HybridMount


最終更新日: 2020-12-26

HybridMountについて

HybridMountは、パブリッククラウドサービスとリモートデバイスのリモートマウントによってクラウドストレージへのアクセスを低遅延にするQNAPアプリケーションです。HybridMountでユーザーは、クラウドサービスのキャッシングも使用できます。


はじめに

  1. HybridMountをNASにインストールします。

    詳細は、HybridMountのインストールをご覧ください。

  2. リモートマウントを作成します。

    詳細は、以下のトピックをご覧ください。

インストール

可用性と要件

  • HybridMountQNAP App Centerから入手できます。

  • HybridMountQTSバージョン4.4.1以降のQNAP NASで動作します。

  • HybridMountでキャッシュ領域を作成するためには少なくとも20GBのストレージ領域が必要です。

HybridMountのインストール

重要:

HybridMountをインストールする前に、NAS上にシステムボリュームが設定されていることを確認してください。詳細は、『QTS ユーザーガイド』の「ボリューム」セクションをご覧ください。

  1. 管理者としてQTSにログインします。
  2. [App Center]に進んでから、 をクリックします。

    検索ボックスが現れます。

  3. 種類[HybridMount]をタイプしてから、[ENTER]

    検索結果にHybridMountアプリケーションが表示されます。

  4. [インストール]をクリックします。

    インストレーションウィンドウが開きます。

  5. HybridMountをインストールするボリュームを選択します。
  6. [OK]をクリックします。

    QTSHybridMountをインストールします。

概要

概要画面は、ライセンスされている接続の使用済分と合計の数、キャッシュ領域の情報、マウントされているクラウドサービスとリモートデバイスに関する情報を表示します。この画面では、ライセンスの購入、ファイルクラウドゲートウェイやリモートマウントの作成ができます。

注:

マウントしたクラウドサービスのキャッシングを使用するには、ファイルクラウドゲートウェイ経由でリモートマウントを作成する必要があります。

マウントモード

HybridMountには、NAS上にハイブリッドクラウド環境を作成するのに役立つ2つのマウントモードがあります。

モード

説明

ファイルクラウドゲートウェイ

ファイルクラウドゲートウェイモードを使用することで、クラウドサービスをマウントし、ファイルステーション内のデータにSMB、NFS、WebDAV、FTPなどのプロトコルでアクセスできるようになります。

ファイルクラウドゲートウェイモードにより、シックキャッシュ領域を作成し、マウントしたクラウドサービスのキャッシングを利用できます。

注:

HybridMountは、シックキャッシュ領域の作成だけが可能です。

ファイルクラウドゲートウェイを使用したクラウドサービスのマウントに関する詳細は、ファイルクラウドゲートウェイによるクラウドサービスのマウントをご覧ください。.

ネットワークドライブマウント

ネットワークドライブマウントモードにより、クラウドサービスおよびリモートデバイスをマウントし、File Station 内のデータにアクセスできます。

リモートデバイスのマウントに関する詳細は、「Mounting a Remote Device」をご覧ください。

マウント管理

マウント管理画面には、マウントされているクラウドサービスおよびリモートデバイスがすべて表示され、設定オプションにアクセスできます。

クラウドサービス

クラウドサービス画面では、クラウドサービス接続すべてを見ることができます。この画面では、接続の有効・無効化、接続速度のテスト、接続情報の表示、接続のキャッシュファイルリストの更新、接続設定の編集、接続の削除が行えます。

