを管理する
レジストリ画面では、既存の Docker イメージを管理し、カスタムレジストリを追加できます。
- メニュー上で、[レジストリ]をクリックします。
- 以下のタスクのいずれかを行います。
タスク
アクション
Docker Hub 認証を有効にする
-
Docker Hub セクションで、[認証] トグルを有効にします。
Docker Hub 認証を有効にするウィンドウが開きます。
-
ユーザー名とパスワードを指定します。
-
[適用]をクリックします。
Container Station が Docker Hub アカウントを接続します。
カスタムレジストリを編集
レジストリを確認してから、[アクション]カラムの
> [編集]をクリックします。
詳細は、イメージレジストリを追加する をご覧ください。
カスタムレジストリを削除
-
単一のレジストリを削除するには、[アクション]カラムの
> [削除]をクリックします。
-
複数のレジストリを削除するには、パネル上部から各レジストリを選択し、[アクション] > [削除]をクリックします。
Container Stationにより、指定したアクションが実行されます。
-
Kubernetes
Kubernetesを管理する
Container Stationには、スタンドアロンのライトウェイトK3sクラスターとオフィシャルKubernetes Web UI (ダッシュボード)が含まれています。K3sサーバーは、Dockerインスタンス内でローカルに実行される無設定のシングルノードクラスターです。Kubernetesを有効にすることで、Kubernetes上でパラレルに、そしてスタンドアロンコンテナとしてワークロードをデプロイできるようになります。
-
デフォルトのKubernetes API サーバーポートは 6443です。
-
利用可能なKubernetesウェブUIポートは、61000~62000です。
-
デフォルトのadmin-userアカウントが、Kubernetes Web UI管理用に作成されます。このアカウントには、Kubernetesのデプロイ中に管理者権限が付与されます。
Container Stationでコンテナを作成するにはいくつかの制限があります:
エリア |
制限 |
---|---|
一般 |
|
ネットワーキング |
|
ストレージ |
|
セキュリティ |
|
詳細 |
|
- メニュー上で、[Kubernetes]をクリックします。
- [K3s を有効にする]を選びます: 軽量 Kubernetes.
- オプション: [Kubernetes Web UI (ダッシュボード) をデプロイする]を選択します。
- オプション:
[Kubernetes システムコンテナを表示する]を選択します。
注:
有効化されると、Docker コマンド使用時に Kubernetes 内部コンテナが表示されます。
-
[適用]をクリックします。
Container Station が、Kubernetes ノードを有効にします。
Kubernetes を使用する
- メニュー上で、[Kubernetes]をクリックします。
-
以下のタスクのいずれかを行います。
タスク
アクション
kubeconfigファイルをダウンロードします
[kubeconfig.yaml]をクリックし、Kubernetesクラスターのkubeconfigファイルをダウンロードします。
Kubernetes ダッシュボードにアクセス
-
ダッシュボード URL をクリックします。
Kubernetes ダッシュボードが新しいタブ内で開きます。
-
以下の中から選びます。
-
トークン: 選択し、コピーされたベアラトークンを入力します
-
Kubeconfig: 選択し、ダウンロードされた kubeconfig YAML ファイルをアップロードします
-
-
[サインイン]をクリックします。
Kubernetes ワークロードページが表示されます。
ベアラトークンをコピー
-
Kubernetes ベアラトークンをクリックします。
デフォルトベアラトークンウィンドウが表示されます。
-
[コピー]をクリックします。
このトークンがクリップボードにコピーされます。
-
[閉じる]をクリックします。
Kubernetes をリセットします...
[Kubernetes クラスターのリセット]をクリックして、クラスターをリセットし、すべての Kubernetes リソースを削除します。
Kubernetes クラスターを無効にする
-
[K3s を有効にする]を無効にします軽量 Kubernetes.
