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データを保護し復元します。簡単で迅速!

スナップショットを取るのは写真を撮る感覚で - 数秒間でNASシステムおよびデータ状態全部が記録されます。システムに予期しない事態が発生したとき、スナップショットにより記録された以前の状態に戻すことができます。従来のバックアップ方法に比べてスペースを有効活用、柔軟性があるので、スナップショットはファイルおよびデータを保護する最善の方法です。

スナップショット - すべてのQNAP NASの標準機能

  • ボリュームとLUNのスナップショット

    NASフォルダー、ファイル、iSCSI LUNを保護します。

  • ブロックベースのスナップショット

    増分バックアップ対応、変更されたデータのみコピーするので容量が節約されます。

  • バージョン管理

    定期的にスナップショットを作成することで、データ消失のリスクが軽減します。

  • ワンクリックで復元

    ボリューム/LUN全体、または特定のファイルおよびフォルダーを復元します。

高度なバックアップ機能

  • RTRR/rsyncバックアップ前に自動でスナップショットを取ります。

    RTRR/rsyncによるバックアップの前に、ファイルが開いている場合でも、ボリューム/LUNのスナップショットが自動的に作成されます。

  • Snapshot Agentユーティリティ

    Snapshot Agentユーティリティはサーバー用に考案されたものであり、Microsoft® VSSや VMware® vSphere™クライアントで一貫性のあるスナップショットを作成できます。

  • Snapshot Vault

    複数のNASからのスナップショットを1箇所で集中的に保存します。データにアクセスできるように、ローカルボリュームとしてリモートスナップショットのクローンを作成できます。

  • 保証されたスナップショット領域

    スナップショットの保存に専用の容量を予約する(デフォルト値は20%)ことで、新しいスナップショットを取得するための十分な容量を確保することができます。

  • スナップショットクローン

    QNAP NASで、現在のシステム動作を中断させることなく、ボリュームまたはiSCSI LUNとしてSnapshot VaultからボリュームまたはLUNスナップショットのクローンをすばやく作成できます。

ランサムウェアの脅威を軽減

ランサムウェア攻撃が増加の一途を辿っており、ターゲットはビジネス、インフラストラクチャ、公共セクター、非営利団体、ホームユーザーなど無差別です。QNAP NASは包括的なバックアップ機能を備え、ポイントインタイムのスナップショット機能に対応することで、重要なファイル・データを守り、ファイルを復元し、ダウンタイムの回避を支援します。ランサムウェアによる攻撃が発生した場合、あるいはシステムで予想外の事態が発生した場合は、影響を受けたファイルやボリューム全体を短時間で簡単に、スナップショットで記録した以前の状態に戻すことができます。

  • ステップ1

    定期的にMalware Removerを使用、アップデート

    NASオペレーティングシステムおよびアプリを最新バージョンに継続的にアップデートし、最新のマルウェア定義を使ってNASのスキャンを定期的に行ってください。感染したファイルが検出されると直ちに削除され、NAS全体のデータセキュリティを守ります。

  • ステップ2

    NASへのバックアップを定期的に行い、マルチバージョンのスナップショットを作成

    コンピューターがランサムウェアに感染したり、予期しない故障が発生したりした場合、スナップショットを使って即座にデータを復元できます。

  • ステップ3

    別のQNAP NASへのバックアップ

    PC経由のランサムウェア攻撃が発生した場合、スナップショットが保護をもたらします。スナップショットを別のQNAP NASにもバックアップ保存することで、データ保護効果を倍増できます。

データ保護を増強するスナップショットのバックアップ

QNAPスナップショットレプリカは、バージョン管理と管理のためにバックアップNAS上のスナップショットVaultにスナップショットファイルをレプリケートします。
QNAPは初期レプリケーションのための大規模スナップショットの物理移行をサポートします。
QNAPは最小限のRPOでディザスタリカバリのためのリアルタイムSnapSyncをサポートします。