HybridMountは、次のクラウドサービスのマウントをサポートします。

  • AlibabaクラウドOSS

  • Amazonドライブ

  • Amazon S3

  • Azureストレージ

  • Backblaze B2

  • Box

  • Catalyst Cloud

  • Cynny Space

  • DigitalOcean

  • DreamObjects

  • Dropbox

  • Googleクラウドストレージ

  • Googleドライブ

  • hicloud S3

  • HiDrive

  • HKT

  • HuaweiクラウドOBS

  • IBM クラウド

  • luckycloud S3

  • Microsoft OneDrive

  • OneDrive for Business

  • Oracleクラウド

  • QCloud IT

  • Qiniu

  • Rackspace

  • S3互換

  • SharePoint

  • Swift

  • Wasabi

  • WebDav クラウド/サーバー

  • Yandex Disk

ファイルクラウドゲートウェイによるクラウドサービスのマウント

ファイルクラウドゲートウェイモードにより、クラウドサービスをマウントし、シックキャッシュ領域を作成してキャッシングを利用できます。

重要:
  • キャッシングを使用する接続ごとのHybridMountライセンスが必要です。HybridMountには無料ライセンスがふたつ付属します。追加のライセンスはライセンスセンターで購入してください。

  • キャッシングを使うと、QTSまたはその他のアプリケーションがクラウドストレージ上のファイルにアクセスできるようになります。これらのファイルはデバイスのキャッシュ領域にダウンロードされます。お使いのクラウドサービスプロバイダーによっては、データ転送に費用がかかる場合があります。

  1. HybridMountを開きます。
  2. [リモートマウントの作成]をクリックします。

    ダイアログボックスが表示されます。

  3. [ファイルクラウドゲートウェイの作成] をクリックします。

    ファイルクラウドゲートウェイウィザードが表示されます。

    ヒント:

    既存のファイルクラウドゲートウェイがない場合は、概要キャッシュ領域の下にある [ファイルクラウドゲートウェイの作成] ボタンをクリックしてそのウィンドウにアクセスすることもできます。

  4. クラウドサービスを選択します。
  5. 選択したクラウドサービスを設定します。
    重要:

    選択したクラウドサービスプロバイダーによっては、サードパーティインターフェイスを通じてログイン、認証、設定を行う必要があります。

  6. 1~64 文字の接続名を指定します。
  7. アクセス先フォルダーを選択します。
    • すべてのフォルダー: すべてのフォルダーを選択

    • ひとつのフォルダー: ひとつのフォルダーを選択

    • 複数のフォルダー: いくつかのフォルダーを選択

  8. アップロードポリシーを選択します。

    ポリシー

    説明

    競合を確認し、ローカルファイルの名前を変更する

    ファイルをアップロードする前に、HybridMountは、クラウド上に他のユーザーによって変更されたファイルがあるかどうかをチェックします。変更されたファイルがある場合、HybridMountは変更されたファイルのローカルバージョンをアップロードする前にその名前を変更し、クラウド内での重要な変更が上書きされないようにします。

    重要:
    • このオプションを選択すると、アップロード速度に影響する場合があります。

    • クラウド上のファイルをチェックするにはそのためのコストがかかる場合があります。

    確認しないでファイルを更新する

    HybridMountは、クラウド内にあるファイルをそれを変更するかどうかを確認せずに上書きします。

    このオプションは、他のユーザーがこのクラウドサービスアカウントにアクセスしない場合に推奨されます。このオプションを選ぶと効率性が最大になります。

  9. オプション:ファイルリスト更新スケジュールを設定します。

    このオプションにより、キャッシュされているファイルのリストを自動的に更新するスケジュールを設定できます。

    注:

    このオプションは、いくつかのクラウドサービスでは利用できません。

    1. [ファイルリストの予約アップデートを有効にする]を選択します。
      注:

      ファイルリストが作成された時にスケジュールされた更新が無効である場合、HybridMountは更新を一度だけ行います。ファイルリストはマウント管理において手動で更新できます。

    2. 頻度、日、期間を選択します。
  10. オプション:システムプロキシ設定を使用を有効にします。
  11. [次へ] をクリックします。
  12. キャッシュ領域を作成します。
    1. キャッシュ領域用のストレージプールを選択します。
    2. キャッシュ領域の容量を指定します。
    3. スライダーをクリックしてドラッグし、割り当てるキャッシュ領域の比率を変更します。
      • 最大予約キャッシュ::予約キャッシュ:に使用可能な最大領域。予約キャッシュは、高優先度ファイル専用のキャッシュ領域で、常にローカルキャッシュ領域に置かれます。