-
[適用]をクリックします。
-
リソース管理
Container Stationでは、アプリケーションから抜けることなく、コンテナ、イメージ、ボリュームの管理ができます。
ボリュームを管理する
ボリューム画面では、ボリュームの作成、未使用ボリュームの剪定、一覧からのボリュームの削除、コンテナが使用しているボリュームの特定が行えます。
- メニュー上で、[ボリューム]をクリックします。
利用可能なボリュームの一覧が表示されます。
- 以下のタスクのいずれかを行います。
タスク
アクション
新しいボリュームを作成する
[作成]をクリックします。
ボリュームの作成ウィンドウが開きます。
ボリューム名を指定します。
[作成]をクリックします。
Container Stationにより、新しいボリュームが作成されます。
ボリュームを検査
一覧からボリュームを確認してから、[アクション]カラムの
> [検査]をクリックします。
関連するコンテナの確認
一覧からボリュームを確認してから、[アクション]カラムの
> [使用中のコンテナ]をクリックします。
ボリュームを使用するコンテナウィンドウが開きます。
未使用ボリュームをすべて削除する
パネル上部から、[アクション] > [剪定]をクリックします。
指定のボリュームを削除する
注:使用していないボリュームだけが削除対象となります。
-
単一のボリュームリを削除するには、[アクション]カラムの
> [削除]をクリックします。
-
複数のレジストリを削除するには、パネル上部からボリュームがボリュームを選択し、[アクション] > [削除]をクリックします。
Container Stationにより、指定したアクションが実行されます。
イベントログを管理する
Container Stationは、アプリケーション内で実行されるアクションをログします。ログをフィルターし、コピーをCSVファイルでダウンロードできます。
- メニュー上で、[イベント]をクリックします。
-
以下のタスクのいずれかあるいは複数を行います。
タスク
アクション
ログをフィルターする
パネル上部から、イベント重大度ボタンを1つか複数選びます。
すべてのイベントログを削除
-
パネル上部から、[アクション] > [すべて消去]をクリックします。
すべてイベントの消去ウィンドウが開きます。
-
[はい]をクリックします。
ログをCSVファイルとしてダウンロードする
パネル上部から、[アクション] > [ダウンロード]をクリックします。
-
Container Station により、指定したアクションが実行されます。
デバッグレポートをダウンロードする
-
ツールバーで、
をクリックします。
- [デバッグレポート]に進みます。
Container Station が、ダウンロードのためにデバッグレポートを準備します。
環境設定
ネットワーク設定を管理する
ネットワーク設定セクションでは、コンテナを使用するために利用可能なIPアドレスの範囲を設定できます。利用可能な3つのブリッジネットワークが設定できます。
-
lxcbr0: Docker コンテナにネットワークアクセスを提供します。
-
lxdbr0: LXDコンテナにネットワークアクセスを提供します。
-
docker0: 依存関係のあるアプリケーションのコンテナに対するネットワークアクセスを提供します。
- メニュー上で、[環境設定]をクリックします。
- [ネットワーク設定]に進みます。
- 左パネルからブリッジネットワークを見つけます。
-
ネットワーク設定を構成します。
設定
アクション
IP アドレス / ネットワーク
IP アドレスと CIDR を入力し、IP アドレスの範囲を定めます。
プライマリ DNS サーバー
DNS サーバーの IP アドレスを入力します。
セカンダリ DNS サーバー
任意:バックアップ DNS サーバーのIPアドレスを入力します。
- [適用]をクリックします。
Container Station が、ネットワーク設定を保存します。変更をネットワークに反映させるには、Container Station を再起動する必要があります。
ネットワーク設定をリセットするには、[リセット]をクリックします。
Docker 証明書をダウンロードする
Docker 証明書は、別のデバイスからContainer Station Docker サービスにアクセスする場合に安全な接続を確立します。
Docker (ポート: 2376) および NAS ( デフォルトポート: 8080、443 ) でポートフォワーディングを有効にする必要があります。
Docker証明書を手動で更新するには、更新をクリックします。Docker 証明書を更新すると、自動的に Docker コンテナが再起動します。
- メニュー上で、[環境設定]をクリックします。
- [証明書]に移動します。
- オプション:
ドメイン名情報を設定します。
- リモートアクセスのために指定のドメイン名 (myQNAPcloud など) を使用している場合は、それを[ドメイン名]フィールドに入力します。
- [適用]をクリックします。
-
[ダウンロード]をクリックします。
Container Station が、ダウンロードのために Docker 証明書を準備します。
- デバイスで、コマンドを使用して[抽出コマンド]フィールドから Docker 証明書ファイルを解凍します。
- コマンドを使用して[環境変数]フィールドから Docker 環境を設定します。
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