Storage & Snapshots Managerによる容易な管理

Storage & Snapshots を使用してスナップショットを作成し、任意の時点にデータを復元することで、重要なデータの損失を防ぐことができます。

スナップショット概要

プロフェショナルで詳細を管理するインターフェイスでスナップショットを管理できます。すべてのスナップショットバージョンと最新のスナップショットの時刻が正確に記録されます。

スナップショットレプリカ

複製先、スケジュール、最終終了時刻/次回開始時刻、進行状況を含む、共有フォルダー/LUNのスナップショットバックアップジョブを表示できます。

Snapshot Vault

他のNASからのスナップショットを一箇所で集中的に保存します。

スナップショットコンテンツの参照

File Station Snapshot Directoryを使用することで、すべてのバージョンのスナップショットを参照し、各種コンテンツを特定できます。

インスタントスナップショットとリアルタイムSnapSync

ほぼ無制限で軽量なスナップショット。(QuTS heroおよびQESオペレーティングシステムが対応しています。)

スナップショットをローカルあるいはリモートから復元

  • 復元およびクローン

    ボリューム/LUN全体を数秒で復元し、あるいはボリューム/LUNのスナップショットのクローンをNAS上のボリュームあるいはiSCSI LUNとして作成します。ファイルやフォルダーを指定して復元するのも容易です。

  • 複数の複製先

    スナップショットの内容をローカルのNASに復元することや、ローカル/リモートのNASまたはクラウドストレージにフォルダー/ファイルベースで短時間に復元できます。

  • クライアント側での復元

    ユーザーはスナップショットからデータをコピーおよび復元するために、SMB/CIFS/AFPで各共有フォルダー内の最近のスナップショットディレクトリを簡単に表示できます。

  • リモート復元

    リモートバックアップとリモート復元により、最小のダウンタイムで二重の保護が実現できます。ローカルのNASが機能しない場合に、スナップショットのバックアップをリモートのNASに直接復元することができます。あるいは、ボリューム/LUNスナップショットをリモートNAS上にボリュームまたはiSCSI LUNとして、クローン作成することも可能です。

スナップショットの管理および作業領域確保の方法

QNAP NASは空き容量が16GB未満になると、保護モード (データを書き込むことができません) に移行します。スナップショットを利用する際は、スナップショット管理を使ってこの状況の発生を防止できます。

方法1:スマートスナップショットスペースの管理を有効にします

ストレージ&スナップショットマネージャはスマートスナップショットスペースの管理に対応しており、 「全てのスナップショットを削除」または「最低限のスナップショットを保存」が行えます。これらの動作は、利用可能なNASストレージが32GB未満になった時に自動的に実行されます。これらの設定により、NASが保護モードに入るのを防ぎ、安定した動作を維持できます。

「最低限のスナップショットを保存」では、スナップショットを復元する目的で各バージョンの管理期間ごとに最低1枚のスナップショットを保存します。しかし、保存されたスナップショットファイルのサイズが16GBを超えると、NASが読取り専用保護モードに入る可能性があります。

方策2:シンボリュームを使用

QNAP NASオペレーティングシステムはシンおよびシックボリュームに対応しています。シックボリュームは作成時にボリューム全体の容量を割り当てるので、スナップショットが大きな容量を必要とし、利用可能な予備容量が不足する可能性があります。一方、シンボリュームでのスナップショットは必要な容量のみを使用し、ストレージの容量不足を防ぎます。詳細情報

シックボリュームでのスナップショットは、安定したアプリケーション動作のために、利用可能なストレージ容量(総ストレージ容量の最大40%)が必要です。

シックボリューム シンボリューム 固定ボリューム
メリット シンボリュームより高性能。利用可能な全ストレージを確保. より小さなスナップショットのファイルサイズ最高のストレージ利用効率(主なアプローチ) 最高の読み書き性能
注記
  • 予備/無駄ストレージを防ぐには正確なストレージの割り当てが必要です。
  • より大きなスナップショットファイルはストレージの容量をすぐに使用してしまいます。(スマートスナップショットスペース管理が推奨されます。)
  • シックボリュームより劣った性能。
  • 利用可能なストレージの定期チェックが必要(ストレージプールの警告値の設定を推奨)です。
  • スナップショット、キャッシング、自己暗号化ドライブ(SED)などの高度な機能には対応していません。

