QNAP Systems, Inc. - ネットワーク接続ストレージ(NAS)

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QNAP NAS で Commvault を使用し、データを管理し、バックアップする

概要 & 機能

QNAP NAS と Commvault には互換性があります。QNAP は、便利なデータバックアップソリューションとして、プラットフォームに依存しない企業レベルのバックアップを提供します。 Virtualization Station で Commvault をインストールし、QNAP NAS でバックアップソフトウェアを直接実行すると、次のような利点があります。

  1. QTS を使用し、仮想マシン (VM) を簡単に展開し、バックアップデータを 1 箇所で管理できます。 それによりサーバーリソースを節約できます。 最高のパフォーマンスを得るために、SSD RAID の使用が推奨されます。
  2. 増分バックアップ、データ管理、重複除去、クイック復元、その他の企業レベルのバックアップ機能を利用できます。

このチュートリアルでは、QNAP NAS に Commvault を展開し、MediaAgents として複数の NAS を接続してデータをバックアップするための基本手順を紹介します。 Commvault の詳細については、同社の Web サイトをご覧ください。
このチュートリアルで使用される構造とオペレーティングシステム:
CommServe: Windows Server 2012 をインストールした NAS 1 に 1 つの VM
MediaAgent: Windows Server 2012 をインストールした NAS 2 に 1 つの VM
File System Agent: Windows 10 をインストールした 1 台の PC
注記: CommServe と MediaAgent の両方として NAS/サーバーを 1 つだけ使用することもできます。

開始する前に

1. CommServe のインストール

CommServe をホストする VM に Windows Server 2012 をインストールしたら、管理者権限で VM にログインし、CommVault のインストールパッケージ "SetupAll.exe" を実行します。

利用規約を読み、同意し、"Next (次へ)" をクリックします。

要件に基づき、ソフトウェアをインストールします。 このチュートリアルでは、例として標準的なインストールが使用されています。

"Create a New CommCell (新しい CommCell の作成)" を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

この例では、CommServe と MediaAgent は 2 つの異なる VM にインストールされます。MediaAgent はチェックされていません。 同じ VM に CommServe と MediaAgent をインストールする場合、"MediaAgent" をチェックし、"Next (次へ)" をクリックします。
Windows File System iDataAgent は自動的にインストールされます。 他のデータベースをバックアップするか、他の要件がある場合、該当するパッケージを選択してください。

ソフトウェアをインストールする場所を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

"Install (インストール)" をクリックします。

ファイアウォールを無効にしない場合、"Next (次へ)" をクリックします。 無効にする場合、"Yes, disable Windows Firewall for all profiles (はい、すべてのプロファイルに対して Windows ファイアウォールを無効にします)" を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

高度な機能を使用するとき (重複除去など)、データを保存する場所を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。
SSD RAID に VM を作成することを推奨されます。最高のパフォーマンスが得られます。

"Create a New Database (新しいデータベースの作成)" を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

CommCell Console のユーザー名とパスワードを設定し、"Next (次へ)" をクリックします。

ソフトウェアキャッシュを作成する場所を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

"Yes (はい)" を選択し、構成を完了します。 バックグラウンドで実行する場合、"No (いいえ)" を選択します。

"Finish (完了)" を選択します。

2. MediaAgent のインストール

CommServe と MediaAgent を同じ VM で作成している場合、これらの手順は省略できます。

MediaAgent にホストする VM に Windows Server 2012 をインストールしたら、管理者特権で VM にログインし、CommVault のインストールパッケージ "SetupAll.exe" を実行します。 要件に基づきソフトウェアをインストールします。 このチュートリアルでは、例として標準的なインストールが使用されています。

"Join an Existing CommCell (既存の CommCell に参加します)" を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

"MediaAgent" をチェックします。 他のデータベースをバックアップするか、他の要件がある場合、該当するパッケージを選択してください。

ソフトウェアをインストールする場所を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

サーバーと CommServe の間にファイアウォールがある場合、該当設定を構成し、"Next (次へ)" をクリックします。

CommServe の IP アドレスを入力し、"Next (次へ)" をクリックします。

デバイスに名前を付け、"Next (次へ)" をクリックします。

ファイアウォールを無効にしない場合、"Next (次へ)" をクリックします。 無効にする場合、"Yes, disable Windows Firewall for all profiles (はい、すべてのプロファイルに対して Windows ファイアウォールを無効にします)" を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

"Force per-client certificate authentication on CommServe (CommServe でクライアント別の証明書認証を強制します)" が有効になっている場合、関連設定を構成します。 有効になっていない場合、この手順を省略し、"Next (次へ)" をクリックします。

CommServe で設定が変更されていないため、この手順を省略し、"Next (次へ)" をクリックします。

"Finish (完了)" をクリックします。

3. Microsoft Windows File System iDataAgent をインストールする

この手順では、Commvault を利用し、QNAP NAS を PC にバックアップする方法を紹介します。
最初に、CommVault のインストールパッケージ "SetupAll.exe" を実行し、要件に基づいてソフトウェアをインストールします。 このチュートリアルでは、例として標準的なインストールが使用されています。

"Join an Existing CommCell (既存の CommCell を参加する)" を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

