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QNAP が高性能なビジネス NAS シリーズのTVS-x82を発表。階層型ストレージ、アプリケーションに基づくパーティション分割、ネットワークトラフィック分配に対応。
2016 年 7 月 4 日、台湾、台北- QNAP® Systems, Inc.は本日、高性能なTVS-x82シリーズの発売を発表しました。これは、最高のパフォーマンスと効率の良いストレージを必要とするビジネスユーザー向けの製品です。 TVS-x82 シリーズでは、3 つのモデルを用意しています (TVS-1282、TVS-882、TVS-682)。最新の第6 世代Intel® 14nm マルチコアプロセッサーを備え、特定の用途シナリオを満たすように設計されています。階層型ストレージ、アプリケーションに基づくパーティション分割、ネットワークトラフィック分配を優れたパフォーマンスで実現します。TVS-x82 シリーズはまた、HDMI 出力を備え、驚異の4K で映像を体験できます。VJBOD技術の採用により、他の QNAP NAS のストレージ容量を使ってストレージを拡張できます。
TVS-x82 は、SATA M.2 SSD、2.5” SSD スロット、コンパートメント式のスマート冷却、道具の要らない HDD 取り付けなど、ハードウェア面でも最新の技術が採用されており、効率性が高くなっています。 QNAP のQtier技術は TVS-x82に自動階層機能を与え、M.2 SSD、SSD、SATA ドライブにまたいでストレージの効率性を連続的に最適化します。これらの異なるストレージメディアをアプリケーションごとに非依存パーティションとして構成することで、アプリケーションごとに十分なレベルのスループットが与えられます。ネットワークポートを複数備えており、アプリケーションで専用のインターフェイスを使用し、ネットワークトラフィック分配要件を満たすことができます。
「TVS-x82 では、さまざまな高度なハードウェア機能とソフトウェア機能が組み合わされており、階層型ストレージ、アプリケーションに基づくパーティション分割、ネットワークトラフィック分配を実現します。個々の NAS アプリケーションが適切なリソースで実行されます。」とQNAP の製品マネージャー、David Tsao氏は語りました。「また、TVS-1282 と TVS-882 のいずれでも、450 ワットの電力供給を選択できます。AMD Radeon™ R9シリーズのグラフィックスカードに必要な電力を供給し、仮想マシンへの流れるような GPU パススルーが実現します。」
TVS-x82 には、HDMI 出力が 3 つあります。NAS を HDTV や A/V レシーバーに接続し、HD Stationの高性能なPlexメディアプレーヤーと QNAP リモートコントロールを使用すれば、4K の映像 でメディアコレクションをお楽しみいただけます。また、3 台のモニターを利用すれば、デスクトップを「duplicated (重複)」または「extended (拡張)」で構成できます。マルチタスクの利便性と生産性が上がります。
さらに、互換性のある QNAP 拡張エンクロージャー (REXP-1000 Pro、UX-800P、UX-500P) を接続することで、TVS-x82 のストレージ容量を段階的に拡張できます。QNAP NAS ユニットを複数所有している場合、VJBOD (仮想JBOD)を利用し、未使用の領域を仮想ディスクに変換できます。最大 QNAP NAS 台の未使用の NAS ストレージ空間を仮想ディスクとして TVS-x82 にマウントできます。その上に仮想のストレージプールやボリュームをローカルのディスク空間のように作成できます。
TVS-x82 シリーズは機能が豊富なビジネス向け NAS であり、機能性が高く、安全なプライベートクラウドを構築できます。集中型リモート管理ソリューションのQRM+ (QNAP Remote Manager Plus)に対応しており、IT スタッフはネットワーク上の重要なコンピューティングデバイスを検出し、マッピングし、監視し、管理できます。IPMI デバイスのリモート KVM (キーボード、ビデオ、マウス) を有効にし、KVM で録画と再生を行い、アクションを追跡できます。Virtualization Stationを利用すれば、Windows®、Linux®、UNIX®、Android™ を基盤とする仮想マシンをホストできます。Container Station はLXC とDocker®の軽量仮想化技術を統合します。アプリケーションを無限にコンテナー化できます。TVS-x82 シリーズは、VMware®、Citrix®、Microsoft® Hyper-V®、Windows Server® 2012 R2に対応しており、仮想化環境を柔軟に展開し、管理できます。QvPC技術の導入により、キーボード、マウス、HDMI ディスプレイを接続すれば、NAS を PC として操作できます。保存されているデータにアクセスしたり、複数の仮想マシンを実行したり、Web を閲覧したり、Plexで高解像度の動画を見たり、Surveillance Station でライブ映像を監視したりできます。
主な仕様
- TVS-1282: 8x 3.5”/2.5” ハードドライブと 4x 2.5” SSD スロット
- TVS-1282-i3-8G: Intel® Core™ i3-6100 3.7 GHz デュアルコアプロセッサー、8GB DDR4 RAM
- TVS-1282-i5-16G / TVS-1282-i5-16G-450W: Intel® Core™ i5-6500 3.6 GHz クアッドコアプロセッサー、16GB DDR4 RAM
- TVS-1282-i7-32G / TVS-1282-i7-32G-450W: Intel® Core™ i7-6700 3.4 GHz クアッドコアプロセッサー、32GB DDR4 RAM - TVS-882: 6x 3.5”/2.5” ハードドライブと 2x 2.5” SSD スロット
- TVS-882-i3-8G: Intel® Core™ i3-6100 3.7 GHz デュアルコアプロセッサー、8GB DDR4 RAM
- TVS-882-i5-16G / TVS-882-i5-16G-450W: Intel® Core™ i5-6500 3.6 GHz クアッドコアプロセッサー、16GB DDR4 RAM - TVS-682: 4x 3.5”/2.5” ハードドライブと 2x 2.5” SSD スロット
- TVS-682-PT-8G: Intel® Pentium® G4400 3.3 GHz デュアルコアプロセッサー、8GB DDR4 RAM
- TVS-682-i3-8G: Intel® Core™ i3-6100 3.7 GHz デュアルコアプロセッサー、8GB DDR4 RAM
タワー型 NAS、ホットスワップ対応 SATA 6Gbps/3Gbps ハードドライブ、コンパートメント式のスマート冷却、2x M.2 SSD スロット、4x Gigabit LAN ポート、3x HDMI 出力、PCIe Gen.3 スロット、5x USB 3.0 ポート、1x 3.5mm オーディオジャック、2x 内蔵スピーカー
購入方法やその他の QNAP NAS ソリューションに関する詳細については、 www.qnap.com をご覧ください。
QNAPについて
QNAP (Quality Network Appliance Provider) は、ソフトウェア開発、ハードウェア設計、自社製造にて総合的なソリューションを提供することに専念しています。ストレージ、ネットワーク、スマートビデオでの革新に力を入れているQNAPは、当社の先進のサブスクリプションベースのソフトウェアと多様なサービスチャネルのエコシステムを融合させた、画期的なCloud NASソリューションを発表しました。QNAPは、NASを単なるストレージ以上のものとみなし、ユーザーがQNAPソリューション上で人工知能分析、エッジコンピューティング、データ統合をホストし、開発するためのクラウドベースのネットワークインフラを構築いたしました。