Qsync を使って、NAS とその他デバイス間でファイルを同期する方法を教えてください。


最終更新日: 2022-10-31

Qsync

これは、以下のアプリケーションバージョン(またはそれ以降)を対象としています。Qsync Central 4.2.0.0、Qsync Client 5.0.0 for Windows、Qsync Client 5.0.0 for Mac、Qsync Pro 1.4.0 for Android、Qsync Pro 1.1.0 for iOS。

Qsyncは、NASとその他デバイス間でファイルとフォルダーを同期するためにデザインされたファイル同期サービスです。ニーズによっては、デバイスに適切なQsyncアプリケーションをダウンロードする必要があります。

デバイス

アプリケーション

QNAP NAS

Qsync Central

WindowsまたはMac

Qsync Client

モバイル版

Qsync Pro

Qsync CentralはNASで動作します。また、NASとデバイス間のファイルを同期するには、アプリケーションが必要がです。Qsync Clientはコンピューター上で動作し、NASとコンピューター間のファイルを同期します。モバイルデバイスにファイルを同期するには、Qsync Pro for AndroidまたはQsync Pro for iOSのいずれかをダウンロードする必要があります。

ビジネスユーザーはQsyncを使用してチームワークと共同作業を向上することができます。また、ホームユーザーはマルチメディアファイルへのアクセスおよび共有を簡単に行うことができます。

システム要件

Qsync Central

Qsync Centralは、すべてのNASモデルとすべてのQTSバージョンに対応しています。

Qsync Client

  • Windows、macOS、Ubuntu用のQsync Clientは、QNAPユーティリティで入手できます。

  • Qsync Clientは、以下のオペレーティングシステムで利用できます。

    プラットフォーム

    オペレーティングシステムバージョン

    Windows

    • Windows 8(またはそれ以降)

    • Windows Server 2016(またはそれ以降)

    macOS

    • macOS 10.14(またはそれ以降)

    Linux

    • Ubuntu Desktop 20.04 LTS

    • Ubuntu Desktop 18.04 LTS

Qsync Pro

  • Android用およびiOS用のQsync Proは、Google Play StoreまたはApp Storeで利用できます。

  • Qsync Proでは、QNAPQTS 4.3.6(以降)およびQsync Centralを実行する必要があります。

  • Qsync Proは、以下モバイル版で利用できます。

    プラットフォーム

    モバイルシステムバージョン

    Android

    • Android 7.0(またはそれ以降)

    iOS

    • iOS 11(またはそれ以降)

使用の手引き

NASとその他デバイス間でファイルの同期を開始するには、Qsync Centralをインストールし、Qsync Centralで共有フォルダーへの同期アクセスをオンにする必要があります。

  1. NASでユーザーアカウントを作成します。

    詳細については、「QTSユーザーガイド」の「ユーザー作成」セクションをご覧ください。

  2. NASで共有フォルダーを作成します。

    詳細は、QTSユーザーガイドの共有フォルダーセクションをご覧ください。

  3. NASにQsync Centralをインストールします。

    詳細は、Qsync Centralのインストール をご覧ください。

  4. 共有フォルダーにユーザーアクセスを付与します。

    詳細は、NASでの共有フォルダー同期の有効化 をご覧ください。

  5. お使いのコンピューター上にQsync Clientをインストールします。
    注:

    Qsync Clientは、コンピューターとその他デバイス間でファイルを同期します。

    詳細は、以下のトピックをご覧ください。

  6. モバイル版デバイス上にQsync Proをインストールします。
    注:

    Qsync Proは、モバイル デバイスとその他デバイス間でファイルを同期します。

    詳細は、以下のトピックをご覧ください。 AndroidおよびiOS上でのQsync Proのインストール

  7. 同期を行うためのNASとペアリング済みフォルダーを追加します。

インストール

このセクションでは、ファイルの同期を開始するのに必要なアプケーションのインストール方法を説明します。

Qsync Centralのインストール

重要:

Qsync Centralをインストールする前に、デフォルトのボリュームをNASで構成する必要があります。詳細については、「QTSユーザーガイド」の「ボリューム」セクションをご覧ください。

  1. 管理者としてQTSにログオンします。
  2. [App Center]に移動し、 をクリックします。

    検索ボックスが現れます。

  3. [Qsync Central]と入力してからENTERを押します。

    検索結果にQsync Centralアプリケーションが表示されます。

  4. [インストール]をクリックします。

    [インストール]ウィンドウが表示されます。

  5. Qsync Centralをインストールするボリュームを選択します。
  6. [OK]をクリックします。

    QTSQsync Centralをインストールします。

    ヒント:

    Qsync Centralは、デフォルトで有効化されています。Qsync Centralを無効化すると、すべての同期アクティビティが停止し、すべてのアプリケーションショートカットが非表示になります。

WindowsまたはmacOS上でのQsync Clientのインストール

このタスクでは、WebブラウザーからのQsync Clientのインストールについて説明します。Qsync Clientは、Qsync Centralからインストールできます。詳細については、概要に進んでください。

  1. Webブラウザで、https://www.qnap.com/en/utilities/に移動します。
  2. [Qsync]で、オペレーティングシステムのダウンロードボタンをクリックします。

    お使いのオペレーティングシステムがインストーラーをダウンロードします。

  3. インストーラーを開き、指示に従います。

    オペレーティングシステムがクライアントデバイスでQsyncをインストールします。

Ubuntu上でのQsync Clientのインストール

  1. Webブラウザで、https://www.qnap.com/en/utilities/に移動します。
  2. [Qsync]で、お使いのUbuntuバージョンのダウンロードボタンを押します。

    Ubuntuがインストーラーをダウンロードします。

  3. [ターミナル]を開きます。
  4. sudo dpkg -i <インストーラーファイル名> を実行してください。

    例:

    • 32ビット:sudo dpkg -i QNAPQsyncClientUbuntux86_1.0.0.2030.deb

    • 64ビット:sudo dpkg -i QNAPQsyncClientUbuntux64-1.0.0.2030.deb

    UbuntuはクライアントデバイスにQsyncをインストールします。

AndroidおよびiOS上でのQsync Proのインストール

このタスクでは、Qsync CentralからAndroidおよびiOS用のQsync Proのインストールについて説明します。また、Qsync Proは、Google Play StoreまたはApp storeで直接インストールできます。

  1. [Qsync Central]を開き、[Qsyncの使用を開始する]をクリックします。

    4つのインストールオプションが表示されます。

  2. モバイルデバイスのアイコンをクリックします。

    Google Play StoreまたはApp Storeが開きます。

同期

このセクションでは、NASとデバイス間のファイルとフォルダーの同期方法を説明します。

重要:
  • ファイル同期を行うには、Qsync Centralを有効化する必要があります。このアプリケーションは、デフォルトで自動的に有効化され、ファイル同期を行うために有効化されている必要があります。

