Virtualization Station で仮想ハードドライブを追加および拡張する方法

最終更新日: 2021-10-05

はじめに

仮想マシン (VM) はしばしば、アプリケーションサービスの実行時に増大するデータを収容するためにより多くのストレージ領域が必要になります。

Virtualization Station はユーザーに対し、増大するストレージニーズに適合するために必要に応じて、仮想ハードドライブを追加、あるいは既存のハードドライブを拡張することを許します。

仮想ハードディスクを Virtualization Station に追加する

NAS にログインします。
Virtualization Station を開きます。
新しい仮想ハードディスクを追加する VM を選択します。
［設定］をクリックします。
［デバイスの追加］をクリックします。

デバイスの追加ウィンドウが開きます。
追加するデバイスを設定します。
1. ［デバイスタイプ］の下の［ハードディスク］を選びます。
2. ［コントローラー］を選びます。
  ヒント：それは、IDE、SCSI、SATA、VIRTIO のいずれかです。
3. キャッシュモードを選択します。
  ヒント：QTS では、これは None、Writeback、Writethrough、Force Writeback のいずれかです。QuTS hero では、これは Writeback、Writethrough、Force Writeback のいずれかです。
4. HDD Image に対し、新しいイメージを作成するか、既存イメージを使用するかを選びます。
5. 仮想ハードドライブイメージを保存するために、［場所］を選びます。
6. 仮想ハードドライブイメージに対し、［サイズ］を割り当てます。
［OK］をクリックします。
仮想ハードドライブが作成され、VM に追加されます。

仮想ハードディスクを Windows で初期化する

VMを起動します。
［コンソール］をクリックして VM を開きます。
スタートメニューで右クリックします。
［コンピューターの管理］を選択します。

コンピューターの管理アプリが起動します。
［ストレージ］をクリックします。
［ディスク管理 (ローカル)]

をクリックします。新しいディスクは、領域全体が未割り当ての状態で不明と表示されます。
情報：使用開始になる前に、ディスクの初期化が必要です。
ディスクを初期化ウィンドウが現れます。
このディスクがチェックされていることを確認してください。
パーティションスタイルとして MBR または GPT のいずれかを選びます。
情報：お使いの仮想ディスクサイズが 2TB よりも大きい場合、GPT を選んでください。ウィンドウベース VM を使い、GPT を選びたい場合、ブートファームウェアを UEFI に変えてください。
不明の未割り当てディスクを右クリックします。
［新規シンプルボリューム］を選びます。
新規シンプルボリュームウィザードが現れます。
［次へ］をクリックします。
そのボリュームのサイズを設定します。
［次へ］をクリックします。
［次のドライブレターを割り当て］を選び、ドライブレターを選びます。
［次へ］をクリックします。
フォーマットのパターンを設定します。
1. ［ファイルシステム］を［NTFS］に設定します。
2. ［アロケーションユニットサイズ］を［既定］に設定します
3. ボリュームラベルを入力します。
4. ［クイックフォーマットを実行］にチェックを入れます。
［次へ］をクリックします。
設定を確認し、［終了］をクリックします。

これで仮想ハードドライブが初期化され、使用できるようになります。
ヒント：新しい仮想ハードドライブは、スタートメニューから［この PC］を開くことで表示させ、アクセスすることができます。