QNAP NAS で仮想ディスクを利用するには?
「VDD (Virtual Disk Drive/仮想ディスクドライブ) を利用すれば、ストレージを自由自在に拡張できて、管理も簡単です。」
内容
QNAP 独自の「仮想ディスクドライブ」を利用すれば、NAS の容量を柔軟な方法に拡張できます。 内蔵されている iSCSI イニシエーターを使用し、ネットワーク上の iSCSI ターゲットに接続し、ターゲットを仮想ディスクとして利用できます。 各仮想ディスクは NAS のシングルボリュームとして利用できます。 最大 8 台の仮想ディスクをこの方法で積み重ねることができます。 NAS はストレージスタックをつなげるマスターとして機能します。 ユーザーに求められるのは、単一のエントリポイント (QNAP NAS) に接続することだけです。それでネットワーク上のすべての iSCSI ターゲットストアを利用できます。 このデモでは、仮想ディスクを利用してストレージを拡張する方法を紹介します。 それでは始めましょう!
仮想ディスクを作成する
「リモートディスク」ページの「仮想ディスクの追加」をクリックします。
次の 4 つの手順を完了し、リモートサーバー上の iSCSI ターゲットに接続します。
- ターゲットサーバー (iSCSI ターゲットがあるサーバー) の IP アドレスを入力します。
- 「リモートディスクの取得」をクリックし、iSCSI ターゲットリストを取得します。
- 仮想ディスクとして接続する iSCSI ターゲットをリモートサーバーで選択します。
- 「次へ」をクリックします。
初めて仮想ディスク (iSCSI ターゲット) に接続する場合、NAS にマウントする前にフォーマットする必要があります。
フォーマットが完了すると、ステータスが「準備完了」になります。 これで仮想ディスクを利用できます。
QNAP NAS で仮想ディスクを利用する
これで仮想ディスクで共有フォルダーを作成できます。 新しい共有フォルダーを作成するとき、「ディスクボリューム」ドロップダウンから「VirtualDiskX」 ( X = 1 - 8、仮想ディスクの最大数は 8 です) を選択します。
これで仮想ディスクに共有フォルダーが作成されました。利用を開始できます。