  • フォルダーとデバイス間のファイル同期を行うには、共有フォルダーへの同期アクセスを有効化する必要があります。共有フォルダーには、デフォルトでは同期アクセスはありません。詳細は、NASでの共有フォルダー同期の有効化 をご覧ください。

NASでの共有フォルダー同期の有効化

重要:
  • 同期アクセスは、管理者のみが有効化または無効化できます。

  • 共有フォルダーへの読み書きアクセスを持つ管理者以外のユーザーは、NASとその他デバイス間でファイルを同期できます。

  1. Qsync Centralを開き、[共有フォルダー]に移動します。
  2. [許可]の列で、Qsyncクライアントのアクセスを許可する共有フォルダーを有効します。

同期を行うためのNASとペアリング済みフォルダーの追加

ファイルを同期したいデバイスによっては、Qsync ClientまたはQsync Proを使用して、NASとペアリング済みフォルダーを追加する必要があります。コンピューターとNAS間の同期の詳細については、Qsync ClientからのNASとペアリング済みフォルダーの追加を参照してください。モバイルデバイスとNAS間の同期の詳細については、Qsync ProからのNASとペアリング済みフォルダーの追加を参照してください。

Qsync ClientからのNASとペアリング済みフォルダーの追加

Qsync ClientからNASを追加すると、NASとコンピューター間のファイルが同期されます。

  1. お使いのコンピューターでQsync Clientを開きます。
  2. NASを指定します。

    方法

    ユーザー操作

    IPアドレスを使用

    NAS IPアドレスを指定します。

    注:

    IPアドレスにHTTPが含まれないことを確認します。

    ヒント:

    NAS接続に使用するポートが変更された場合は、ポート番号をIPアドレスに加えます。ポートの既定番号は8080です。

    LANから検索

    注:

    このオプションは現在、WindowsおよびUbuntu用のQsyncでのみ利用できます。

    1. [NASの検索]ドロップダウンメニューから、[LAN経由]を選択します。

      [NASの検索]ウィンドウが開きます。

    2. リストからNASを選択します。

    3. [選択]をクリックします。

    QIDから検索

    注:

    このオプションは現在、Windows、Mac、およびUbuntu用のQsyncでのみ利用できます。

    1. [NASの検索]ドロップダウンメニューから、[QID経由]を選択します。

      [myQNAPcloudにログイン]ウィンドウが開きます。

    2. 電子メールアドレスとパスワードを指定します。

    3. [サインイン]をクリックします。

      [NASの検索]ウィンドウが開きます。

    4. リストからNASを選択します。

    5. [選択]をクリックします。

    注:

    Windowsユーザーは、複数のNASデバイスを追加できます。MACユーザーは、1つのみのNASデバイスを追加できます。

  3. NASのユーザー名とパスワードを指定してください。
  4. [セキュアログイン]を選択します。
  5. [最良の接続方法を自動的に選択]を選択します。

    QNAPでは、このオプションを有効にすることをお勧めしています。

  6. クライアント名を指定します。

    以下の文字のみ使用できます。A-Z、a-z、0-9、ダッシュ(-)。

    このクライアント名はQsync Centralのデバイスリストに表示されます。

  7. [適用]をクリックします。

    [同期フォルダーの選択]画面が表示されます。

  8. 次のアクションのいずれかを行います。

    アクション

    ユーザー操作

    フォルダーペアの追加

    1. [追加]をクリックします。

    2. NASでフォルダーを選択します。

      1. をクリックします。

        [NAS上のフォルダー]ウィンドウが開きます。

      2. ペアリングしていないNASフォルダーを選択します。

        重要:

        ペアリングしたいフォルダーに同期アクセスを付与する必要があります。詳細については、NASでの共有フォルダー同期の有効化に進んでください。

        ヒント:

        [更新]をクリックして、NASのペアリングしていないフォルダーを再読込みします。

      3. [適用]をクリックします。

    3. ローカルフォルダーを選択。

      1. をクリックします。

      2. フォルダーを選択します。

        ヒント:

        [新規フォルダーの作成]をクリックして新しいフォルダーを追加します。

      3. [OK]をクリックします。

    4. オプション:選択的同期を使用します。

      1. [選択]をクリックします。

        [選択的同期]ウィンドウが開きます。

      2. 同期するフォルダーを選択します。

      3. [適用]をクリックします。

    5. [適用]をクリックします。

    フォルダーのペアリング設定の構成

    1. をクリックします。

    2. オプション:NASで共有フォルダーを変更します。

      1. をクリックします。

        [NAS上のフォルダー]ウィンドウが開きます。

      2. ペアリングしていないNASフォルダーを選択します。

        重要:

        ペアリングしたいフォルダーに同期アクセスを付与する必要があります。詳細については、NASでの共有フォルダー同期の有効化に進んでください。

        ヒント:

        [更新]をクリックして、NASのペアリングしていないフォルダーを再読込みします。

      3. [適用]をクリックします。

    3. オプション:ペアリングしたローカルフォルダーを変更します。

      1. をクリックします。

      2. フォルダーを選択します。

        重要:

        予期しない問題を避けるためにも、クラウドドライブ(OneDrive、iCloud、Dropbox、またはGoogle Drive)でフォルダーをペアリングしないでください。

        ヒント:

        [新規フォルダーの作成]をクリックして新しいフォルダーを追加します。

      3. [OK]をクリックします。

    4. オプション:選択的同期を使用します。

      1. [選択]をクリックします。

        [選択的同期]ウィンドウが開きます。

      2. 同期するフォルダーを選択します。

      3. [適用]をクリックします。

    5. [適用]をクリックします。

    ペアリングしたローカルフォルダーを削除します。

    をクリックします。

  9. [終了]をクリックします。

    ファイルの同期が開始されます。

Qsync ProからのNASとペアリング済みフォルダーの追加

  1. AndroidまたはiOSデバイス上で[Qsync Pro]を開きます。
  2. NASを指定します。

    方法

    ユーザー操作

    NASを手動で追加する

    1. [手動で NAS を追加]をタップします。

    2. NAS IPアドレスまたはmyQNAPcloud名を入力します。

    3. ユーザー名とパスワードを入力します。

    4. [セキュアログイン(SSL)]を選択します。

    5. オプション:詳細な設定を行います。

      注:

      QNAPはデフォルト設定の使用をお勧めします。

      1. [詳細設定]を選択します。

      2. [ポートを自動的に検出]の選択を解除します。

      3. [その他]をタップします。

      4. 必要に応じてポート設定を構成します。

    6. [ログイン]をタップします。

    7. オプション:1つ以上のペアリング済みフォルダーを追加します。

      ヒント:

      [スキップ]をタップして、フォルダーペアを追加せずに続行します。

      重要:

      ペアリング済みフォルダーなしで続行する場合、デバイスとNAS間の同期を開始するには、ペアリング済みフォルダーを手動で追加する必要があります。

      をタップして、[ペアリングしたフォルダーの管理]をタップし、以下の手順を完了します。

      1. をタップします。

        [ペアリングしたフォルダーの追加]画面が開きます。

      2. Androidデバイスからフォルダーを選択します。

      3. NASフォルダを選択します。

      4. 同期方法を選択します。

        以下のオプションから選択します。

        • 双方向:ペアリング済みフォルダーの変更は、両方で反映されます。

        • デバイスからの片方向アップロード:ローカルデバイスのペアリング済みフォルダーの変更のみが、NASで反映されますが、逆は反映されません。

        • NASからの片方向ダウンロード:NASのペアリング済みフォルダーの変更のみが、デバイスで反映されますが、逆は反映されません。

      5. [適用]をタップします。

      6. [次へ]をタップします。

    8. オプション:設定を行います。

    QNAP IDによるNASの追加

    1. [QNAP IDにサインイン]をタップします。

      [QNAP IDの追加]画面が開きます。

    2. 電子メールアドレスとパスワードを入力します。

    3. [サインイン]をタップします。

      接続したNASデバイスのリストが表示されます。

    4. 追加するNASをタップします。

    5. ユーザー名とパスワードを入力します。

    6. オプション:1つ以上のフォルダーペアを追加します。

      ヒント:

      [スキップ]をタップして、フォルダーペアを追加せずに続行します。

      重要:

      ペアリング済みフォルダーなしで続行する場合、デバイスとNAS間の同期を開始するには、ペアリング済みフォルダーを手動で追加する必要があります。

      をタップして、[ペアリングしたフォルダーの管理]をタップし、以下の手順を完了します。

      1. をタップします。

        [ペアリングしたフォルダーの追加]画面が開きます。

      2. Androidデバイスからフォルダーを選択します。

      3. NASフォルダを選択します。

      4. 同期方法を選択します。

        以下のオプションから選択します。

        • 双方向:ペアリング済みフォルダーの変更は、両方で反映されます。

        • デバイスからの片方向アップロード:ローカルデバイスのペアリング済みフォルダーの変更のみが、NASで反映されますが、逆は反映されません。

        • NASからの片方向ダウンロード:NASのペアリング済みフォルダーの変更のみが、デバイスで反映されますが、逆は反映されません。

      5. [適用]をタップします。

      6. [次へ]をタップします。

    7. オプション:設定を行います。

  3. [完了]をタップします。

    ファイルの同期が開始されます。

NASとデバイス間でのファイルの同期

このタスクでは、NASからデバイスに新しいファイルを同期する方法を説明します。

  1. File Stationを開き、ペアリング済みフォルダーに移動します。
  2. ペアリング済みフォルダーにファイルまたはフォルダーをアップロードします。
    注:

    ファイルまたはフォルダーのアップロード方法の詳細は、QTSユーザーガイドのフォルダー操作セクションを参照します。

    ファイルまたはフォルダーは、デバイス上のペアリング済みフォルダーに表示されます。

ペアリングしたフォルダーの管理

このセクションでは、同期タスクの追加、編集、削除、または一時停止方法を説明します。

Qsync Clientでのペアリング済みフォルダーの管理

  1. クライアントデバイスで、Qsyncを開きます。
  2. デバイスリストから変更するNASをクリックします。

    NASの詳細が開きます。

  3. [ペアリングしたフォルダーの表示と管理]をクリックします。

    [ペアリングしたフォルダーの管理]ウィンドウが開きます。

  4. 次のタスクのいずれかを行います。

    タスク

    ユーザー操作

    同期タスクを一時停止する

    一時停止する同期タスクを特定し、をクリックします。

    同期タスクを再開する

    再開する同期タスクを特定し、をクリックします。

    ペアリングしたフォルダー設定を構成する

    1. 変更するフォルダーのペアを特定し、をクリックします。

      [ペアリングしたフォルダー設定]ウィンドウが開きます。

    2. オプション:選択的同期を使用します。

      1. [選択]をクリックします。

        [選択的同期]ウィンドウが開きます。

      2. 同期するフォルダーを選択します。

      3. [適用]をクリックします。

    3. [適用]をクリックします。

    フォルダーのペアリング

    1. [追加]をクリックします。

      [ペアリングしたフォルダーの追加]ウィンドウが開きます。

    2. ローカルフォルダーとペアリングする共有NASフォルダーを特定します。

    3. をクリックします。

      フォルダー選択ウィンドウが開きます。

    4. ペアリングするフォルダーを選択します。

      重要:

      予期しない問題を避けるためにも、クラウドドライブ(OneDrive、iCloud、Dropbox、またはGoogle Drive)でフォルダーをペアリングしないでください。

      ヒント:

      [新規フォルダーの作成]をクリックして新しいフォルダーを追加します。

    5. [OK]をクリックします。

      Qsyncが変更を適用します。

    フォルダーのペアリング解除

    1. ペアリングを解除するフォルダーのペアを特定し、をクリックします。

      通知メッセージが表示されます。

    2. オプションを選択します。

      • NASとこのデバイス上のファイルすべてを維持します。

      • このデバイスから同期したファイルをすべて削除しますが、NAS上のファイルは維持します。

    3. [OK]をクリックします。

      Qsyncはフォルダーのペアリングを解除し、設定を適用します。

  5. [閉じる]をクリックします。

Qsync Proでのペアリング済みフォルダーの管理

  1. AndroidまたはiOSデバイス上で[Qsync Pro]を開きます。
  2. をタップします。
  3. [ペアリングしたフォルダーの管理]をタップします。

    [ペアリングしたフォルダーの管理]画面が開きます。

  4. 管理するフォルダーペアを特定し、をタップします。
  5. タスクを選択します。

    タスク

    ユーザー操作

    編集

    [編集]をタップします。

    [ペアリングしたフォルダーの編集]画面が開きます。

    ヒント:

    フォルダーペアをタップして、[ペアリングしたフォルダーの編集]に移動します。

    1. オプション:選択的同期を使用します。

      1. [選択的同期]をタップします。

        [選択的同期]画面が表示されます。

      2. 同期するフォルダーを選択します。

      3. [適用]をタップします。

    2. オプション:同期設定を変更します。

      1. オプションを選択します。

        • デバイスからの片方向アップロード

        • NASからの片方向ダウンロード

        • 双方向
      2. [適用]をタップします。

    3. オプション:フォルダーのペアリングを解除します。

      1. [ペアリング解除]をタップします。

        通知メッセージが表示されます。

      2. オプションを選択します。

        • NASとこのデバイス上のファイルすべてを維持します。

        • このデバイスから同期したファイルをすべて削除しますが、NAS上のファイルは維持します。

      3. [OK]をタップしてフォルダーのペアリングを解除します。

    一時停止

    [一時停止]をタップします。

    ヒント:

