QNAP ニュースルーム

台北（台湾）、2021年11月16日 – QNAP® Systems, Inc.は本日、小規模な職場およびモバイルワーカーを対象として、コンパクトかつ高性能の TBS-464 NASbookをリリースいたしました。ストレージに4台のM.2 NVMe SSDを利用したTBS-464はHybridMountに対応しており、クラウドからストレージをマウントしてローカルのキャッシングを利用可能にすることで、オンラインファイルがあたかもローカルファイルであるかのように素早く作業できます。多機能でほぼ静音のTBS-464は、2つのHDMI（最大2.0準拠）4K 60Hz出力、ハードウェアアクセラレーショントランスコーディング・ストリーミングに対応し、付属のQNAP製KoiMeeterによりビデオ会議およびワイヤレスプレゼンテーションが可能です。2つの2.5GbEポートを備えたTBS-464 NASbookは、ポートトランキングによって最大5 Gbpsの速度が実現可能です。

「TBS-464 NASbookは小さなポータブルのケースの中に、優れたパフォーマンスと完備されたビジネスアプリケーションが詰まっています。クラウドストレージ空間をシームレスに統合するTBS-464は、ポータブル性とストレージの柔軟性を兼ね備え、現代のオフィスおよびスタジオの可能性を大きく飛躍させます。TBS-464では、クラウドベースのファイルからローカルへのキャッシングが可能なので、ユーザーはまるでLAN環境で作業をしているかのようなアクセス速度を体験できます。」と、QNAPプロダクトマネージャーであるJoseph Chingは語ります。

TBS-464は、Intel® AES-NI暗号化エンジン搭載のIntel® Celeron® N5105/ N5095クアッドコア 4スレッドプロセッサ (最大バースト 2.9 GHz)、8 GB DDR4メモリを装備し、またUSB 3.2 Gen 1ポートによって高速データ転送に対応します。TBS-464には標準でQTS 5オペレーティングシステムが付属し、最適化されたユーザーインタフェースを備えて、次世代の使用体験を提供します。HBS (Hybrid Backup Sync) は効率的なローカル/リモート/クラウドのバックアップ作業を実現し、ブロックベースのスナップショットによってデータ保護と容易な復元に対応することで、ランサムウェアの脅威を効果的に回避します。HybridMountによりクラウドストレージゲートウェイが用意され、プライベートおよびパブリッククラウドストレージを統合し、ローカルキャッシングを可能にします。

TBS-464は、2つのHDMI 2.0出力 (最大4K @60Hz)経由でのTV/モニタによるメディア再生、4Kビデオの、各種デバイスでスムーズに再生可能な汎用ファイル形式への変換に対応します。また、Plex®を使ったメディアストリーミングに最適です。さらに、TBS-464はQNAP KoiMeeterと併用して、高画質ビデオ会議システムの構築、ワイヤレスプレゼンテーションが可能です。

TBS-464シリーズは多機能で、柔軟性に富んでいます。TLおよびTRストレージ拡張エンクロージャを接続することで、ストレージ容量を拡張できます。企業および組織は、TBS-464の各種アプリケーションからすぐに利益を得られます。QmailAgentは複数の電子メールアカウントを集中管理を行い、QmiixはIntegration Platform as a Service (iPaaS)ソリューションを備えており、QNAP NASによるアプリとデバイスの接続が可能で、 さらにQfilingはファイル整理を自動化し、Qsirchは必要なドキュメントをすぐに検索可能です。TBS-464の機能は、内蔵のQTS App Centerからアプリをインストールすることでも拡張されます。

主な仕様

TBS-464-8G: Intel® Celeron® N5105/N5095 クアッドコア (最大バースト2.9 GHz)、8 GB DDR4 デュアルチャンネルメモリ、4x M.2 2280 NVMe Gen3x2 SSDスロット、2x 2.5GbE RJ45ポート、2x HDMI （最大2.0準拠） (4K @60Hz) 出力、2x USB 3.2 Gen1 ポート、3x USB 2.0ポート、IRセンサ (IRリモコンは別売)