      • 最大書き込みキャッシュ:書き込みキャッシュ:に使用可能な最大領域。

      • 最小読み取りキャッシュ:読み取りキャッシュ:に使用可能な最小領域。

  13. 自動ダウンロード設定を選択します。
    • 最近編集されたファイルすべてをプリダウンロード: 最近編集されたファイルすべてを自動的にダウンロードします

    • ローカルキャッシュに保存された新しいバージョンをダウンロード: ローカルキャッシュに保存された既存ファイルのうち変更されたバージョンだけを自動的にダウンロードします

    • 自動ダウンロードを無効化 (ファイルはアクセスされている場合のみダウンロードされます): ファイルの自動ダウンロードを行いません

  14. [作成] をクリックします。

    作成のまとめが表示されます。

  15. [閉じる]をクリックします。
    ヒント:

    さらにクラウドサービスやリモートデバイスをマウントするには、[さらに作成]をクリックします。

  16. [閉じる]をクリックします。

マウント済クラウドサービスは、HybridMount内のクラウドサービス画面とFile Station 内に共有フォルダーとして表示されます。

ファイルクラウドゲートウェイモードを使用してマウントされたクラウドストレージは、同様に共有フォルダーとしてみなされ、コントロールパネルの 共有フォルダー設定を編集できます。

ファイルクラウドゲートウェイウィザード

ファイルクラウドゲートウェイ接続に対する以下のアクションのいずれも[マウント管理] > [クラウドサービス]画面から実行できます。

アクション

手順

マウントされたクラウドサービスに再接続する

をクリックします。

重要:

選択したクラウドサービスプロバイダーによっては、サードパーティインターフェイスを通じてログイン、認証、設定を行う必要があります。

キャッシュ領域情報の表示

をクリックします。

キャッシュ領域ウィンドウが表示されます。

キャッシュ領域ウィンドウでは、その位置、総容量、割当てられた読み、書き、予約済みキャッシュ、空き領域といったキャッシュ領域の状態がリアルタイムで表示されます。過去 7 日間で使用されたストレージ領域の割合も表示されます。

ヒント:

キャッシュ領域の管理をクリックし、ストレージとスナップショット内でキャッシュ領域の詳細を表示します。

詳細キャッシュ設定

  1. をクリックします。

    キャッシュ領域ウィンドウが表示されます。

  2. [キャッシュの詳細設定]をクリックします。

  3. スライダーをクリックしてドラッグし、最大予約キャッシュ最大書き込みキャッシュ最小読み取りキャッシュに割り当てられたキャッシュ領域の比率を変更します。

  4. オプション:[自動ダウンロード設定] を選択します。

  5. [適用]をクリックします。

接続情報の表示

  1. [その他]をクリックします。

  2. [情報]を選択します。

    接続情報が表示されます。

接続用のキャッシュファイルの一覧を更新

  1. [その他]をクリックします。

  2. [今すぐ更新]を選択します。

注:

このオプションは、オブジェクトクラウドストレージ接続でのみ利用できます。

接続設定の編集

  1. [その他]をクリックします。

  2. [編集]を選択します。

    マウントを編集ウィンドウが表示されます。

  3. 設定を変更します。

  4. [適用]をクリックします。

ファイルアップロード情報の表示

  1. [その他]をクリックします。

  2. [アップロード]を選択します。

    アップロードウィンドウが開きます。

    このウィンドウから各ファイルのアップロードステータスやアップロードエラーの一覧を見ることができます。

注:

このオプションは、ファイルクラウドゲートウェイモードでマウントされたクラウドサービスに対してのみ有効です。

スピードテストの実施

  1. [その他]をクリックします。

  2. [スピードテスト]を選択します。

    スピードテストウィンドウが表示されます。

  3. [スピードテスト]をクリックします。

    システムがスピードテストを実施し、その結果を表示します。

    ヒント:

    もう一度スピードテストを実施するには、再度[スピードテスト]をクリックします。

  4. [閉じる]をクリックします。

キャッシュ優先度設定の変更

  1. [その他]をクリックします。

  2. [キャッシュ優先度]を選択します。

    キャッシュ優先度ウィンドウが表示されます。

  3. キャッシュフォルダーの優先度の設定使用頻度の低いフォルダーの優先度を下げることにより、キャッシュボリュームを効率的に利用できるようになります。

    1. キャッシュフォルダーをクリックします。

    2. 優先度を選択します。

      • 常に予約キャッシュに保存する:ファイルは常にローカルキャッシュに保持されます。

      • 通常:もっともアクセスの少ないファイルが先に削除されます。

      • 低優先度:このファイルが先に削除されます。

  4. [適用]をクリックします。

キャッシュフォルダーの権限を変更

  1. [その他]をクリックします。

  2. [ファイル共有パーミッション]を選択します。

    共有フォルダー権限の編集ウィンドウが[コントロールパネル] > [権限] > [共有フォルダー]に表示されます。

  3. フォルダーの権限を変更します。

  4. [適用]をクリックします。

    確認のメッセージが表示されます。

  5. [はい]をクリックします。

ネットワークドライブマウントモードに切り替えます

ネットワークドライブマウントモードに切り替えることで、接続に対するキャッシュを削除できます。

警告:

キャッシュを削除するとキャッシュのデータはすべて削除されます。

  1. [その他]をクリックします。

  2. [ネットワークドライブマウントモードへ切り替え] をクリックします。

    確認のメッセージが表示されます。

  3. [OK]をクリックします。

接続の削除

  1. [その他]をクリックします。

  2. [削除]を選択します。

    確認のメッセージが表示されます。

  3. [はい]をクリックします。

ネットワークドライブマウントによるクラウドサービスのマウント

  1. HybridMountを開きます。
  2. [リモートマウントの作成]をクリックします。

    ダイアログボックスが表示されます。

  3. [ネットワークドライブマウントの作成] をクリックします。

    ネットワークドライブマウントウィザードが表示されます。

  4. [クラウドサービス]を選択します。
  5. クラウドサービスを選択します。
  6. 選択したクラウドサービスを設定します。
    重要:

    選択したクラウドサービスプロバイダーによっては、サードパーティインターフェイスを通じてログイン、認証、設定を行う必要があります。

  7. 1~64 文字の接続名を指定します。
  8. [作成] をクリックします。

    作成のまとめが表示されます。

  9. [閉じる]をクリックします。
    ヒント:

    さらにクラウドサービスやリモートデバイスをマウントするには、[さらに作成]をクリックします。

マウント済クラウドサービスは、HybridMount内のクラウドサービス画面とFile Station 内にネットワークドライブとして表示されます。

ネットワークドライブマウントのアクション

ネットワークドライブマウント接続に対する以下のアクションのいずれも[マウント管理] > [クラウドサービス] 画面から実行できます。

アクション

手順

接続情報の表示

  1. [その他]をクリックします。

  2. [情報]を選択します。

    接続情報が表示されます。

接続設定の編集

  1. [その他]をクリックします。

  2. [編集]を選択します。

    マウントを編集ウィンドウが表示されます。

  3. 設定を変更します。

  4. [適用]をクリックします。

スピードテストの実施

  1. [その他]をクリックします。

  2. [スピードテスト]を選択します。

    スピードテストウィンドウが表示されます。

  3. [スピードテスト]をクリックします。

    システムがスピードテストを実施し、その結果を表示します。

    ヒント:

    もう一度スピードテストを実施するには、再度[スピードテスト]をクリックします。

  4. [閉じる]をクリックします。

ファイルクラウドゲートウェイモードに切り替えます

ファイルクラウドゲートウェイモードに切り替えることで、接続用のキャッシュ領域を作成し、使用することができます。

重要:
  • キャッシングを使用する接続ごとのHybridMountライセンスが必要です。HybridMountには無料ライセンスがふたつ付属します。追加のライセンスはライセンスセンターで購入してください。

  • キャッシングを使うと、QTSまたはその他のアプリケーションがクラウドストレージ上のファイルにアクセスできるようになります。これらのファイルは NAS のキャッシュ領域にダウンロードされます。お使いのクラウドサービスプロバイダーによっては、データ転送に費用がかかる場合があります。

警告:

切り替えモードは、接続を一時的にアンマウントしてから再マウントします。これによ進行中の処理が失敗する可能性があります。

  1. [その他]をクリックします。

  2. [ファイルクラウドゲートウェイモードへ切り替え] をクリックします。

    確認のメッセージが表示されます。

  3. [確定]をクリックします。

  4. ファイルクラウドゲートウェイウィザードが表示されます。

  5. オプション:クラウドサービスのアップロードポリシーを変更します。

    • 競合を確認し、ローカルファイルの名前を変更する:ファイルをアップロードする前に、HybridMountは、クラウド上に他のユーザーによって変更されたファイルがあるかどうかをチェックします。変更されたファイルがある場合、HybridMountは変更されたファイルのローカルバージョンをアップロードする前にその名前を変更し、クラウド内での重要な変更が上書きされないようにします。

      重要:
      • このオプションを選択すると、アップロード速度に影響する場合があります。

      • クラウド上のファイルをチェックするにはそのためのコストがかかる場合があります。

    • 確認しないでファイルを更新するHybridMountは、クラウド内にあるファイルをそれを変更するかどうかを確認せずに上書きします。

      このオプションは、他のユーザーがこのクラウドサービスアカウントにアクセスしない場合に推奨されます。このオプションを選ぶと効率性が最大になります。

  6. オプション:ファイルリスト更新スケジュールを設定します。

    このオプションにより、キャッシュされているファイルのリストを自動的に更新するスケジュールを設定できます。

    注:

    このオプションは、いくつかのクラウドサービスでは利用できません。

    1. [ファイルリストの予約アップデートを有効にする]を選択します。

      注:

      ファイルリストが作成された時にスケジュールされた更新が無効である場合、HybridMountは更新を一度だけ行います。ファイルリストはマウント管理において手動で更新できます。

    2. 頻度、日、期間を選択します。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. キャッシュ領域を作成します。

    1. キャッシュ領域用のストレージプールを選択します。

    2. キャッシュ領域の容量を指定します。

      ボリュームタイプによってキャッシュ領域容量の最大値が決まります。

    3. スライダーをクリックしてドラッグし、割り当てるキャッシュ領域の比率を変更します。

      • 最大予約キャッシュ::予約キャッシュ:に使用可能な最大領域。予約キャッシュは、高優先度ファイル専用のキャッシュ領域で、常にローカルキャッシュ領域に置かれます。

      • 最大書き込みキャッシュ:書き込みキャッシュ:に使用可能な最大領域。

      • 最小読み取りキャッシュ:読み取りキャッシュ:に使用可能な最小領域。

  9. [適用]をクリックします。

    マウント済クラウドサービスは、HybridMount内のクラウドサービス画面とFile Station 内に共有フォルダーとして表示されます。

    ネットワークドライブマウントモードを使用してマウントされたクラウドストレージは、同様に共有フォルダーとしてみなされ、コントロールパネルの [共有フォルダー] 設定を編集できます。