    同期を再開するには、一時停止したフォルダーペアの隣にあるをタップし、[再開]をタップします。

    削除

    [削除]をタップします。

    通知メッセージが表示されます。

    1. オプションを選択します。

      • NASとこのデバイス上のファイルすべてを維持します。

      • このデバイスから同期したファイルをすべて削除しますが、NAS上のファイルは維持します。

    2. [OK]をタップしてフォルダーのペアリングを解除します。

    今すぐ同期

    [今すぐ同期]をタップします。

同期設定

必要に応じて、同期したファイルをより管理しやすくするために、容量節約モードまたはスマートファイル削除管理を有効化できます。

容量節約モード

これは、Qsync Client 5.0.0またはそれ以降にのみ該当します。また、Windowsユーザーの場合は、Windows 10バージョン1909またはそれ以降が必要です。

容量節約モードでは、お使いのデバイスにファイルをダウンロードせずに、ファイルを表示できます。ファイルを開いて編集する必要がある場合にのみ、ファイルをダウンロードできます。容量節約モードでは、コンピューター上のディスク容量を節約し、ファイルを高速に同期して、サーバーのオーバーロードを防ぐことができます。

容量節約モードに切り替わると、オンラインのみ、またはローカルのみで利用できるを、常に利用できるファイルに変更できます。容量節約モードを有効化した後のファイルステータスについては、以下の表を参照してください。

表 1. ファイルのステータス

状態

説明

オンラインのみ

コンピューター上でファイルを表示できますが、ファイルは消耗しません。ファイルは、開くまでデバイスにダウンロードされません。NAS上で新規に作成されたファイルは、オンライン専用ファイルとしてローカルに表示されます。ファイルテータスの詳細は、以下をご覧ください 容量節約モードのファイルステータスを変更する

注:
  • オンラインのみのファイルは、アイコンでフラグが付けられます。

  • デバイスがインターネットに接続されていない場合は、オンラインのみのファイルを開くことができません。

ローカルで利用可能

お使いのコンピューターでファイルを表示して編集できます。これらのファイルは容量を使います。オンラインのみファイルを開くと、ファイルはローカルで利用できるようになります。容量を解放を実行するか、Windows Storage Senseを有効にすると、ローカルにあるファイルがオンライン専用になることがあります。

容量を解放の詳細については、空き容量を確保する(Qsync 5.0.6 Win/5.0.5 macOS)または空き容量を確保する(Qsync 5.0.5 Win/5.0.4 macOS)をご覧ください。

注:
  • 手動または自動で容量を解放を実行し、ローカルにあるファイルをオンライン専用に変換することができます。

  • ローカルで利用可能ファイルは、アイコンでフラグが付けられます。

  • お使いのデバイスがインターネットに接続されていない場合でも、ローカルで利用可能のファイルは開くことができます。

常に利用可能

お使いのコンピューターでファイルを表示して編集できます。ファイルはコンピューターにダウンロードされ、容量を使います。

注:
  • 常に利用できるファイルは、アイコンでフラグが付けられています。

  • お使いのデバイスがインターネットに接続されていない場合でも、これらのファイルは開くことができます。

オペレーティングシステムによっては、容量節約モードには、固有のフォルダー制限があります。Qsync Clientでは、以下のフォルダータイプの容量節約モードが可能です。

表 2. フォルダータイプ要件

Windows

macOS

  • NTFSドライブ上のフォルダー。

  • C:\またはD:\ドライブのルートディレクトリーまたはWindowsホームディレクトリー(\user\username)でないフォルダー。

  • OneDriveのファイルオンデマンド同期、iCloud Drive、Dropbox、Qsyncの容量節約モードの親または子フォルダーでないフォルダー。

  • Macintosh HDハードドライブなどのドライブのルートディレクトリーでないフォルダー。ペアリングできないフォルダーの詳細については、https://support.apple.com/guide/mac-help/folders-that-come-with-your-mac-mchlp1143/macをご覧ください。

  • OneDriveのファイルオンデマンド同期、iCloud Drive、Dropbox、Qsyncの容量節約モードの親または子フォルダーでないフォルダー。

重要:

容量節約モードおよびスマートファイル削除管理は、同時には有効化できません。容量節約モードを有効化すると、スマートファイル削除管理が自動的に無効になります。

容量節約モードの有効化

  1. Qsync Clientを開きます。
    注:

    Qsync Clientのメインページに移動していることを確認してください。ツールバーからQsync Clientにアクセスしている場合は、をクリックしてメインページに移動します。

  2. [ペアフォルダーの表示と管理]をクリックします。

    [ペアリングしたフォルダーの管理]ウィンドウが開きます。

  3. [追加]をクリックします。
    ヒント:

    既存のペアリング済みフォルダーで[容量節約モード]を有効化するには、をクリックします。

    [同期するフォルダーを選択]ウィンドウが表示されます。

  4. [容量節約モード]で、[有効化]を選択します。
    図 1. Qsync 5.0.6 Windows/Qsync 5.0.5 macOS
    図 2. Qsync 5.0.5 Windows/Qsync 5.0.4 macOS
  5. [オンラインのみ]または[ローカルで利用可能]を選択します。

    これらのステータスの情報については、容量節約モードに移動します。

    注:

    このオプションは、Windows の Qsync Client 5.0.5以前、および macOS の 5.0.4以前で利用可能です。

  6. [適用]をクリックします。

容量節約モードのファイルステータスを変更する

容量節約モードを有効化すれば、ファイルまたはフォルダーを右クリックして、[容量節約モード]を選択し、ファイルのステータスを変更できます。これらのステータスの情報については、容量節約モードに移動します。

  1. ファイルまたはフォルダーを右クリックし、[容量節約モード]を選択します。
    図 1. Qsync 5.0.6 Windows/Qsync 5.0.5 macOS
    図 2. Qsync 5.0.5 Windows/Qsync 5.0.4 macOS
  2. 以下のオプションのいずれかを選択します。
    表 1. ファイルの容量節約モードオプション

    オプション

    説明

    [このデバイスに常に保持]を選択します

    ファイルが利用可能になります。

    [このデバイスに常に保持]の選択を解除します。

    常に利用可能なファイルがローカルで利用可能になります

    容量を解放

    • ファイルがオンライン専用になります。

    • [このデバイスに常に保持]の選択が解除されます。

    このデバイスでローカルで使用可能

    注:

    このオプションは、Windows の Qsync Client 5.0.5以前、および macOS の 5.0.4以前で利用可能です。

    ファイルがローカルで利用可能になります。

    表 2. フォルダーの容量節約モードオプション

    オプション

    説明

    [このデバイスに常に保持]を選択します

    • フォルダー内の全ファイルが常時利用可能になります。

    • NASフォルダに追加されたファイルは同期され、常に利用可能になります。

    [このデバイスに常に保持]の選択を解除します。

    • NASフォルダーに追加されたファイルは、オンライン専用としてローカルに表示されます。

    • フォルダー内の常時利用可能なファイルがローカルで利用可能になります

    • フォルダー内のオンライン専用ファイルやローカルで利用可能なファイルは変更されません。

    容量を解放

    • フォルダー内のファイルはすべてオンライン専用になります。

    • [このデバイスに常に保持]の選択が解除されます。

    このデバイスでローカルで使用可能

    注:

    このオプションは、Windows の Qsync Client 5.0.5以前、および macOS の 5.0.4以前で利用可能です。

    すべてのファイルがローカルで利用可能になります。

空き容量を確保する(Qsync 5.0.6 Win/5.0.5 macOS)

ペアフォルダーで「容量節約モード」を有効にすると、空き容量を利用して同期するファイルのサイズを小さくすることができます。空き容量を確保すると、ローカルで利用可能なファイルはオンライン専用になります。常時利用可能な状態のファイルは影響を受けません。容量の解放は、以下の設定により、自動または手動で行うことができます。

注:

また、Windowsコンピューターでは、Windows ストレージ センサーを使用して、自動的に空き容量を確保することができます。詳細については、https://support.microsoft.com/en-us/office/use-onedrive-and-storage-sense-in-windows-10-to-manage-disk-space-de5faa9a-6108-4be1-87a6-d90688d08a48をご覧ください。

  1. Qsync Clientを開きます。
  2. [設定]をクリックします。

    [設定]ウィンドウが開きます。

  3. [容量を解放]をクリックします。
  4. [自動的に空き容量を確保する:]を選択します。
    1. 以下のオプションのいずれかを選択します。

      オプション

      説明

      容量が以下未満のとき

      ディスクの空き容量が選択した割合より少なくなると、容量が解放されます。ディスクの空き容量は24時間ごとにチェックされます。

      頻度別:

      選択された周波数により、スペースが定期的に解放されます。

  5. オプション: [容量をいますぐ解放]をクリックします。

    Qsync Clientは、スペースを解放します。

空き容量を確保する(Qsync 5.0.5 Win/5.0.4 macOS)

ペアフォルダーで「容量節約モード」を有効にすると、空き容量を利用して同期するファイルのサイズを小さくすることができます。空き容量を確保すると、ローカルで利用可能なファイルはオンライン専用になります。また、Windowsコンピューターでは、Windows ストレージ センサーを使用して、自動的に空き容量を確保することができます。詳細については、https://support.microsoft.com/en-us/office/use-onedrive-and-storage-sense-in-windows-10-to-manage-disk-space-de5faa9a-6108-4be1-87a6-d90688d08a48をご覧ください。

  1. Qsync Clientを開きます。
  2. [設定]をクリックします。

    [設定]ウィンドウが開きます。

  3. [容量を解放]をクリックします。
  4. [容量を解放する定期時間を設定]を選択します。
    1. 以下のオプションのいずれかを選択します。

      オプション

      説明

      定期的な時間を設定

      ローカルで利用可能なファイルをオンラインのみに変更する期間を設定します。

      次より少なくなった場合にディスク領域を開放:

      ローカルで利用可能なファイルをオンラインのみに変更する、ストレージのしきい値を設定します。

  5. オプション: [容量をいますぐ解放]をクリックします。

    Qsync Clientにより、ローカルで利用可能なファイルがオンラインのみに変わります。

スマートファイル削除管理

このセクションでは、[スマートファイル削除管理]の使用方法を説明します。この機能では、ペアリング済みフォルダーから削除したファイルをデバイスに復元したり、NASから削除したりできます。

[スマートファイル削除管理]機能を使用して、デバイスのNAS設定から[スマート削除]を選択する必要があります。詳細は、Qsync ClientQsync Proのドキュメントを参照してください。

Qsync Clientを使用したファイルの復元と削除

  1. Qsync Clientを開き、[スマートファイル削除管理]をクリックします。

    [スマートファイル削除管理]ウィンドウが開きます。

  2. ファイルを選択して、以下のオプションのいずれかをクリックします。

    オプション

    説明

    デバイスへの復元

    コンピューター上ペアリング済みフォルダーにファイルを復元します。

    NASから削除

    NAS上のペアリング済みフォルダーからファイルを削除します。

    Qsyncは、指定のアクションを実行します。

Qsync Proを使用したファイルの復元と削除

  1. Qsync Proを開き、をタップします。
  2. [スマートファイル削除管理]をタップします。

    [スマートファイル削除管理]画面が開きます。

  3. ファイルを特定し、をタップします。
  4. 次のオプションのいずれかをタップします。

    オプション

    説明

    情報

    ファイルまたはフォルダー情報が表示されます。

    デバイスへの復元

    コンピューター上ペアリング済みフォルダーにファイルを復元します。

    NASから削除

    NAS上のペアリング済みフォルダーからファイルを削除します。

    Qsyncは、指定のアクションを実行します。

Qsync Central

これは、Qsync Central 4.2.0.0(およびそれ以降)が該当します。

Qsync Centralは、App CenterからダウンロードできるNAS用のファイル同期アプリケーションです。Qsync Centralは、NASとデバイス間でファイルを同期するのに必須のアプリケーションです。指定の同期フォルダーにファイルを追加する場合、指定のフォルダーとファイルがNASとすべてのリンク済みデバイスで利用できるようになります。

概要

[概要]画面では、設定モード、オンラインデバイスの数、Qsyncと同期されているユーザーが表示されます。この画面では、Qsyncの有効化、コンピューターまたはモバイルデバイスへのQsyncアプリケーションのダウンロード、ブラウザからのQsyncファイルの管理、またはインターネット上でのファイルの同期を行うことができます。

番号

説明

ユーザー操作

1

Qsync Centralの有効化または無効化

をクリックして、Qsync Centralのオンまたはオフを切り替えます。

重要:

ファイル同期を行うには、Qsync Centralをオンにする必要があります。

2

Qsyncユーザーを管理する現在のモードを表示します

  1. モードに合わせて、[ユーザーカスタムモード]または[集中設定モード]をクリックします。

  2. 必要なモードを選択します。

3

NAS上のアプケーションのCPUおよびメモリー使用率の表示

N/A

4

NASの使用済みストレージ容量とQsync Centralクォータを表示します。

N/A

5

オンラインのユーザー数を表示

[詳細]をクリックして、[ユーザー]に移動し、ユーザーへのQsyncアクセスをオンまたはオフにします。

6

現在オンラインのデバイス数を表示

[詳細]をクリックして、[デバイス]に移動し、デバイスの接続ステータスを確認します。

7

Qsync Clientのインストールオプションを表示

Windowsオペレーティングシステム用のまたはmacOSオペレーティングシステム用のをクリックして、Qsync Clientをインストールします。

重要:

NASとコンピューター間でファイルを同期するには、コンピューターにQsync Clientをインストールする必要があります。

8

Qsync Proのインストールオプションを表示

Androidモバイルデバイス用のまたはiOSモバイルデバイス用のをクリックして、Qsync Proをインストールします。

重要:

NASとモバイルデバイス間でファイルを同期するには、モバイルデバイスにQsync Proをインストールする必要があります。

9

File Stationからのファイルおよびフォルダーの表示と同期

をクリックします。

File Stationが開きます。

10

myQNAPcloudからのファイルおよびフォルダーの表示と同期

をクリックします。

myQNAPcloudが開きます。

管理設定

管理設定では、管理者は、ユーザーまたは管理者がQsync設定を行えるかどうかを選択できます。

管理設定の構成

  1. [Qsync Central] > [管理設定]に移動します。
  2. モードを選択します。

    オプション

    説明

    ユーザー操作

    ユーザーカスタマイズモード

    各ユーザーは、クライアントのユーティリティの設定を構成することができます。

    ユーザーカスタマイズモーでは、環境設定は新しいデバイスだけに適用されます。

    [ユーザーカスタマイズモード]を選択します。

    中央設定モード

    管理者はQsyncクライアントの設定を構成することができます。

    中央設定モードでは、環境設定はすべてのデバイスに適用されます。特定のデバイスの設定を編集するには、デバイスを参照してください。

    パスワードを指定すると、Qsyncクライアントユーザーはパスワードを使用して上記の2つの設定の解除と変更を行うことができます。

    1. [中央設定モード]を選択します。

    2. オプション:[管理パスワードの有効化]を選択します。

    3. パスワードを指定します。

    4. [ロック]をクリックします。

    ヒント:

    パスワードを編集するには、[ロック解除]をクリックして新しいパスワードを入力します。

  3. [適用]をクリックします。
    ヒント:

    [既定値にリセット]をクリックして、このページで行った設定すべてをリセットします。

    Qsyncは、選択したモードを適用します。

同期設定の構成

  1. [Qsync Central] > [管理設定] > [環境設定の編集] > [同期]に移動します。
  2. オプション: [同期中はNASのファイルを削除しない]を選択します。
  3. オプション: [すべてのデバイスに上記の設定を適用]を選択します。

    このオプションは、[中央設定モード][管理設定]で有効化した場合にのみ選択できます。

  4. 次のタスクのいずれかを行います。

    タスク

    ユーザー操作

    すべての変更を同期とポリシー設定に適用します。

    [すべて適用]をクリックします。

    すべての同期とポリシー設定を初期設定にリセットします。

    [初期設定にリセット]をクリックします。

    Qsyncは、選択したタスクを実行します。

ポリシー設定の構成

  1. [Qsync Central] > [管理設定] > [環境設定の編集] > [ポリシー]に移動します。
  2. オプション: [すべてのデバイスに上記の設定を適用]を選択します。

    このオプションは、[中央設定モード][管理設定]で有効化した場合にのみ選択できます。

  3. [競合ポリシー]で、同一のファイルまたはフォルダーを同期する際のQsyncの動作を選択します。
    • ファイルごとに自分で決める

    • NAS上のファイルの名前変更

    • ローカルファイルの名前変更

    • NASのファイルをローカルファイルに置き換える

    • ローカルファイルをNASのファイルに置き換える

  4. フィルター設定を変更します。

    Qsyncは、これらの設定に基づいてファイルをスキップします。

    1. 次のタスクのいずれかを行います。

      タスク

      ユーザー操作

      キーワードを追加します。

      1. フィルター処理するキーワードを指定します。

        ヒント:
        • 変数の指定には、キーワードの前または後にアステリスク(*)を使用します。

        • 使用できる形式については、以下の表を参照してください。

      2. [追加]をクリックします。

      3. [すべて適用]をクリックします。

      キーワードを削除します。

      1. キーワードを選択します。

      2. をクリックします。

    2. 特定のファイルまたはファイル拡張子のフィルター処理を選択します。

      フォーマット

      ファイル名

      thumbs.db

      ファイル名の拡張子

      *.crdownload

      使用できるサフィックスを含むファイルの拡張子(例:.part1)

      *.part*

      ピリオド(.)で始まるファイル名

      .*

  5. 次のタスクのいずれかを行います。

    タスク

    ユーザー操作

    すべての変更を同期とポリシー設定に適用します。

    [すべて適用]をクリックします。

    すべての同期とポリシー設定を初期設定にリセットします。

    [初期設定にリセット]をクリックします。

ユーザー

[ユーザー]画面は、Qsync上にすべてのユーザーステータスを表示します。この画面では、各ユーザーの共有フォルダーの権限の検索、アクセス許可・拒否、変更を行うことができます。[全ユーザー]画面では、ユーザーの作成、各ユーザーの共有フォルダーの権限の作成、検索、アクセス許可・拒否、変更を行うことができます。

ユーザーの作成

このタスクでは、Qsync Centralからのローカルユーザーの作成方法を説明します。ドメインユーザーを作成するには、QTSユーザーガイドの権限のドメインセキュリティを参照してください。

  1. [Qsync Central] > [ユーザー] > [全ユーザー] > [ユーザーの作成]に移動します。

    [ユーザーの作成]ウィンドウが開きます。

  2. 以下の情報を指定します。

    フィールド

    説明

    プロファイル写真

    オプション:ユーザーのプロファイル写真をアップロードします。

    ユーザーの説明(オプション)

    50文字以内でユーザーの説明を入力してください。

    ユーザー名

    次のグループの中から1~32文字でユーザー名を指定します。

    • 英文字:A~Z、a~z

    • 数字:0~9

    • マルチバイト文字:中国語、日本語、韓国語、ロシア語

    • 特殊文字: . - _ ~ ! @ # $ % ^ & ( ) { }

    パスワード

    最大64文字のASCII文字を含むパスワードを入力します。

    電話番号(オプション)

    SMS通知をQTSから受け取る電話番号を指定します。

    注:

    その他のNASユーザーはこの情報を見ることができます。この情報を共有しないようにするには、このフィールドを空欄にしてください。

    電子メール(オプション)

    通知をQTSから受け取る電子メールアドレスを指定します。

    注:

    その他のNASユーザーはこの情報を見ることができます。この情報を共有しないようにするには、このフィールドを空欄にしてください。

    通知メールを新しく作成したユーザーに送信します(オプション)
    QTSは、次の情報を含むメッセージを指定の電子メールアドレスに送信します。
    • ユーザー名とパスワード