Windows の以前のバージョンをサポート

スナップショット機能を利用すれば、Windows®でファイルエクスプローラーから直接ファイルを復元できます。ファイルを右クリックするだけです。IT 管理者に手伝ってもらう必要がなく、時間と労力が節約されます。

最大スナップショット数

QuTS hero / QESオペレーティングシステム

スナップショット最大数は65,536

QTSオペレーティングシステム
NAS CPU インストール済メモリ 各NAS 各ボリューム/ブロックベースのLUN
Intel ≧1GB 32 16
≧2GB 64 32
≧4GB 1024 256
AMD ≧1GB 32 16
≧2GB 64 32
≧4GB 1024 256
Zhaoxin ≧1GB 32 16
≧2GB 64 32
≧4GB 1024 256
ARM ≧1GB 32 16
≧2GB 64 32
≧4GB 256 64

注記:
1. スナップショットの最大数は、NASモデルや、NASに搭載されているメモリの容量、ストレージ空き容量によって変わります。
2. スナップショットを利用するには1GB以上のRAMが必要です。
3. 以下のシリーズ/モデルは、スナップショットに対応していません。HS-x10, TAS-x68, TS-x69/U, TS-x59/U, TS-x39/U, TS-x31/U, TS-x28, TS-x21, TS-x20, TS-x19/U, TS-x12, TS-x10/U, TS-x09/U, TS-x01, TS-x00。

スナップショットレプリカ SnapSync RTRR (HBS) Rsync
データバックアップ範囲 ボリューム/LUN 共有フォルダー / LUN 共有フォルダー 共有フォルダー
送信モード ブロックベース ブロックベース ファイルレベル、ファイルベース ファイルレベル、ブロックベース
バックアップスキーム 変更されたブロックのみを送信 変更されたブロックのみを送信 新しいファイルを送信 変更されたブロックがある新しいファイルのみを送信
バックアップスケジュール スケジュール済み 即時/スケジュール 即時/スケジュール スケジュール済み
暗号化 サポート サポート サポート サポート
圧縮 サポート サポート サポート サポート
メモリ要件 1GB以上のRAM 指定なし 指定なし 指定なし
対応システム QNAP NAS
(QTS, QuTS hero)
QNAP NAS
(QuTS hero、QES)
QNAP NAS
(QTS, QuTS hero)
Rsyncサーバー
アプリケーションシナリオ
  • サイズがさまざまな大量のファイル
  • 仮想マシンイメージやバックアップイメージなど、頻繁に変更される大きなファイル
  • リアルタイムのデータ同期 (RPOはほぼゼロ)
  • 日常的な大量のデータ複製および転送
  • リアルタイムのファイル複製
  • ファイル同期
  • ローカルネットワークでの高速送信
  • 軽微な変更が含まれる大きなファイルを送信
  • インターネットでリモートサイトに送信

QNAPの完備されたデータバックアップ・保護ソリューション

ほとんどのデータ保護要件を満たし、製品寿命を迎えるまで対応する包括的なソリューション。総合的なバックアッププランを実現する一連のアプリおよびユーティリティには以下が含まれています。

Boxafe – Google Workspace /Microsoft 365 SaaS バックアップ

Hyper Data Protector – Windows PC/サーバー、VMware vSphere/Microsoft Hyper-V VMバックアップ

Hybrid Backup Sync – QNAP NAS/ファイルサーバー/macOSバックアップ

NetBak PC Agent – Windows PC/サーバーのバックアップユーティリティ

Qsync – Windows/Mac のファイルとフォルダーのバックアップ

Multi-Application Recovery Service (MARS) – WordPressバックアップ

Qfile Pro – モバイル写真/ビデオバックアップ

QmailAgent – Gmail™/Yahoo®/Outlook®メールのバックアップ

Snapshot – QNAP NAS保護/バックアップ

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