接続の削除

  1. [その他]をクリックします。

  2. [削除]を選択します。

    確認のメッセージが表示されます。

  3. [はい]をクリックします。

キャッシュの状態

各ファイルクラウドゲートウェイ接続のキャッシュの状態は、マウント管理 > クラウドサービス画面で確認できます。

状態

説明

キャッシュファイルの一覧が更新されています。

HybridMountがキャッシュファイルの一覧を更新しています。

キャッシュファイルの一覧を更新している間にエラーが起きました。

リモートデバイス

リモートデバイス画面では、すべてのリモートデバイス接続を見ることができます。この画面上では、オーナーごとの接続、接続の有効または無効、接続状態、ホスト名またはIPアドレス、その他の情報が表示され、接続設定の編集や接続の削除が行えます。

リモートドライブのマウント

  1. HybridMountを開きます。
  2. [リモートマウントの作成]をクリックします。

    ダイアログボックスが表示されます。

  3. [ネットワークドライブマウントの作成] をクリックします。

    ネットワークドライブマウントウィザードウィンドウが表示されます。

  4. [リモートデバイス] を選択します。

    リモートデバイス設定が表示されます。

  5. 次のアクションのいずれかを実行します。

    アクション

    手順

    デバイスを手動で指定

    デバイスのIPアドレス、ホスト名、webDAV URLを指定します。

    デバイスを選択

    1. 表からリモートデバイスを選択します。

      ヒント:

      をクリックし、デバイスをリストを更新します。

    2. アカウント名を指定します。

    3. パスワードを指定します。

    4. [接続]をクリックします。

    ヒント:

    [ホストを変更]をクリックし、別のリモートデバイスを指定します。

  6. プロトコルを選択します。

    プロトコル

    説明

    ユーザー操作

    CIFS/SMB

    Microsoft Networking (CIFS/SMB) はオンラインストリーミングとサムネイル表示をサポートします。これは、ローカルネットワーク全体で、あるいは NAS が VPN サービスで接続されている場合にひとつのフォルダーをマウントできるようになります。

    1. アカウント名を指定します。

    2. パスワードを指定します。

    3. 宛先フォルダーを指定します。

    4. 接続名を指定します。

    5. [マルチメディア再生とサムネイル再生をサポートする]を選択します。

      注:
      • システムはリモートデバイス上にサムネイルを生成し、それらにストレージ領域を割り当てます。

      • リモートデバイスがQNAP NASの場合、それはQTS 4.2かそれ以降が実行中である必要があります。

    6. オプション:このマウント済フォルダーへの共有アクセスを有効にします。

    FTP

    FTPにより、リモートフォルダーをNASにマウントできるようになり、リモートデータへのアクセスが容易になります。FTPルートフォルダーかまたはFTPルートフォルダー内の特定のサブフォルダーをマウントできます。

    1. 文字エンコーディングオプションを選択します。

    2. ポート番号を指定します。

    3. アカウント名を指定します。

    4. パスワードを指定します。

    5. 宛先フォルダーを選択します。

    6. 接続名を指定します。

    SFTP

    SFTPにより、リモートフォルダーをNASにマウントできるようになり、SSHでリモートデータへのアクセスがセキュアになります。

    1. ポート番号を指定します。

    2. アカウント名を指定します。

    3. パスワードを指定します。

    4. 宛先フォルダーを選択します。

    5. 接続名を指定します。

    WebDAV

    WebDAV によるファイルアクセスは、ウェブページからファイルをダウンロードするのに似ていて、同じトンネルを使用します。これによってひとつのフォルダーがローカルネットワークを介して、あるいはインターネット越しにマウントできるようになります。WebDAV は HTTP プロトコルを使用し、同じ HTTP ポートを使用します。

    1. ポート番号を指定します。

    2. アカウント名を指定します。

    3. パスワードを指定します。

    4. 宛先フォルダーを選択します。

    5. 接続名を指定します。

    NFS

    Network File System (NFS) は、リモートデバイス上のファイルにローカルファイルと同様なアクセスを可能にします。

    1. 宛先フォルダーを指定します。

    2. 接続名を指定します。

    3. オプション:このマウント済フォルダーへの共有アクセスを有効にします。
  7. オプション:[切断された時にデバイスの他のIPとの接続を自動的に行う]を選択します。
    注:

    このオプションは、リストからデバイスを選択した場合にのみ利用可能です。

  8. [作成] をクリックします。

    作成のまとめが表示されます。

  9. [閉じる]をクリックします。
    注:

    さらリモートデバイスをマウントするには、[さらに作成]をクリックします。

マウント済デバイスは、HybridMount内のリモートデバイス画面とファイルステーション内にネットワークドライブとして表示されます。

リモートデバイスの動作

以下のアクションのいずれもマウント管理 > リモートデバイス画面から実行できます。

アクション

手順

接続情報の表示

  1. [その他]をクリックします。

  2. [情報]を選択します。

    接続情報が表示されます。

接続を編集する

  1. [その他]をクリックします。

  2. [編集]を選択します。

    マウントを編集ウィンドウが表示されます。

  3. 設定を変更します。

  4. [適用]をクリックします。

共有フォルダーのアクセスを有効化します

  1. [その他]をクリックします。

  2. [共有フォルダーのアクセスを有効化] を選択します。

注:

このオプションは、CIFS/SMBおよびNFS接続でのみ利用できます。

共有フォルダーのアクセスを無効化します

  1. [その他]をクリックします。

  2. [共有フォルダーのアクセスを無効化] を選択します。

注:

このオプションは、CIFS/SMBおよびNFS接続でのみ利用できます。

接続の削除

  1. [その他]をクリックします。

  2. [削除]を選択します。

    確認のメッセージが表示されます。

  3. [はい]をクリックします。

接続の有効化、無効化

  1. HybridMountを開きます。
  2. [マウント管理] に進みます。
  3. [クラウドサービス] または[リモートデバイス] をクリックします。
  4. [接続名]の下で、有効化または無効化する接続を見つけます。
  5. トグルスイッチをクリックします。

接続ステータス

接続状態はマウント管理画面で確認できます。

状態

説明

無効

接続は無効になっています。

失敗

HybridMountがリモートデバイスあるいはクラウドサービスに接続できませんでした。

不正

接続設定にエラーがあり、再マウントが必要です。

マウント済み

クラウドサービスまたはリモートデバイスがマウントされ、使用可能です。

マウント中

HybridMountが接続を作成して、それをマウントしています。

ログ

ログタイプ

説明

マウントログ

これらのログには、正常にマウントされたリモートデバイスとクラウドサービスすべての概要が含まれています。マウントログ画面では、オーナーによって最新の 200 個までのログを表示させ、削除ができます。デバイスやクラウドサービスを再度マウントすることもできます。

スピードテストのログ

これらのログには、マウントされているそれぞれの接続に対して実行されるスピードテストの全ログが含まれます。スピードテストログ画面では、オーナーによって 50 個の最新ログを表示させ、削除ができます。

イベントログ

これらのログには、キャッシュ関連の全イベントの概要が含まれています。イベントログ画面では、重大度レベルごとにログを表示したり、キーワードを使ってログを検索できます。

通知設定を変更することもできます。詳細は、『QTS ユーザーガイド』の「通知センター」セクションをご覧ください。

ライセンス

ライセンス画面ではライセンスの詳細を見ることができます。

HybridMountライセンスを購入するには[ライセンスの購入]をクリックします。ライセンスの表示と購入ができるQNAP Software Storeへリダイレクトされます。

権限

権限画面では、HybridMountのアクセス権限を変更できます。

HybridMountアクセス権限の変更

  1. HybridMountを開きます。
  2. [権限]をクリックします。
  3. オプションを選択します。

    オプション

    説明

    管理者

    HybridMountにアクセスできるのは管理者だけです。

    管理者グループ

    HybridMountにアクセスできるのは管理者グループのメンバーだけです。

    特定のユーザー

    HybridMountにアクセスできるのは特定のユーザーだけです。

    1. ローカルユーザーまたはドメインユーザーを選びます。

    2. ユーザーを選択します。

  4. [適用]をクリックします。

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