QNAP NAS 上の WebDAV 共有フォルダーへの Windows 7 からの接続
最終更新日:
2018-11-22
Windows 7のセキュリティ対策により、デフォルトではユーザーによるWindows 7からWebDAVフォルダーへの接続はできなくなっています。QNAP NAS上のWebDAV共有フォルダーにWindows 7から接続するには、次のいずれかの方法を選択してください。
- Windows 7のセキュリティレベルを下げる。
- 完全に信頼されたSSL接続を使用する。
Windows 7のセキュリティレベルを下げる
- レジストリエディタを開きます。
- 「スタート」 > 「ファイル名を指定して実行」に進みます。
- 「regedit」と入力します。
- 「OK」をクリックします。
- ユーザーアカウントのコントロールウィンドウが表示された場合は「はい」をクリックします。
レジストリエディタが開きます。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlset\services\WebClient\Parameters を探します。
- 「BasicAuthLevel」を選択します。
- 値を「2」に変えます。
- コンピューターを再起動します。
- Windows 7からWebDAVフォルダーに接続します。
完全に信頼されたSSL接続を使用する
完全に信頼されたSSL接続を用いればWebDAVフォルダーに接続できます。以下の事項が必要です。
- NASへのセキュア接続を有効にします。
- QTSにログインします。
- 「コントロールパネル」 > 「アプリケーション」 > 「Webサーバー」に進みます。
- 「Webサーバを有効にする」を選択します。
- 「セキュア接続 (HTTPS) を有効にする」を選択します。
- オプション:新しいポート番号を入力します。
- 「適用」をクリックします。
- 既存のSSL証明書をインポートします。
- 「コントロールパネル」 > 「システム」 > 「セキュリティ」 > 「証明書 & 秘密キー」に進みます。
- 「証明書を交換」をクリックします。
証明書を交換ウィンドウが表示されます。 - 「証明書をインポート」を選択します。
- 「次へ」 をクリックします。
- 証明書をインポートします。
- 秘密キーをインポートします。
- 「適用」をクリックします。
注記
- NASは信頼されたルート認証局 (Trusted Root Certificate Authority) 発行のSSL証明書を使用する必要があります。
- SSL証明書はNASに接続するために用いられている完全修飾ドメイン名 (FQDN) と同じ名前を使用する必要があります。
- WebDAVは接続時にそれと同じFQDN名を使用します。