QVR Pro でのイベントの検出

最終更新日: 2020-01-08

開始する前に：

お使いのカメラがモーション検知をサポートしていることを確認します。対応カメラの一覧は、https://www.qnap.com/go/compatibility-qvr-pro?motion_detection=trueでご覧ください。
お使いのカメラがモーション検知をサポートしていない場合、組み込みのモーション検知機能が使用できます。QVR Proは、モーション検知分析用に最大2チャネルを提供し、解像度は1080pまでサポートします。

QVR Proは、モーション検知イベントの監視とアクションの割り当てのためにルールを作成できます。それぞれのルールは指定のスケジュール、および一連のイベントをアクションに従います。選択したスケジュール内でイベントが起きた場合、QVR Pro は対応するアクションを実行します。

アクションを適用する前に指定時間内にすべてのイベントが発生することを求めるかどうかを決めます。

ヒント:

最大128つのルールを追加することができます。

デスクトップまたはメインメニューから [イベント管理] を開きます。

次のボタンのいずれかひとつをクリックします。

オプション	説明
+	クリックして最初のルールを追加します
追加	クリックしてさらに複数のルールを追加します

[ルールの追加] 画面が表示されます。

[名前] の下で、次の情報を入力します。

フィールド	タスク
名称	ルールの名称を入力します。
説明	ルールについての詳細情報を提供する説明を入力します。

[ルールを有効にする] を選びます。
[スケジュール] の下で、スケジュールを選びます。

注意:
スケジュールはイベントが有効とみなされる時点の時間と日を示します。既定の設定を使うかまたは、[追加] () をクリックしてカスタムスケジュールを作ります。
［次へ］をクリックします。

［イベントおよびアクションの追加］画面が表示されます。
イベントを追加します。
1. 以下の条件の場合の下で、[追加] .をクリックします。
  
  [イベントの追加] 画面が表示されます。
2. イベント名を入力します。
3. イベントタイプとしてモーション検知を選択します。
4. 次の手順を実行し、ソースを指定します。
  1. 正しいカメラを見つけてから、[なし] をクリックします。
    
    モーション検知設定ウィンドウが表示されます。
  2. [ディテクター] の下で、[QVR Pro] を選択します。
  3. オプション：カメラ設定をチェックし、必要であれば変更します。
    
    注意:
    ライト感度オプションを変更すると、ライトの強度変化によって起きるモーションの誤検知を減らすことができます。
  4. [適用] をクリックします。
  確認メッセージが表示されます。
5. [今すぐ実行] をクリックします。
6. モーション検知が選択されていることを確認後、1台または複数のカメラを選択します。
  
  注意:
  カメラが機能をサポートしている場合は、複数のモーション検知用カメラを1つのルールに追加できます。ただし、モーション検知をネイティブサポートしていないカメラは2台までの選択となります。
7. [OK] をクリックします。

アクションを追加します。

[以下が発生] の下で、[追加] .をクリックします。

[アクションの追加] 画面が表示されます。

以下の情報を入力します。

フィールド	タスク
名称	アクションの名称を入力します。
種類	イベント録画を選択します。
挿入先	前の手順からカメラを選びます。

[OK] をクリックします。

ひとつのルールに複数のアクションを追加できます。

オプション：指定期間内に全イベントが発生を選択します。

オプション：ルールのしきい値設定を変更します。

[ルールしきい値] をクリックします。

次の設定を必要に応じて変更します。

フィールド	説明
イベントのクールダウン期間	クールダウン期間はイベントとイベントの間の停止時間です。
イベント発生期間	ルールが複数のイベントによってトリガされた場合、QVR Proがアクションを適用するには、指定された期間内でこれらのイベントが発生する必要があります。
ポイントイベント	ポイントイベントは開始時間だけをもつイベントです。