QNAP ニュースルーム

台北（台湾）2020年9月26日 - 業界をリードするネットワークおよびストレージソリューションのイノベーターであるQNAP® Systems, Inc.（QNAP）は、AgeLockerマルウェアがユーザのデータを暗号化して身代金を要求しているという最近の報告とメディアによる報道に対応したステートメントを発表しました。最近の調査では、AgeLockerの影響を受けるシステムの多くはmacOSおよびLinuxのデバイスであると判明していますが、QNAPの初期調査ではQTSにおいて、パッチされていない脆弱性は見つかっていません。影響を受けた既知のNASは、古いパッチなしのQTSバージョンを実行していました。QNAPでは、他の情報セキュリティ事業者と連携して徹底した調査を実施しており、QNAPの全製品のセキュリティを確保しています。

QNAPは、妥協することなく情報セキュリティに専念しています。パッチが当てられていないデバイスは情報セキュリティの脅威にさらされる傾向があるので、QNAPは全てのユーザにご使用のOSおよびアプリを利用可能な最新バージョンに更新するようお勧めいたします。ユーザ各位は、強力なパスワード使用およびNASへのマルウェア除去アプリのインストールなど、情報セキュリティに関する正しい習慣を継続されるよう、強くお勧めいたします。これらにより、デバイスは危険にさらされにくくなり、データセキュリティを強化できます。また、QNAPはAgeLockerに対するセキュリティアドバイザリ をリリース、技術面での詳細情報および脅威を回避する手順を紹介しています。アドバイザリはインシデントが確認されたときに、必要に応じて更新されます。

QNAP製品セキュリティインシデントレスポンスチーム(PSIRT)は、最新調査をモニタし、最新情報およびソフトウェアアップデートをリリース、ユーザ各位のデータセキュリティを確実にします。繰り返しますが、QNAPはユーザ各位が製品ソフトウェアのアップデートを定期的にチェックしてインストールすることで、悪意のある攻撃からご使用のデバイスを保護されるよう、強くお勧めいたします。また、QNAPは個人や組織の情報セキュリティを向上させる ベストプラクティス を提供いたします。サイバーセキュリティの脅威に対して共に闘うことで、誰にとってもインターネットがより安全な場所になるようにサポートします。

テクニカルサポートのお求めには、以下のサイトからQNAPにご連絡ください。 https://service.qnap.com/