ファイルの権限が700に設定されているとき、プロトコル間でファイルが不一致に削除されるのはなぜですか?
最終更新日:
2025-02-10
適用製品
- macOS
- Windows Server
シナリオ
ファイルのパーミッションが700(rwx------)に設定されている場合、使用するプロトコルによって削除結果が異なります。
説明
NAS上のファイルにリモートファイルシステムを介してアクセスする際、プロトコルは削除権限を判断するためにパーミッションを取得します。異なるプロトコルがパーミッションを異なる方法で処理するため、削除の動作が一貫しません。例えば、ファイルのパーミッションが700(rwx------)に設定されている場合、macOSはファイル自体のパーミッションを評価して削除権限を判断しますが、Windowsはファイルを含むディレクトリのパーミッションを評価します。以下の表は、異なるプロトコルにおけるファイル削除の動作をまとめたものです。
接続方法 | ファイル削除 |
macOS(AFP経由) | 削除できない |
macOS(SAMBA 経由) | 削除できない |
Windows(SAMBA 経由) | 削除できる |
File Station | 削除できる |
FTP | 削除できない |