HD Station で Surveillance Station (ローカルディスプレイ) を使用する方法?
概要
HD StationでSurveillance Station (ローカルディスプレイ) を使用すれば、Turbo NAS デバイスはIPカメラから高解像度のビデオを出力できます。HDMIでTurbo NASをHD対応のディスプレイに接続するだけで、あらゆる監視活動をすぐに始められます。Surveillance Station (ローカルディスプレイ) はUSBキーボード、USB マウス、QNAPモバイルアプリのQremoteで操作できます。
注記: この機能は TS-x69、TS-x51、TS-x53、TVS-x63、TVS-x63+、TS-x70、TVS-x71、TVS-x71U、TS-x79、TS-ECx79、TS-x79U、TVS-ECx80、TS-ECx80U、TS-ECx80 シリーズでのみサポートされます。 (TS-269H はサポートされておりません。)
制限:
- Surveillance Station (ローカルディスプレイ) を使用するには、それに対応するバージョンの Surveillance Station を実行している必要があります。詳しくはここをクリックしてください。
- Surveillance Station (ローカルディスプレイ) はソフトウェア復号のみをサポートし、Turbo NASでリソース消費の激しい操作が行われている場合、パフォーマンスに影響が出ることがあります。パフォーマンスの問題に遭遇した場合、解像度を下げるか、動画圧縮をMJPGに変更してください。
- TS-x69シリーズではデジタルズームイン/ズームアウトをご利用いただけません。
- ライブビューと再生は TS-x51、TS-x53、TVS-x71、TVS-x71U シリーズのハードウェアデコーディングをサポートします (4GB RAM 以上が必要)。
内容
- Surveillance Station (ローカルディスプレイ) の使用を開始する
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監視
- ライブビュー
- PTZ コントロールパネル
- 表示モード
- オプション
- ビデオ再生
Surveillance Station (ローカルディスプレイ) の使用を開始する
以下の手順に従い、Surveillance Station (ローカルディスプレイ)を設定してください。
- App CenterでSurveillance Station 5.0.0 (またはそれ以降)がインストールされていることを確認します。次に、「Control Panel (コントロールパネル)」>「Applications (アプリケーション)」>「HD Station」の順に進みます。一覧から、あるいは手作業で Surveillance Stationをインストールします。
- IPカメラがSurveillance Stationで設定され、ネットワークに接続されていることを確認します。
- USBキーボードやUSBマウスをTurbo NASに接続します。
- HDMIでTurbo NASにモニターを接続します。
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HD StationでSurveillance Station (ローカルディスプレイ)をクリックします。
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ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
監視
ログインに成功すると、監視画面が表示されます。この画面ではIPカメラを監視したり、表示モードを変更したり、手動録画を有効または無効にしたり、PTZカメラを制御したりできます。
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イベント通知
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PTZコントロールパネル
IPカメラがPTZ (パン/チルト/ズーム) をサポートしている場合、NVRのコントロールパネルを使用してIPカメラの表示角度を調整できます。カメラモデルによっては一部の機能をご利用いただけない場合があります。詳細はカメラのマニュアルを参照してください。PTZ機能を使用している場合、デジタルズーム機能が無効になることにご注意ください。
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表示モード
NVRは監視用のさまざまな表示モードをサポートします。該当するアイコンをクリックし、表示モードを切り替えます。
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オプション
高度なモニター設定を行うには、 . をクリックします。
次のオプションは「General (全般)」タブにあります。
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イベント通知:
- 「Enable alert for all surveillance events (すべての監視イベントのアラートを有効にする)」オプションが有効になっているときに監視イベントがトリガーされると、直後にアラートアイコンが監視ページに表示されます。アラートの詳細を表示するには、このアイコンをクリックします。
- 表示順位: 監視チャンネルの優先順位を初期設定に戻すには、「Reset (リセット)」をクリックします。
次のオプションは「Video (ビデオ)」タブの下にあります。
- イベントがトリガーされると、ビデオウィンドウが強調表示されます。 イベントがトリガーされると、ビデオウィンドウが点滅します。
- 許可されていないチャンネルを表示: このオプションを選択すると、ユーザーに監視権限のないチャンネルが表示されます。
- 設定されていないチャンネルを表示: このオプションを選択すると、設定されていないチャンネルが表示されます。
ビデオ再生
Turbo NASのビデオはローカルディスプレイで再生できます。この機能を使用するには、監視画面で をクリックします。再生画面のほとんどのアイコンは監視画面のアイコンと同じです。
注記: ビデオを再生するには、IPカメラの再生権限が必要です。ウェブベースの管理インターフェイスを利用し、管理者としてSurveillance Stationにログインし、「Privilege Settings (特権設定)」で再生アクセス権限を編集します。 |
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再生画面が表示されたら、左側でカメラチャンネルを選択します。
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再生する日付を選択します (青の背景で下線が付くはずです)。
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ビデオの開始/終了時間を選択し、
をクリックして検索を開始します。検索条件に一致するビデオが自動的に再生されます。
注記: 開始日から終了日までの日数は2日以下にする必要があります。 |
再生設定:
ビデオファイルを再生、一時停止、逆再生するか、前のファイルまたは次のファイルの再生を選択します。ビデオの再生中、スクロールバーを使用し、再生速度を調整するか、デジタルズームアイコン をクリックしてビデオをズームインまたはズームアウトします。
IPカメラチャンネルを右クリックし、次のオプションを選択します:
- 全画面
- アスペクト比の維持
- デインターレース (一部のカメラモデルでのみ使用できます)
- 元のサイズを維持