QNAP ニュースルーム

台北、台湾、2025年9月2日 QNAP® Systems, Inc. は、コンピューティング、ネットワーキング、ストレージソリューションの先進的イノベーターとして、本日、高速 QHora シリーズルーター — QHora-301W、QHora-322、QHora-321 — がファームウェアバージョン 2.6.0 で侵入防止システム（IPS）機能をサポートすることを発表しました。この機能は現在ライセンスフリーで、QuWAN SD-WAN サービスを有効にするだけで、企業はランサムウェア攻撃に対する第一防衛線を強化できます。

QHora シリーズは 2.5GbE および 10GbE の高速ネットワーキングと、IPS のシグネチャベース検出およびリアルタイムブロックを統合しています。自動的に更新される脅威データベースにより、QHoraルーターはウイルス、トロイの木馬、侵入の試みを迅速に阻止し、高度化するサイバー脅威に対抗するためのプロアクティブな保護を提供します。

「多くの中小企業はライセンス費用の問題から、高度なセキュリティ対策の導入に課題を抱えてます。」と QNAP のプロダクトマネージャーである Chun-Yu Chen 氏は述べ、「ライセンス障壁のないIPSをQHoraシリーズに導入することで、企業の境界ネットワークセキュリティの強化をコスト効率よく支援することを目指しています。」と付け加えました。

IPS に加え、QHora シリーズのルーターには、包括的なセキュリティおよびルーティング管理機能が含まれています：

• L3/L7 ファイアウォール: アプリケーション層の詳細な保護のために Deep Packet Inspection (DPI) をサポートします。
• GeoIP ブロッキングおよびウェブコンテンツフィルタリング: リスクの高い地域のトラフィックをブロックし、内部の閲覧活動を保護します。
• QoS、VLAN、ポリシールーティング: 高度なネットワーク構成のニーズに対応します。

QNAP QuWAN SD-WAN ソリューションと組み合わせることで、QHora ルーターは QNAP デバイス間の相互接続だけでなく、Route-based IPsec VPN を介して他社ブランドのルーターとの接続も可能です。これにより、企業は本社と支社を安全に接続し、暗号化された安定した拠点間データ通信を実現できます。QNAP は QHora シリーズのセキュリティ機能をさらに拡張し、ヘルプ SMB を活用して、高速・安全・管理が容易な最新ネットワークインフラの構築を目指します。

QHora が QuWAN とともに提供する IPS やその他のセキュリティ機能について詳しくは、こちらをご覧ください: https://www.qnap.com/go/software/quwan。