 拡張RAID保護、iSCSIターゲットサービス内蔵、および小規模ビジネス用AES 256ビット ボリュームベース エンコードといった信頼あるサーバ機能と高いパフォーマンスを実現する設計により、世界中で表彰を受けているTurbo NAS シリーズ。その新世代2ベイモデルがQNAP TS-239 Proです。 パワフルなインテル1.6 GHz CPU および1GB DDRII メモリにより、TS-239 Proは、現在の市場において最良のハードウェア仕様を伴う2ベイNASとなっています。NASには、ネットワークフェールオーバー、ロードバランス、およびマルチIP設定に構成できるGiga LANポートを2台搭載。拡張ディスク構成では、RAID 0/ 1、JBOD、オンラインRAID容量拡張、およびオンラインRAIDレベル移行などをサポートしています。 The TS-239 Proは、NAS あるいはiSCSI ターゲットサーバとして使用することが出来ます。iSCSI ターゲットサービスを使用することで、ストレージ容量拡張用デバイス、あるいはローカルネットワークの既存のサーバのバックアップサーバとしてNASをセットアップすることが出来ます。“仮想空間配分” (Thin Provisioning) 機能によりiSCSI LUN (論理ユニット番号) の容量を、物理ボリューム容量に関わらず、はじめに柔軟に配分することが出来ます。 データ保護の高い安全性に対するビジネスユーザーの需要に見合うため、TS-239 Pro はAES 256ビット ボリュームベース エンコードをサポートしています。NASのコード化されたディスクボリュームへのアクセスには暗号化パスワードによるロック解除が必要で、NASあるいはハードドライブが東南された場合でも機密データが漏れる恐れがありません。さらに、TS-239 Proは Linux, UNIX, Mac, およびWindowsに渡ってのファイル共有をサポートしています。 ファイルサーバ、FTP サーバ、プリンタサーバ、ウェブサーバ(phpMyAdmin, MySQL, SQLite, Joomla!搭載)など、数多くのアプリケーションも提供。お客様のオフィスネットワークにおける最適なストレージソリューションとなることをお約束します。 最新のユーザーインターフェイス使用可能  最も手ごろで、かつ柔軟なiSCSIソリューション TS-239 Proは、NASだけでなく、iSCSIターゲットサーバーとしても使えます。内蔵されたiSCSI ターゲット機能は、中小企業におけるIP-SAN (Storage Area Network)の代替としては最も手の届くところにあります。 データベースサーバーや、メールサーバー等の既存のアプリケーションサーバーのストレージ容量を経済的に拡張するためにNASを使用することも出来ます。さらに、「ストレージの仮想化(Thin Provisioning)」機能は、最初の物理的な容量に関わらず、iSCSI LUN(Logical Unit Number)に対して柔軟に容量の割り当てが可能です。 ボリュームベースのAES 256-bit暗号化による安全なデータ保護 TS-239 Proの主要な「ボリュームベースの暗号化」機能は、AES 256-bit暗号化によりサーバー上のデータを安全に保護します。たとえハードディスクをのものが盗難されたとしても、データへのアクセスはパスワードが必要なので、機密情報が漏れる心配をすることはありません。 デュアルGigabit LAN構成の利点 ネットワークの信頼性を高めるFail-Over機能 2つのLANポートは、片方のネットワークポートの障害時にも継続したサービスを提供して、NASサーバーを維持するFail-Over機能として構成することも可能です。 更なる性能向上のためのネットワークのLoad-Balancing機能 NASの持つ2つのLANポートは、帯域を集約してファイルの転送速度を引き上げる、Load-Balancing機能として構成することも可能です。 (802.3adで管理されたEthernet Swithと連携して) 2つの異なるサブネット向けの、マルチIP設定 NASは2つの異なるサブネットの異なるワークグループの間で共有できるように、2つのネットワークIP設定を構成することが出来ます。  ビジネス向けの、高信頼性と耐障害性 DOM設計による、 Fail-safe機能の組込みDual OS 全てのOSとアプリケーションはDOMに組み込まれています。NASのシステムは物理DISKへのアクセス無しで起動することで、ハードディスク上のファイルのエラーやセクタエラーによるシステム起動の失敗を回避しています。 2つのオペレーティング・システムはDOM上に構築され、起動する度に交互に立ち上がります。片方が起動に失敗したときは、もう一方が起動して起動に失敗したOSを健全なOSにリカバリーします。 ホット・スワップ対応のRAID 1ミラーリング TS- 209シリーズはRAID 1ミラーリング機能を搭載。万一、片方のディスクに障害が発生した時は、メールで通知し、LEDで警告します。またホットスワップ対応なので、本体の電源を落とすことなくハードディスクを交換できます。ハードディスクを交換後は、自動でRAIDを再構築。時間と手間をかけることなく、システムを元通りに修復します。 