    • NAS に接続するための URL

    ヒント:
    ユーザーは、通知メッセージを編集できます。通知設定を編集するには、以下の手順に従ってください。
    1. [メッセージの編集]をクリックします。

      [メッセージの編集]ウィンドウが表示されます。

    2. 件名とメッセージを指定します。

    3. [保存]をクリックします。

    4. オプション:デフォルトメッセージを使用するには、[既定に復元]をクリックします。

  3. ユーザーのユーザーグループ、共有フォルダー権限、アプリケーション権限、クオータを指定します。
  4. [作成]をクリックします。

Qsyncアクセスの変更

  1. [Qsync Central] > [ユーザー]に移動します。
  2. [オンラインユーザー]または[全ユーザー]をクリックします。

    ユーザーリストが表示されます。

  3. [許可]の列で、アクセスを許可または拒否するユーザーを選択します。

共有フォルダー権限の変更

  1. [Qsync Central] > [ユーザー] > [全ユーザー]に移動します。
  2. ユーザーを特定します。
  3. [編集]をクリックします。

    [共有フォルダー権限の編集]ウィンドウが開きます。

  4. ユーザーが各共有フォルダーで使用する権限を選択します。

    オプション

    説明

    読み取り専用(RO)

    共有フォルダーのファイルを読み取りますが、書き込みはしません。

    読み取り/書き込み(RW)

    共有フォルダーのファイルを読み書きします。

    拒否

    共有フォルダーのファイルの読み込みまたは書き込みを拒否します。

  5. [適用]をクリックします。

    QTSは変更を保存します。

デバイス

[デバイス]画面には、Qsyncと同期されるデバイスが表示されます。この画面では、接続済みのデバイスの検索、ユーザーによる検索、デバイスのブロック、Qsyncデータの削除、各デバイスの設定の変更を行うことができます。

デバイスの管理

  1. [Qsync Central] > [デバイス]に移動します。
  2. [アクション]の列において、以下のいずれかの操作を行います。

    説明

    ユーザー操作

    デバイスのQsync設定を編集します。

    1. をクリックします。

      同期設定ウィンドウが表示されます。

    2. 設定を変更します。

      詳細は、次をご覧ください。

    デバイスのイベントログを表示します。

    をクリックします。

    [イベントログ]ウィンドウが表示されます。

    デバイスのオプションを表示します。

    1. をクリックします。

    2. オプションを選択します。

      • このデバイスをブロックする

      • このデバイスを削除する

      • リモートでデバイスを消去する

    Qsyncは、指定のアクションを実行します。

同期設定の構成

  1. [Qsync Central] > [デバイス]に移動します。
  2. [デバイス]リストから、変更するデバイスを特定し、 > [同期]をクリックします。
  3. オプション: [同期中はNASのファイルを削除しない]を選択します。
  4. [すべて適用]をクリックします。

    Qsyncは、選択したオプションをデバイスに適用します。

ポリシー設定の構成

  1. [Qsync Central] > [デバイス]に移動します。
  2. [デバイス]リストから、変更するデバイスを特定し、 > [ポリシー]をクリックします。
  3. オプション: [競合ポリシー]で、同一のファイルまたはフォルダーを同期する際のQsyncの動作を選択します。
    • ファイルごとに自分で決める

    • NAS上のファイルの名前変更

    • ローカルファイルの名前変更

    • NASのファイルをローカルファイルに置き換える

    • ローカルファイルをNASのファイルに置き換える

  4. フィルター設定を変更します。

    Qsyncは、これらの設定に基づいてファイルをスキップします。

    1. 次のタスクのいずれかを行います。

      タスク

      ユーザー操作

      キーワードを追加します。

      1. フィルター処理するキーワードを指定します。

        ヒント:
        • 変数の指定には、キーワードの前または後にアステリスク(*)を使用します。

        • 使用できる形式については、以下の表を参照してください。

      2. [追加]をクリックします。

      3. [すべて適用]をクリックします。

      キーワードを削除します。

      1. キーワードを選択します。

      2. をクリックします。

    2. 特定のファイルまたはファイル拡張子のフィルター処理を選択します。

      フォーマット

      ファイル名

      thumbs.db

      ファイル名の拡張子

      *.crdownload

      使用できるサフィックスを含むファイルの拡張子(例:.part1)

      *.part*

      ピリオド(.)で始まるファイル名

      .*

  5. オプション: [これらの設定をすべてのデバイスに適用]を選択します。
  6. 次のタスクのいずれかを行います。

    タスク

    ユーザー操作

    すべての変更を同期とポリシー設定に適用します。

    [すべて適用]をクリックします。

    Qsyncは、指定のタスクを実行します。

共有フォルダー

共有フォルダーでは、管理者が共有フォルダーの同期のオンまたはオフ、共有フォルダーの編集を行うことができます。同期が有効化されると、共有フォルダーの読み書きの権限を持つユーザーはQsyncクライアントユーティリティからその他のデバイスとコンテンツを同期できます。

