NASユーザーおよびシステムの管理

ビジネスの拡大に伴い、QNAP NASを導入することでシンプルで安全なNASユーザーおよびシステム管理によって、IT TCOを最小限に抑え最高のROIを実現し、競争力を磨きます。

既存のディレクトリサービスを統合し、NASユーザーを一元管理

QNAP NASを既存のディレクトリサービスと統合して、すべてのNASユーザーアカウントと認証を一元管理できます。また、NASユーザーもNASサービスやリソースに手軽かつ安全にアクセスできます。

  • Windows AD/ACL

    QNAP NASを既存のWindows AD/LDAPと統合することで、ユーザーはWindowsアカウントでNASにアクセス可能になります。

  • Azure AD Active Directory

    QNAP NASをAzure AD DSへ統合シングル・サインオン(SSO)に対応しているため、ユーザーは統一した認証情報を使用してNASサービスにアクセスできます。

  • Windows ACL

    IT担当者は、NASユーザーに対してWindows File Explorer内の個々のファイルまたはフォルダへのアクセス許可を設定できます。

  • QNAP NAS ドメインコントローラ

    QNAP NASをドメインコントローラとして構成することで、会社用にライセンス不要のActive Directoryドメインサービスを手軽に作成できます。

  • RADIUS サーバー

    IT担当者はQNAP NASをRADIUSサーバーとして使用することで、複数のアクセスポイントに対してアクセスポリシーを簡単に適用できます。また、Wi-FiユーザーもWLAN認証経由で一元管理が可能です。

委任管理による柔軟で効率的なIT共同管理

成長し続ける企業にとって、役割の委任は管理者の作業負担を軽減させる助けとなります。NASの全権限を有する管理者は、管理作業とNASデータに対して指定された権限を有する他のユーザーに8種類の役割を割り当てられます。

  • 8 種類 の委任された役割

  • システム管理

    「管理者」の下では、他の委任された役割すべてを含む、最高度の管理権限を持ちます。

  • バックアップ管理

    NASのバックアップジョブを管理、監視します。

  • バックアップ操作

    指定した共有フォルダのバックアップジョブを実行できます。

  • ユーザーとグループ管理

    個々のユーザーとグループに対して、ローカルアカウントの作成または削除が可能です。

  • 共有フォルダ管理

    共有フォルダを管理し、ユーザーまたはグループにアクセス権を付与します。

  • アプリケーション管理

    App Centerからアプリをインストール、アップデートしたり、管理を行います。

  • アクセス管理

    NASの全体的なアクセス権限を管理します。

  • システム監視

    NASシステムとストレージリソース利用状況を監督します。

「組織ベース」のチームコラボレーションによる大規模なNAS管理

複数の場所に数千数百の NASデバイスを擁する企業やMSPを対象に、Organization Centerは大規模な NAS管理と管理権限を簡略化する、単一のプラットフォームを提供します。ITチームは管理対象のNASデバイス/サービスに対して、複数の「組織」「サイト」「管理者」を効率的に作成し、クラウドからグループ割り当てが行えます。

ヒント:QNAP NASユーザーアカウントとQNAP アカウント (QID)の違いは何ですか?

  1. NASユーザーアカウント:単一のNASシステムへのログイン用です。
  2. QNAP アカウント (QID):QNAP アカウント。これはNASデバイスのバインド、NASへのリモートアクセス、QNAPクラウドサービスの利用に必要です。

2段階認証 (2FA)によるNASアカウントの保護

QNAP Authenticatorモバイルアプリによって2段階のログインプロセスをNASアカウントに適用することで、不正アクセスから保護できます。また、便利なパスワードレスログインを有効にすることで、長くて複雑で一意のパスワードを覚える面倒さから解放されます。

