QHora ルーターの LAN ポートすべてに同じ IP アドレスを設定する方法


最終更新日: 2023-02-06

該当製品

  • QHora-301W
  • QHora-321
  • QHora-322

シナリオ

QHora シリーズには、SD-WAN サービスである QuWAN が装備されており、WAN ポートと LAN ポートに他のルーターにはない少し変わった設定を施すことができます。デフォルトでは、ポート1つが WAN ポート、その他がすべて LAN ポートになります。

各 LAN ポートは、独自の IP アドレスとサブネットをもつように設定します。たとえば、LAN ポート2 の IP アドレスを192.168.100.1に、LAN ポート3 の IP アドレスを192.168.101.1にします。

これに対し、ブリッジ設定にすることで、すべての LAN ポートに同じ IP アドレスを設定することが可能です。


手順

  1. QuRouter にログインします。
  2. [ネットワーク] > [ブリッジ設定]に移動します。
  3. [ブリッジの追加]をクリックします。
  4. インターフェイスの説明を入力します。
  5. MTU値を576~9000の間で指定します。
  6. リストから利用可能なインターフェイスを1つ以上選択します。
  7. をクリックします。
  8. Ipv4 アドレス割り当てを設定します。
    設定ユーザーのアクション
    固定 IP アドレス固定 IP アドレスを指定します。
    サブネットマスクIPアドレスを分割するサブネットマスクを指定します。
    スパニングツリープロトコル (STP) を有効にする有効にしてネットワーク ループを回避します。
    DHCP サーバーを有効にするDHCP サーバー設定を行います。
    • 開始 IP アドレス:DHCPクライアントに割り当てられている範囲内の開始 IP アドレスを指定します。
    • 終了 IP アドレス:DHCPクライアントに割り当てられている範囲内の終了 IP アドレスを指定します。
    • リース時間:IP アドレスが DHCP クライアントに割り当てられている時間を指定します。リース期間が切れるとその IP アドレスは他のクライアントに使用されます。
    • DNSサーバー設定を行います。
      • 固定IPアドレスを使用:固定 IP アドレスで割り当てられたものと同じ IP アドレスを使用する場合に選択します。
      • 手動:DNS サーバーの IP アドレスを手動で設定します。
    予約済み IP テーブル
    1. [追加]をクリックして予約済み IP テーブルを設定します。
    2. 以下を指定します。
      • デバイス名
      • IP アドレス
      • MAC アドレス
    3. をクリックします。
  9. IPv6 アドレス割り当てを設定します。
    1. [IPv6]をクリックします。
    2. [IPv6 を有効にする]をクリックします。
    3. ドロップダウンリストから送信 WAN インターフェイスを選択します。
    4. IPv6 の IP アドレスプレフィックスを指定します。
    5. ドロップダウンリストからプレフィクス長を選択します。
    6. リンク上のインタフェースを識別するためにインターフェイス識別子を選択します。
      設定ユーザーのアクション
      インタフェース識別子以下の中から選びます。
      • EUI-64: IPv6 ホストアドレスを自動的に構成するために、Extended Unique Identifier (EUI-64) を選択します。
      • 手動:IPv6 ホストアドレスを設定するためにインターフェイス ID を指定します。
    7. ドロップダウンリストからクライアント IPv6 アドレシングモードを割り当てます。
      設定説明
      IPv6 アドレシングモード以下の中から選びます。
      • ステートフル:ステートフル DHCPv6 あるいはマネージドモードにより、ユニークな IPv6 アドレスを各クライアントに手動で割り当てられるようになります。
      • ステートレス:ステートレス DHCPv6 モードは、リース期間を含む追加 IPv6 情報を入力できるようにしますが、各クライアントにはユニークな IPv6 アドレスが自動的に割り当てられます。
      • SLAAC+RDNSS:ステートレスアドレスオートコンフィグレーション (SLAAC) をリカーシブ DNS サーバー (RDNSS) と共に使用すると、ユーザーは IPv6 プレフィックスに基づく IP アドレスを手動で割り当てることができ、ドメイン名を解決するためにリカーシブクエリを使用できます。
      • 無効:IPv6 クライアントアドレシングを無効にします。
      注意

      ブリッジ設定を解除するには、[ネットワーク] > [ブリッジ]に進み、 をクリックします。

      注意

      LAN ポートのブリッジ設定を削除する前に、以下の手順で QuRouter にアクセスできることを確認してください。

      • コンピューターをルーターの LAN ポート2 に接続します。他の LAN ポートは無効にします。
      • [システム] > [アクセス制御] > [アクセス制御設定]に進みます。
      • 遠隔管理を有効にします。
      • 遠隔管理の有効化]をクリックし、WAN IP アドレスを用いてルーターにアクセスします。
      • [NAT/ファイアウォール] > [ファイアウォール ルール]に進み、すべてのファイアウォール ルールを削除します。

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