共有フォルダー権限の変更

  1. [Qsync Central] > [共有フォルダ-]に移動します。
  2. [権限]で変更するフォルダーを特定し、をクリックします。

    [共有フォルダー権限の編集]ウィンドウが開きます。

  3. [権限タイプの選択]で編集する権限タイプを選択します。
  4. 次のタスクのいずれかを行います。

    権限タイプ

    説明

    ユーザー操作

    ユーザーとグループの権限

    Windows、macOS、FTP、File Stationからアクセスできる共有フォルダーのユーザーとユーザーグループの権限を編集します。

    1. 各ユーザーとユーザーグループの権限を指定します。

    2. オプション:共有フォルダーの権限を持つユーザーのリストにユーザーを追加します。

      1. [追加]をクリックします。

        [ユーザーとグループを選択]ウィンドウが表示されます。

      2. 左上のドロップダウンメニューからユーザーまたはユーザーグループのタイプを選択します。

      3. 追加するユーザーの権限を選択します。

      4. [追加]をクリックします。

        QTS はユーザーとそれに対応する権限をリストに追加します。

    3. オプション:共有フォルダーの権限を持つユーザーのリストからユーザーを削除します。

      1. 削除するユーザーをクリックします。

      2. [削除]をクリックします。

        QTS はリストからそのユーザーを削除します。

    4. オプション:ゲストアクセス権を変更します。

      [ゲストアクセス権]で、ゲストアカウントの権限タイプを選択します。

    NFSホストアクセス

    共有フォルダー向けに対するNFSホストアクセス権を編集します。

    1. NFSアクセス権を有効化するために[アクセス権]を選択します。

    2. [ホスト/IP/ネットワーク]の下で、IPアドレスまたはドメイン名を入力します。

    3. オプション:NFSホストを追加します。

      [許可するIPアドレスまたはドメイン名]の下で、[追加]をクリックします。

      QTS はリストにエントリーを追加します。

    4. オプション:NFSホストを削除します。

      1. リストからNFSホストを選択します。

      2. [削除]をクリックします。

        QTS はリストからそのホストを削除します。

    Microsoft Networkingホストアクセス

    Microsoft Networkingから共有フォルダーにアクセスできるコンピューターを指定します。

    1. Microsoft Networkingホストを追加します。

      [追加]をクリックします。

      QTS はリストにエントリーを追加します。

    2. [ホスト/IP/ネットワーク]の下で、IPアドレスまたはドメイン名を入力します。

    3. オプション:Microsoft Networkingホストを削除します。

      1. リストからMicrosoft Networkingホストを選択します。

      2. [削除]をクリックします。

        QTS はリストからそのホストを削除します。

  5. [適用]をクリックします。

    Qsyncは、権限タイプを適用します。

チームフォルダー

Qsyncフォルダーのフォルダーをチームフォルダーとして共有できます。[チームフォルダー]画面から、チームフォルダーの追加、チームフォルダーに対するユーザーアクセスの編集、チームフォルダーの共有解除を行うことができます。チームフォルダーはファイル制限がありません。電子メールの使用と比べ、簡単なファイルの共有が可能になります。チームフォルダーをファイル交換のためのプラットフォームとして利用すれば、チームワークの効率が上がります。

共有チームフォルダー

  1. お使いのクライアントデバイスでQsyncフォルダーを開きます。
  2. オペレーティングシステムごとの以下の操作を実行します。

    オペレーティングシステム

    ユーザー操作

    WindowsおよびUbuntu

    共有するフォルダーを右クリックし、[Qsync] > [チームフォルダーとしてこのフォルダーを共有]をクリックします。

    Mac

    1. 共有するフォルダーを右クリックし、[Qsync Client]をクリックします。

      [Qsyncサービス]ウィンドウが開きます。

    2. [チームフォルダーとしてこのフォルダーを共有]を選択します。

    3. [適用]をクリックします。

    [ユーザーと共有]ウィンドウが開きます。

  3. [ローカルユーザー]または[ドメインユーザー]を選択します。
  4. フォルダーを共有するユーザーを選択します。
  5. [適用]をクリックします。
  6. [Qsync Central] > [チームフォルダー] > [チームフォルダーの共有]に移動します。

    [フォルダーの選択]ウィンドウが開きます。

  7. 共有するフォルダーを選択してから[次へ]をクリックします。

    [チームフォルダーの共有]ウィンドウが開きます。

  8. [ローカルユーザー]または[ドメインユーザー]を選択します。
  9. 共有したフォルダーにアクセスできるユーザーを選択します。
  10. [OK]をクリックします。

    フォルダーが、[フォルダー]の列に表示されます。

チームフォルダーユーザーの変更

  1. [Qsync Central] > [チームフォルダー]に移動します。
  2. [フォルダー]リストから、変更するフォルダーを特定します。
  3. [アクション]の列において、以下のいずれかの操作を行います。

    説明

    ユーザー操作

    チームフォルダーに対するユーザー権限を編集します。

    1. をクリックします。

      [チームフォルダーの共有]ウィンドウが開きます。

    2. [ローカルユーザー]または[ドメインユーザー]を選択します。

    3. 共有したフォルダーにアクセスできるユーザーを選択します。

    4. [OK]をクリックします。

    チームフォルダーの共有を解除します。

    1. をクリックします。

      確認のメッセージが表示されます。

    2. [はい]をクリックします。

共有ファイルリンク

[共有ファイルリンク]に、すべてのユーザーが作成した共有リンクが表示されます。この画面では、特定のユーザーまたはファイル名で検索を行うことができます。リンクの共有方法の情報は、QTSユーザーガイドを参照してください。

バージョンコントロール

バージョンコントロールでは、ユーザーはファイルが変更されたときにファイルの各種バージョンを維持することができます。ユーザーはいつでも、どこでも、特定ののバージョンのファイルを取得できます。

バージョンコントロール設定の構成

  1. [Qsync Central] > [バージョンコントロール]に移動します。
  2. [バージョンコントロールの有効化]を選択します。
  3. [Qsyncフォルダーのバージョンコントロールを有効化]を選択します。

    このオプションを選択し、Qsyncフォルダー下のすべてのファイルとサブフォルダーのバージョンコントロールを有効化します。

  4. バージョンコントロールのフォルダーを選択します。

    オプション

    ユーザー操作

    Qsyncフォルダー下のすべてのファイルとサブフォルダー

    [Qsyncフォルダー下のすべてのファイルとサブフォルダー]を選択します。

    Qsyncフォルダー下の特定のサブフォルダー

    1. [Qsyncフォルダー下の特定のサブフォルダー]を選択します。

    2. [追加]をクリックします。

      [フォルダーの選択]ウィンドウが開きます。

    3. 追加するフォルダーを選択してからOKをクリックします。

    4. オプション:特定のサブフォルダーのリストからフォルダーを削除します。

  5. [すべて適用]をクリックします。

高度なバージョンコントロール設定の構成

  1. [Qsync Central] > [バージョンコントロール] > [詳細]に移動します。
  2. [バージョンの最大数]を選択します。
  3. [すべて適用]をクリックします。
  4. オプション: [確認]をクリックします。

    Qsync Centralには、バージョンコントロールに使用されるディスク容量が表示されます。

イベントログ

イベントログ画面では、すべての同期したデバイスのQsyncログを表示できます。ユーザー、デバイス、アクション、詳細で検索を行うことができます。

デバイスイベントログの検索

  1. [Qsync Central] > [イベントログ]に移動します。
  2. 次のアクションのいずれかを実行します。

    タスク

    ユーザー操作

    ログのフィルター処理を行います。

    1. をクリックします。

    2. ユーザーの検索

      1. [ローカルユーザー]または[ドメインユーザー]をクリックしますします。

      2. をクリックするか、ユーザー名を入力します。

    3. デバイスで検索します。

      1. デバイス名を入力します。

    4. アクションで検索します。

      1. をクリックするか、ユーザー名を入力します。

    5. 詳細で検索します。

      1. ユーザーが実行したアクティビティを入力します。

    6. [適用]をクリックします。

    ウィンドウを最新の状態にします。

    をクリックします。

この記事は役に立ちましたか?

40% の人が、これは役に立つと思っています。
ご意見をいただき、ありがとうございます。

この記事の改善箇所をお知らせください。

その他のフィードバックがある場合は、以下に入力してください。

仕様を選択

      もっと見る 閉じる

      当ページを他の国/地域で見る:

      気軽にお問い合わせ! show inquiry button
      open menu
      back to top