QNAP NAS (QVPN アプリ) と Windows/Mac WireGuard ツールの間で WireGuard VPN キーを作成する方法は？
最終更新日:
2025-08-11
対象製品
WireGuard をサポートするすべての QNAP NAS モデル
WireGuard クライアントツールを使用する Windows / macOS
シナリオ
ユーザーは、QNAP NAS と Windows/macOS クライアント間で WireGuard プロトコルを使用して安全な VPN トンネルを確立したいと考えるかもしれません。このガイドでは、必要なキーペアと接続設定を NAS とクライアントの両方で生成および構成する方法を説明します。
手順
QNAP NAS と Windows/macOS 間で WireGuard VPN トンネルを作成および構成するための手順に従ってください:
QNAP NAS で:
- NAS で QVPN Service を開き、WireGuard ページに移動します。
- WireGuard VPN サーバーを有効にするには、ボックスにチェックを入れます。
- サーバー名を設定します。
- キーの生成をクリックして、NAS の 32 バイトのプライベートキーとパブリックキーを自動生成します。
Windows/macOS クライアントで:
- WireGuard クライアントを開き、Ctrl + N を押して新しいトンネルを作成します。
- トンネル名を入力し、クライアントによって生成されたパブリックキーをコピーします。
NAS に戻ります:
- QVPN WireGuard ページで、ピアを追加をクリックします。
- ピア名（例: WindowsClient）を入力し、クライアントのパブリックキーを NAS のピア構成に貼り付けます。
- 適用をクリックしてピアを保存します。
Windows/macOS でトンネルを構成します:
- [Interface] の下に追加:
Address = 198.18.7.2/32
DNS = 1.1.1.1 # (オプション - NAS WireGuard 設定で DNS が設定されている場合のみ)- [Peer] の下に追加:
PublicKey = <NAS Public Key>
AllowedIPs = 0.0.0.0/1, 128.0.0.0/1
Endpoint = mydevicename.myqnapcloud.com:51820
PersistentKeepalive = 10mydevicename.myqnapcloud.com を NAS の WAN IP または myQNAPcloud DDNS アドレスに置き換えます。
WireGuard クライアントで保存をクリックし、アクティブ化をクリックして VPN 接続を確立します。
情報
QuFirewall が UDP ポート 51820 での受信トラフィックを許可していることを確認してください。
実際の設定に基づいて IP と DNS を必要に応じて置き換えます。
