QNAP NASファイバーチャネルSANに対応
一般的なファイバーチャネルSAN(ストレージエリアネットワーク)は、クローズドネットワーク環境で、これらのデバイスは展開の柔軟性に欠けていて高額です。QTS 4.4.1は、QNAP NASのファイバーチャネルのサポートを追加しました。ファイバーチャネル接続を持つQNAP NASを使用することで、NASをお手頃な費用で既存のSAN環境に簡単に追加できます。これにより、スナップショット保護、Qtier™階層化ストレージ、SSDキャッシュアクセラレーションなどを含むQNAP NASのメリットを活用できるようになります。







安価なソリューションでSAN環境を一変させる
ファイバーチャネルSAN環境を置き換えることは、費用と時間がかかります。しかし、ファイバーチャネル対応QNAP NASを使用する場合、既存のSAN環境は安価なストレージやバックアップソリューションを得ることができます。QNAP NASは一般的なSANデバイスと比べて安価であるだけでなく、豊富なエンタープライズ級の機能を提供し、ストレージアプリケーションをさらに効率的にします。たとえば、LUNスナップショットを使用することでデータ保護と障害復旧プランニングを向上できます。
iSCSIとファイバーチャネルアプリでファイバーチャネル接続をセットアップする
NASは、SAN環境に簡単に追加できます。Marvell®、ATTO®またはQNAPファイバーチャネルカードをQNAP NASに取り付けると、iSCSIとファイバーチャネルアプリを使用してファイバーチャネルターゲットをセットアップできます。また、LUNマスキングとポートバイディング機能では、データセキュリティをさらに向上できます。

新しいマルチメディアコンソールは、すべてのお気に入りのQTSマルチメディアアプリを統合します。
マルチメディアコンソールは、すべてのQTSマルチメディアアプリケーションを統合し、より簡単かつ集中的なマルチメディアアプリ管理が可能になります。各マルチメディアアプリケーションにソースファイルを選択し、権限設定を設定できます。
デジタル署名:信頼できるアプリのインストール
デジタル署名では、インストールするアプリが信頼できるソースのもので、改ざんされていないことを明確にすることができます。QTS 4.4.1から、QNAP App Centerにはデジタル署名が行われています。アプリをインストールする際にQTSは署名を確認し、アプリがQNAPのものであるか、またはQNAPが承認したパブリッシャーのものであることを確認し、NASやデータが悪意のあるプログラムに影響を受けたり、操作されたりしないようにしています。

現在は、QtierのSSD RAID階層を自由に削除できます。
QTS 4.4.1では、SSD RAIDグループからSSDを柔軟に削除することで、ストレージ自動階層化効率を高める必要があるときはいつでも、SSDの変更/追加、SSD RAIDタイプまたはSSDタイプ(SATA、M.2、QM2)の変更を行うことができます。

Samsung SSD自己暗号化ドライブ(SED)をサポート
現在、QTSはSamsung SED(自己暗号化ドライブ)SSD(例:Samsung 860および970 EVO SSD)に対応しています。このため、その他のソフトウェアをインストールしたり、NASシステムリソースを使用したりせずに、SSDの内蔵暗号化機能を利用して、データを暗号化でき、さらなるデータ保護層を確立することができます。
*注意:SEDはOpal暗号化のみ対応しています。より詳細については、 互換性リストをクリックしてください。
詳細: SED White Paper

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