スナップショットレプリカでスナップショットを他の QNAP NAS に保存する
最終更新日:
2021-05-28
一般情報
このチュートリアルは、QNAP NASから取得されたスナップショットを、スナップショットレプリカとスナップショットボールトを用いて別の場所に保存し、管理する方法を説明します。
システム要件と互換性
NAS | 要件 |
|---|---|
ソースと移行先の NAS | スナップショットをサポートする QNAP NAS である必要があります。 |
ソースと移行先の NAS | 1GB 以上の RAM が必要です |
ソースと移行先の NAS | SSH ポート 22 と TCP データポート 50100~50199 がオープン状態である必要があります。 |
移行先 NAS | フリースペースがバックアップされる共有フォルダーまたは LUN のサイズと同じかそれ以上のストレージプールが少なくとも1台なければなりません。 |
移行先 NAS | [SSH 接続を許可] を [コントロールパネル] > [ネットワーク&ファイルサーバー] > [Telnet / SSH]で有効になっている必要があります。 |
スナップショットを別のQNAP NASに保存する方法
- [メインメニュー] > [ストレージ&スナップショット]を開きます。
- [スナップショットレプリカ]をクリックします。

- [レプリケーションジョブの作成]をクリックします。

スナップショットレプリケーションジョブを作成ウィンドウが開きます。 - ソースを選択します。
- ソース共有フォルダを選択します。
- レプリケーションジョブのタスク名前を入力します。
- [次へ]をクリックします。

- ターゲットを選択します。
- デスティネーション名またはアドレスを入力してください。
- デスティネーションのユーザー名とパスワードを入力します。
- [テスト]をクリックして設定を続けます。
- [次へ]をクリックします。

- スナップショットを取得するソース共有フォルダーを選択します。
- データを保存するターゲットストレージプールを選択します。
- [次へ]をクリックします。

- バックアッププラン (オプション)
- バックアッププランを選択します。
- バックアップスケジュールを選択
- バックアッププランの時間、日、頻度、繰り返しパターンを設定します。

- 設定 (オプション)
- 秘密/個人的データを転送する場合は、[送信を暗号化]をチェックします。
- 低い接続帯域幅で転送している場合は、[転送を圧縮]をチェックします。
- 他のネットワークタスクでの転送で生じる影響を小さくするために、[最大転送スピード]をチェックし、[KB]内に値を入力します。
- [次へ]をクリックします。

- 要約
- 複製ジョブの設定をレビューします。
- [終了]をクリックします。
結果:複製ジョブが作成され、開始します。

スナップショットを別のQNAP NASから管理する方法
- [ストレージ&スナップショット]を開きます。
- [スナップショットボールト]に進みます。
ヒント:ソース、共有フォルダー/LUN、ステータスによってスナップショットリストをフィルターできます。

スナップショットをスナップショットボールトでクローンする方法
- [ストレージ&スナップショット]を開きます。
- [スナップショットボールト]に進みます。
をクリックします。

- スナップショットを選択し、[クローン]をクリックします。

スナップショットのクローン作成ウィンドウが開きます。 - スナップショットのクローンを設定します。
- 共有フォルダ名を入力します (あるいはデフォルト名を使用)。
- クローンを作成するフォルダー/ファイルを選択します。
- [OK]をクリックします。

結果:スナップショットボールトから新しい共有フォルダーのクローンが作成され、ストレージ/スナップショットに表示されます。
ヒント:新しい共有フォルダー内のファイルは、File Stationで表示ならびに管理ができます。