  • パスワードレスログイン

  • 2 段階認証

NASシステムリソースを効率的に監視

リソースモニターは、NASシステムリソースの使用状況を迅速に分析/管理し、システムリソース割り当ての最適化を実現します。

AIによるドライブ故障予想で安心

ドライブが故障すると、そのドライブに保存されているすべてのファイルやデータを失う可能性があるだけでなく、ダウンタイムを引き起こし、相互接続されたサービスやワークフローに支障をきたす深刻な連鎖反応を引き起こす可能性があります。QNAPのAIベースのドライブ健全度解析テクノロジー、またスペアによる自動RAIDディスク交換によって、高信頼性のストレージ環境が確保されます。

ドライブ健全度解析および故障予測

ULINKが提供するクラウド AIエンジンを搭載したULINK DA Drive Analyzerはドライブの故障を賢く予測するため、ドライブ故障が発生する前に交換の計画を立てることで、継続的なサービスを可能にします。

ドライブ健全度解析および故障予測

スペアディスクを使った自動RAIDディスク交換

ドライブエラーの可能性が検出されると、そのディスク上のデータが完全に失なわれる前に、QTSはRAIDグループ内の問題ディスクからスペアディスクにデータを自動的に移動させます。障害が生じてから(数時間ないしは数週間後)ドライブを交換する必要がなくなることで、システムの信頼性が大幅に向上し、RAIDの再構築をする必要がなくなります。

NASシステムログセンター

QuLog Centerは、エラー/警告イベントおよびアクセスのグラフィカルな統計ランキングを提供して、システムに潜むリスクを素早く監視し対応できるようサポートします。QuLog Centerはラベル、詳細検索、ログの送信/受信に対応しています。複数のQNAP NASからのログが、指定したNAS上のQuLog Centerに集められ、効率的な管理が行えます。

カスタマイズ可能な通知ルール

通知センターは、QNAP NASの状況を常に把握するのに役立ちます。電子メール、SMS、プッシュ通知、Facebook Messenger、Skypeを介したアラート通知を対象に、特定のルールを柔軟に設定できます。

複数NASを一元管理し、クラウド経由でファームウェアをアップデート

QNAP AMIZcloud 管理プラットフォームによって、NASの一元管理がさらに簡単になりました!AMIZcloudは、複数の拠点に配置された数千ものNASデバイスを管理する単一のクラウドプラットフォームを提供し、複数の支店や拠点を有するビジネスに最適です。IT担当者はNASの状況をリアルタイムで監視し、ファームウェアのアップデート、NASアプリのバッチインストールが簡単に行え、大規模なITメンテナンスとリモート管理の効率を大幅に向上させることができます。

SNMPでQNAP NAS上のすべてのネットワークデバイスを監視

ネットワークインフラ上のQNAP以外のデバイスも、QNAP NASで監視できます。QNAP NASにZabbix、Nagios、PRTGなどのネットワークマネジメントシステム(NMS)をインストールすることで、ネットワーク環境内のSNMP対応デバイス全てを容易に管理・監視することができます。

  • 接続保護

    QuFirewall を有効にして NAS のネットワーク脅威をフィルタリングし、myQNAPcloud LinkQVPN Service、および QuWAN SD-WAN を通じて NAS に安全にリモートアクセスし、VPN 接続とマルチサイト Mesh VPN を確立します。

  • 伝送セキュリティ

    高セキュリティの SMB 伝送のために SMB 署名を有効にし、QNAP 独自のアクセラレーションアルゴリズムがより高い伝送性能を確保します。

  • セキュリティ評価

    セキュリティセンター は NAS の状態を積極的に監視し、Malware Remover は定期的に NAS をスキャンしてマルウェア感染を検出し、即座に保護、ブロック、および攻撃を排除します。

  • ディザスタリカバリ

    スナップショット を有効にして、Hybrid Backup Sync を使用してデータを定期的にバックアップすることで、必要なときに迅速に復元できます。

トラブルシューティングの便利な方法

IP接続エラーまたは管理者認証情報を忘れたことによるQTSへのログイン問題が起きた場合、コンソール管理を有効にしてから、SSH、Serial Console、HDMIディスプレイを使って基本設定およびデバッグを行うことができます。

QNAP NASでビジネスを強化

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