オンラインRAID容量拡張 RAID構成されたストレージの容量は、より大容量のハードディスクに交換することで拡張することが出来ます。全てのデータは保全されたまま、シームレスに新しく導入されたハードディスクに移行できます。 このプロセスの際もサーバーの電源を切る必要はありません。 オンラインRAIDレベル更新 データはそのままに、より高いRAIDレベルへアップグレードすることも可能です。このプロセスの際もサーバーの電源を切る必要はありません。 Virtual Disk Drive(VDD,仮想ディスクドライブ)が、簡単な管理とストレージ拡張の柔軟性を実現 当社特有の”Virtual Disk Drive”(仮想ディスクドライブ)は、NASの容量を拡張する柔軟性を実現します。内蔵iSCSIイニシエータを使用してネットワーク上の他のiSCSIターゲットに接続することで、これらは瞬時にしてシステム上の”物理”ディスクとして機能することができます。さらに、複数のiSCSIターゲットがQNAP NASに仮想ディスクドライブとして接続されている場合には、ストレージスタック連係のマスターとして機能し、ユーザーはこのユニットに単一エントリとして接続するだけで、ネットワーク上のすべてのiSCSIターゲットストレージを制御し使用することができます。NASは最大8仮想ディスクまでサポートしています。(ターゲットをスタック)  iSCSIターゲットサービス内蔵 TS-239 Proは、NASとしてだけでなくiSCSIのターゲットサーバーとしても機能します。IP-SANを構築するのに、iSCSIはコスト効率が高いです。iSCSIターゲットサービスには、8つのiSCSIデバイスを追加することが可能となっています。異なるiSCSIターゲットLUN (Logical Unit Number)を、データベース・サーバーやメール・サーバー等の既存のアプリケーション・サーバーの容量拡張やバックアップとして定義することが出来ます。 さらに、「ストレージの仮想化(Thin Provisioning)」は、柔軟にiSCSI LUN (Logical Unit Number)に対して容量の割り当てが可能です。ボリュームの物理ストレージ容量が一杯になった時は、「オンラインRAID容量拡張」や、要求に応じて未使用の割り当て領域を削除または調整することで、簡単にストレージ容量を拡張することが可能です。 NAS + iSCSI オール・イン・ワンのアプリケーション図  A. iSCSI アプリケーション: アプリケーションサーバーの容量拡張 B. NAS アプリケーション: SMB/CIFSやAFPおよびNFS経由のファイル共有 S.M.A.R.T. & アドバンストHDDヘルス・スキャニング(HHS) ハードディスクの状態を監視するためのS.M.A.R.T. (Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology) がサポートされています。さらに、ディスクのチェックと不良セクタのスキャニングに対応した、HHSテクノロジーが組み込まれています。 クロスプラットフォームのデータ共有とストレージセンター Windows/Mac/Linux/UNIXの間でのファイル共有 このNASは、Windows/Mac/Linux/UNIX環境間でファイルを共有が可能な設計となっています。 Windows AD Windows ADの機能は、ADのドメインからNASへユーザー・アカウントを取り込むことで、アカウント設定の労力を減らし、ユーザーは同じアカウント名とパスワードを使用することが出来ます。 Webファイル・マネージャー Webファイル・マネージャーは、Webブラウザでサーバー上のファイルを簡単にダウンロードしたりアップロード、管理する機能を提供します。 簡単なユーザーと共有フォルダの管理 バッチによるユーザーと共有フォルダの作成は、アカウントとフォルダ作成の時間と労力を削減します。Windowsネットワーク環境のセキュリティのため、ネットワークフォルダを表示したり隠したりすることが可能です。 電源管理 ハードディスクの休止 一定時間の間にアクセスが無い場合にハードディスクを休止する、スタンバイモードを設定することが可能です。 スケジュール電源On/Off 柔軟なスケジュールのOn/Off機能は、業務時間に応じてNASサーバーの稼動を管理することが出来ます。 週のどんな曜日にも、自動でシステムの電源をOn/Offまたは、再起動する設定が可能です。 UPS対応 データ転送時に起こりうる停電時にも深刻なデータ喪失を回避して、データの保存の時間を稼ぐため、主なUSB対応のUPS機器(usbhid-ups対応)をサポートしています。さらに、AC電源の異常時にサーバーがスタンバイ・モードに移行するまでの時間を設定できる、上級スタンバイモードもサポートされます。 電源が復帰した際は、電源異常時の前の通常の運用状況にサーバーも回復します。 電源喪失後の自動起動 AC電源が停電から回復した際の、NASの電源のOn/Offを設定することが出来ます。 全方位のバックアップ・ソリューション QNAP製バックアップ・ソフトウェア - NetBakレプリケーター バックアップ・ソフトウェアのNetBakレプリケーターは、複数のPCとのリアルタイム同期化やスケジュール・バックアップ機能をユーザーに提供いたします。 