LXD コンテナインスタンスを Container Station 内で実行する方法


最終更新日: 2021-10-05

概要

LXD は Linux コンテナの次世代型システムコンテナマネージャーで、LXC の上に構築され、新しく洗練されたユーザー体験をもたらします。

このチュートリアルでは、LXD コンテナをインストールし実行するために、Container Station 2.4 を使用する方法を説明します。

注意:
LXD コンテナは、Container Station 2.4 以降をもつ x86 ベースのデバイスでのみサポートされます。
Container Station のインストールと使用についての詳細は、Container Station の使用方法をご覧ください

LXD コンテナを作成ページから作成する

  1. Container Station を開きます。
  2. [作成]に進みます。
  3. 検索バーで、インストールしようとするオペレーティングシステムまたはディストリビューションを探します。
    注意:
    サポートされるオペレーティングシステムとディストリビューションについては、Linux コンテナ - イメージサーバーを参照してください。
  4. をクリックします
  5. [LXD イメージサーバー]タブに進みます。
  6. 一覧からイメージを選択し、[インストール]をクリックします。

    コンテナの作成ウィンドウが開きます。
  7. コンテナの作成ウィンドウで、LXD コンテナの名前、割り当てる CPU とメモリリソースを入力します。

    重要:
    コントロールパネル[詳細なフォルダー権限]が有効になっている場合、LXD コンテナに対する特権モードが有効になっていなければスタートしません。

    特権モードがは次の手順で有効にできます。
    1. [詳細設定 >>]をクリックします。
    2. [デバイス]をクリックします
    3. [コンテナを特権モードで実行する]をチェックします。

  8. [作成]をクリックします。
    LXD コンテナが作成されます。

LXD コンテナをイメージページから LXD イメージを引き出して作成する

  1. Container Station を開きます。
  2. [イメージ]に移動します。
  3. [引き出し]をクリックします。
  4. [レジストリ]内のLXD イメージサーバーを選択します。
  5. [イメージ名]で希望するオペレーティングシステムまたはディストリビューションを入力し、[イメージバージョン]に希望するリリースバージョンを入力します。
    注意:
    サポートされるオペレーティングシステムとディストリビューション、およびリリースバージョンについては、Linux コンテナ - イメージサーバーを参照してください。
  6. [引き出し]をクリックします。

    LXD イメージはバックグラウンドタスクとしてダウンロードされます。ダウンロードが完了すると、LXD イメージがイメージ一覧に現れます。
  7. イメージページでそのイメージを見つけます。
  8. をクリックします。
    コンテナの作成ウィンドウが開きます。
  9. コンテナの作成ウィンドウで、LXD コンテナの名前、割り当てる CPU とメモリリソースを入力します。

    重要:
    コントロールパネル[詳細なフォルダー権限]が有効になっている場合、LXD コンテナに対する特権モードが有効になっていなければスタートしません。

    特権モードがは次の手順で有効にできます。
    1. [詳細設定 >>]をクリックします。
    2. [デバイス]をクリックします
    3. [コンテナを特権モードで実行する]をチェックします。

  10. [作成]をクリックします。
    LXD コンテナが作成されます。

ユーザーを LXD コンテナ内で作成する

重要: 大半の LXD コンテナでは、LXD コンテナが作成された後にデフォルトユーザーはありません。

注意: 以下の手順では、一例として Ubuntu Focal Fossa を使用します。ターミナルコマンドは、お使いのオペレーティングシステムやディストリビューションによって変わります。
  1. Container Station を開きます。
  2. [コンテナ]に移動します。
  3. お使いの LXD コンテナを選択します。
  4. [ターミナル]をクリックします。
  5. コマンド/bin/shと入力します。
  6. [接続]をクリックします。

    新しいブラウザタブでターミナルコンソールが立ち上がります。
  7. [adduser {ユーザー名}]と入力します。
  8. パスワードを入力し、指示に従います。

    その LXD コンテナに対しユーザーが作成されます。
  9. (オプション) ユーザーに対し sudo アクセスを付与するには、usermod -aG sudo {ユーザー名}と入力します。
    重要: LXD コンテナにスタティック IP アドレスを割り当てるには、sudo アクセスが必要です。
  10. ターミナルコンソール ブラウザタブを閉じます。
  11. コンソールでユーザー資格情報を入力します。

    これで、その新規ユーザーで LXD コンテナにアクセスできるようになります。

LXD コンテナにスタティック IP アドレスを設定する

重要:
スタティック IP アドレスを設定するには、sudo アクセスが必要です。

注意: 以下の手順では、一例として Ubuntu Focal Fossa を使用します。ターミナルコマンドは、お使いのオペレーティングシステムやディストリビューションによって変わります。
  1. Container Station を開きます。
  2. [コンテナ]に移動します。
  3. お使いの LXD コンテナを選択します。
  4. コンソールでユーザー資格情報を入力します。
  5. コマンドを入力します。sudo vi /etc/netplan/10-lxd.yaml.
  6. dhcp4false にセットし、アドレス, ゲートウェイ および ネームサーバーをご自分の環境に合わせて入力します。
  7. 設定ファイルを保存し、次のコマンドを入力します。netplan apply

    LXD container にスタティック IP アドレスが割り振られます。

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