NAS から「接続がプライベートでない」という警告が出るのはなぜですか?


最終更新日: 2024-03-18

該当製品

QTS、QuTS hero、QuTScloud


概要

HTTPSでネットワークアドレスに接続する際、そのネットワークアドレスが有効なSSL証明書を所有していない場合、ブラウザはプライベート接続でない旨のセキュリティ警告を発します。プライベートではない接続とは、ネットワーク機器とお客様の機器との間のネットワーク通信が暗号化されていないため、ネットワークに十分アクセスできる第三者がいれば、その通信を観察することができることを意味します。

このチュートリアルでは、この警告に対応する方法について説明します。


回避策

 IPアドレスに接続する場合(例:192.168.1.1) 

HTTPS を使用してプレーンIPアドレス(例:192.168.1.1)でNASに接続している場合、ブラウザは接続がプライベートでないことを警告します。この場合、警告は無視できます。この警告は、SSL証明書が見つからない場合、セキュリティに影響を及ぼす可能性があるため、ブラウザが発行しています。しかし、NASは、お客様が所有する、信頼できるデバイスであるため、接続してもセキュリティ上の脅威にはなりません。プレーンなIPアドレスにSSL証明書を発行することは可能ですが、推奨しません。プレーンなIPアドレスにSSL証明書を発行する方法については、SSL証明書でのIPアドレスの使用を参照してください。 

Google Chromeなどの一部のブラウザでは、セキュリティ警告を回避することができます。詳細は、HTTPS接続でローカルネットワーク内のNASに接続する際、Chromeブラウザで「接続はプライベートではありません」を回避する方法を参照してください。

 完全修飾ドメイン名(例:qnaptest.myqnapcloud.com)に接続する場合。 

NASへの接続に完全修飾ドメイン名を使用している場合、つまり、NASへの接続にローカルネットワークではなくインターネットを使用している場合は、ネットワークトラフィックの安全性を確保するために、NASにSSL証明書をインストールすることをお勧めします。NASにSSL証明書をインストールするには、以下のSSL証明書サービスのいずれかを使用することができます。

  1. myQNAPcloud:myQNAPcloud SSL 証明書を購入し、使用するには?
  2. Let's Encrypt

参考文献

myQNAPcloudとLet's EncryptのSSL証明書の違いを教えてください。

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