JupyterHub から Jupyter Notebook を使用する方法


最終更新日: 2018-09-13

このチュートリアルでは、JupyterHubからJupyter Notebookを使用して、サンプルコードを実行する方法について説明します。

ステップ1:JupyterHubをインストールしてNotebookサーバーを開く

  • JupyterHubは、QTS App Centerからダウンロードできます。
  • JupyterHubを起動してログインします。
  • スイッチをクリックしてオフから「On (オン)」に切り替え、Notebookサーバーを起動します。
  • インターフェイスが以下のように表示されます。
    1. "Running (実行中)":開始したインスタンスをチェック
    2. "Upload (アップロード)":ローカルファイルをサーバーにアップロード
    3. "New (新規)":新しいNotebook、ターミナル、またはフォルダを開く
    4. "Admin":管理ページに切り替える(管理者アカウントのみ)
    5. Jupyter Notebookからサインアウトする
  • Notebookが動作しているときに、[Running (実行中)] をクリックして以下のページを表示します。また、[Shutdown (シャットダウン)] をクリックして閉じることもできます。
  • 管理者は、「Admin」ページに移動し、ユーザーのNotebookにアクセスできます。

ステップ2:サンプルコードの実行

  • リストの [jupyter_example] を選択します。
  • [example.ipynb] を開きます。
  • Pythonサンプルコードが新しいNotebookで開きます。
    このプログラムは、KerasからConvolutional Neural Networkをトレーニングすることができます。これは、MNISTデータセットにおける手書きの数値認識を行うためのハイレベルニューラルネットワークAPIです。
    詳しくは以下をご覧ください。
    Keras:https://keras.io/
    MNIST:http://yann.lecun.com/exdb/mnist/
  • サンプルコードが実行されて保存されました。再び実行することもできます。
    • [Run (実行)] をクリックして、特定のセクションを実行したり、順番に実行します。
    • [Cell (セル)] をクリックして、[Run All (すべて実行)] を選び、完全なコードを実行します。
    • Notebookの詳細なチュートリアルについては、http://jupyter.org/documentationまでアクセスしてください
  • プログラムは以下を行います。
    • 開始部分では、必要なライブラリがインポートされます。
      Kerasライブラリのインポート

      Pythonライブラリのインポート
    • MNISTデータセットの読み込み

      イメージラベルペアをランダムで選び確認
    • トレーニングセットの事前処理
      トレーニングイメージの変形と正規化

      トレーニングラベルのワンホットエンコード
    • Sequential Modelをレイヤーごとに作成
    • Adamオプティマイザーを使用して、オブジェクト関数としてカテゴリの交差エントロピーを選び、モデルをトレーニングします。以下の部分は数秒間実行されます。
    • テストセットを使用してモデルを評価します。トレーニングセットの精度は99%を超えますが、テストセットの精度は、やや低減します。
    • 最後に、テスト結果が表示されます。

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