HBS で「有効なディレクトリではありません」というエラーが出た場合はどうすればよいですか?
最終更新日:
2023-12-07
該当製品
Hybrid Backup Sync
原因
Hybrid Backup Sync (HBS) で、エラーメッセージ「有効なディレクトリではありません。再試行します。エラーコード:-20」というエラーメッセージが表示された場合、これはソースフォルダーに、フォルダー名の末尾にスペースを含むサブフォルダーが含まれていることを示しています (たとえば、/source_folder/folder_name_with_space_at_the_end /)。
対処
File Stationでは、フォルダー名を見ただけでは末尾にスペースがあるかどうかを判断することはできません。唯一の方法は、まず手動でフォルダー名を編集することです。サブフォルダーが数個しかない場合は、これで管理できます。ただし、サブフォルダーが多すぎる場合は、まずSSH経由で影響を受けるサブフォルダーのリストを取得してください。
- バックアップジョブのソースフォルダーパスに注意してください。
- NASでHBS 3を開きます。
- [バックアップ & 復元]に進みます。
- バックアップジョブを探してクリックします。
- [ソース]の横にあるソースパスに注意してください。
- オプション:SSH経由で影響を受けるサブフォルダーのリストを取得します。
- お使いのコンピューターでSSHからNASにアクセスします。
詳細は、SSHを使用してQNAP NASにアクセスする方法を参照してください。 - 以下のコマンドを入力して、バックアップジョブのソースフォルダーに移動します。
# Replace "/Public/source_folder/" with your source folder path: cd /Public/source_folder/
- フォルダー名の末尾にスペースがあるサブフォルダーのリストを取得します。
find -name "* " -type d
- お使いのコンピューターでSSHからNASにアクセスします。
- 影響を受けるサブフォルダーの名前を変更します。
- NASでFile Stationを開きます。
- 影響を受けるサブフォルダーに移動します。
- サブフォルダーを右クリックして、[名前を変更]を選択します。
[名前を変更]ウィンドウが開きます。 - 名前の末尾のスペースをすべて削除してください。
- [OK]をクリックします。
- 影響を受けるサブフォルダーごとに上記の手順を繰り返します。
これでバックアップジョブを再度実行できます。