3rdパーティのバックアップ・ソフトウェアにも対応 Acronis True ImageやCA BrightStor ARCserve Backup、EMC Retrospect、Symantec Backup Exec、LaCie Silverkeeper等のその他のバックアップ・ソフトウェアとも連携することが出来ます。 Rsyncによるリモート・レプリカ ネットワーク経由でその他のTurbo NAS製品やRsyncサーバーから、または宛てに、NAS上のデータをバックアップすることが出来ます。. ワンタッチUSB自動コピー ワンタッチボタンは、外部USB機器からNASへの簡単データバックアップ、またはその逆の機能を実行する設定が可能です。(前面にUSBポートが接続できるNASのみ可能)  安全なデータ保存、アクセスと共有 - 読みやすいイベントログ: Detailed logs of file-level data access to the NAS via Samba/FTP/AFP/HTTP/HTTPS/Telnet/SSH経由のファイル単位のデータアクセス、そしてオンライン・ユーザーのネットワーク・サービスへのアクセスの詳細なログは全て記録されます。
- IPフィルタ・コントロール : NASに対する特定のIP接続を許可または拒否することが出来ます。
- SSLセキュリティ (HTTPS) : より安全にWebブラウザでアクセス出来るように設定することが出来ます。
- SSH (secure shell) またはTelnet接続による、リモート・ログインに対応しています。
- セキュアFTP : SSL/TLS (explicit)暗号化を使ってデータを転送することが出来ます。パッシブFTPポート・レンジの設定にも対応しています。
- FTPサーバーの書込みのみアクセス権 : 外部パートナーに対して、FTPサーバーへのデータのアップロードのみを許可し、データの読込みや編集を出来ない設定も可能です。
ポリシー・ベースの無許可IPブロック 悪意のあるアタックからNASを守るために、SSH/ Telnet/ HTTP(S)/ FTP/ samba/ AFP経由でアクセスを試みるネットワーク・ドメインやIPアドレスを自動でブロック/拒否/許可するIPフィルター・ポリシーを作成することが出来ます。 強力なシステム管理ツール Wake on LAN Wake on LANを使って、NASの電源をリモートに入れることが出来ます。Wake on LANはあなたのNASを便利に管理する手助けとなります。 賢い冷却ファン 冷却ファンの回転速度は、サーバーの温度によって自動的に調整されます。冷却ファンの回転速度を高速または低速にするシステム温度を定義することも可能です。ファン速度の手動設定では、ファンは定義された速度で回転しつづけます。 インスタントSMSとEメールよる警告 NAS上のSMTPサーバーやSMSCサーバーは、eメールやSMSでシステムの警告やエラーメッセージを即座に受信できるように設定することが出来ます。 SSLセキュア認証 セキュアなSSLログインによるNASへのアクセスを提供するために、認証機関から発行された、SSLセキュア認証やX.509PEMフォーマットのRSAプライベート・キーをアップロードすることが出来ます。 Syslog設定 全てのイベントログと接続ログを、リモートのSyslogサーバーに保存することが出来ます。 ネットワーク・ゴミ箱機能 NAS上のネットワーク共有から削除されたファイルは、特定のゴミ箱フォルダに移動されます。意図せずに削除した場合は、いつでもデータを復活できます。 読みやすいイベント・ログ・システム Samba/FTP/AFP/HTTP/HTTPS/Telnet/SSH経由でのNASへの接続ログ、そしてネットワーク・サービスへのオンライン・ユーザーからのアクセスは全て記録されます。 詳細なシステム情報 CPU使用率、メモリー容量、フリーメモリー、パケット受信、パケット送信、エラー・パケット、システム連続稼動時間、CPU温度、システム温度、HDD温度、システム冷却ファンの速度などのシステム情報を確認することが出来ます。 ソフトウェア拡張とWebサイト管理 phpMyAdmin内蔵のWebサーバー 内蔵のphpMyAdminと、Joomla!, 編集可能なphp.ini, MySQLとSQLite等によって、Webサービスや、その他オンライン・ショップやforums等のようなオンライン・アプリケーションを構築することが出来ます。 MySQLサーバー NASは、システム・インテグレーターにとって最も手頃なスタンドアローン・データベース・サーバーとなります。離れた場所の他のWebサーバー用データベース・サーバーや、追加のバックアップ用データーベース・サーバー等の様々な構築に、柔軟に対応することが出来ます。 内蔵DDNS対応 ダイナミックDNS (DDNS)をサポートしています。DDNSサービス元へ独自のドメイン名を登録して、NASへ割り当てることが出来ます。もはや、長いIPアドレスを覚える必要はありません! QPKGセンターによるソフトウェア機能拡張 QPKGは、世界中のユーザーやコミュニティで開発された追加のソフトウェア・パッケージを導入することで、最大限にNASの用途を広げるソフトウェア・パッケージ・プラットフォームです。複雑なプロセスを経ることなく、単純に「ダウンロードとインストール」をクリックするたけで適用できます。  |