Final Cut Pro X と Thunderbolt 対応 NAS を利用して動画編集を能率化する方法
Thunderbolt 対応 NAS にファイル共有を設定すれば、動画の作成と編集プロセスが簡単になります。 ワークフローにおけるデータ処理の効率性が劇的に上がり、短時間のバックアップ、編集、ファイル共有が可能になり、主要な作業の完了に必要な時間が大幅に短縮されます。 この記事では、Final Cut Pro X と Thunderbolt 対応 NAS の組み合わせをプロジェクトに利用する方法について紹介します。
Final Cut Pro は最初に Macromedia Inc. が開発し、後に Apple Inc. が引き継いだノンリニア動画編集ソフトウェアプログラムシリーズです。 最新版の Final Cut Pro X 10.2 は OS X バージョン 10.9 以降を備えた Intel ベースの Mac OS コンピューターで動作します。 このソフトウェアを利用すれば、動画を記録し、ハードドライブ (内部または外部) に転送し、ハードドライブで編集し、処理し、さまざまな形式*に出力できます。
1. Final Cut Pro X を起動し、新しいプロジェクトを作成します。

2. Finder ウィンドウで共有フォルダーから Final Cut Pro X にファイルを移動します。 Qfinder Pro の「ネットワークドライブ」または Apple の Go メニューの「サーバーに接続」を利用し、NAS の共有フォルダーにアクセスできます。 方法については、「NAS を利用して Thunderbolt™ 技術の高速ファイル共有をすばやく設定する方法」を参照してください。

3. 編集後、既定の出力先であるマスターファイル (既定) に QuickTime 動画ファイルとしてプロジェクトをエクスポートします。 編集したファイルは再度 NAS に移動し、バックアップしたり、簡単に共有したりできます。
* Wikipedia, “Final Cut Pro,” https://en.wikipedia.org/wiki/Final_Cut_Pro