"File System Core"、"File System" をチェックし、"Next (次へ)" をクリックします。 他の高度なバックアップ要件 (Hyper-V や MSSQL など) がある場合、該当パッケージを選択します。

ソフトウェアをインストールする場所を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

サーバーと CommServe の間にファイアウォールがある場合、該当設定を構成し、"Next (次へ)" をクリックします。

CommServe の IP アドレスを入力し、"Next (次へ)" をクリックします。

デバイスに名前を付け、"Next (次へ)" をクリックします。

ファイアウォールを無効にしない場合、"Next (次へ)" をクリックします。無効にする場合、"Yes, disable Windows Firewall for all profiles (はい、すべてのプロファイルに対して Windows ファイアウォールを無効にします)" を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

"Force per-client certificate authentication on CommServe (CommServe でクライアント別の証明書認証を強制します)" が有効になっている場合、関連設定を構成します。 有効になっていない場合、この手順を省略し、"Next (次へ)" をクリックします。

CommServe で設定が変更されていないため、この手順を省略し、"Next (次へ)" をクリックします。

"Finish (完了)" をクリックします。

4. CommVault を構成する

4.1 CommCell Console を開く

CommServe がインストールされているコンピューターで CommCell Console を開きます。CommServe、File System iDataAgent、MediaAgent が一覧に表示されます。 MediaAgent が "offline (オフライン)" の場合、MediaAgent を右クリックし、"Properties (プロパティ)" を選択し、"Control (コントロール)" タブに進むと詳細が表示されます。

4.2 ストレージと場所の構成

"Storage Resources (ストレージリソース)" > "Libraries (ライブラリ)" に進み、"Libraries (ライブラリ)" を右クリックします。 "Add (追加)" > "Disk Library (ディスクライブラリ)" を選択します。

Disk Library に名前を付け、MediaAgent を選択し、データを保存するパスを選択します。 "Local Path (ローカルパス)" を選択し、マッピングされた iSCSI LUN を復旧先として選択します。 "OK" をクリックします。

"Storage Resources (ストレージリソース)" > "Libraries (ライブラリ)" に構成した場所が表示されます。

4.3 サブクライアントを作成し、バックアップするデータを定義する

"Client Computers (クライアントコンピューター)" > "your client (クライアント)" > "File System (ファイルシステム)" > "defaultBackupSet" に進み、"defaultBackupSet" を右クリックします。 "All Tasks (すべてのタスク)" > "New Subclient (新しいサブクライアント)" を選択します。

サブクライアントに名前を付けます。

"Content (コンテンツ)" タブに進み、"Browse (参照)" をクリックします。

バックアップするファイル/フォルダーを選択し、"Add (追加)" をクリックし、"Close (閉じる)" をクリックします。 PC 全体をバックアップするには、そのドライブをすべてを選択します。 この例では、"C:" と "D:" を選択します。

"Storage Device (ストレージデバイス)" タブに進み、"Create Storage Policy (ストレージポリシーの作成)" をクリックします。

"Next (次へ)" をクリックします。

ストレージポリシーに名前を付け、"Next (次へ)" をクリックします。

前の手順で作成したライブラリを選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

バックアップミッションのコンピューティングリソースのプロバイダーとして作成した MediaAgent を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

"Next (次へ)" をクリックします。

"Yes (はい)" をチェックし、重複除去を有効にします。 重複除去が有効になっている場合、MediaAgent をホストする QNAP NAS が重複除去を実行します。

重複除去データを保存する MediaAgent と場所を選択し、"Next (次へ)" をクリックします。

設定を見直し、"Finish (完了)" をクリックします。

"OK" をクリックします。

さまざまなバックアップミッションのスケジュールは次の手順で設定します。"Do Not Schedule (スケジュールしない)" を選択し、"OK" をクリックして構いません。

4.4 スケジュールを構成する

"Policies (ポリシー)" > "Schedule Policies (スケジュールポリシー)" に進み、"Schedule Policies (スケジュールポリシー)" を右クリックします。 "New Schedule Policy (新しいスケジュールポリシー)" を選択します。

スケジュールに名前を付け、適切なエージェントタイプを選択します。 "Add (追加)" をクリックし、タスクを作成します。

"Associations (関連付け)" タブに進み、関連付けを作成するクライアントを選択し、"OK" をクリックします。

4.5 データのバックアップを開始する

"Client Computers (クライアントコンピューター)" > "Your client (クライアント)" > "File System (ファイルシステム)" に進み、"defaultBackupSet" を選択し、サブクライアントを右クリックし、"Backup (バックアップ)" を選択します。

バックアップの種類とスケジュールを選択します。 このチュートリアルでは、例として即時完全バックアップを使用します。 "OK" をクリックします。

"Home (ホーム)" > "Job Controller (ジョブコントローラー)" でバックアップの進捗状況と詳細情報を確認できます。

4.6 復旧

"Client Computers (クライアントコンピューター)" > "Your client (クライアント)" > "File System (ファイルシステム)" に進み、"defaultBackupSet" を選択します。 サブクライアントを右クリックし、"Browse and Restore (参照と復旧)" を選択します。

"View Content (コンテンツを表示する)" をクリックします。

復旧するファイル/フォルダーをチェックし、"Recover All Selected (選択したすべてを復旧する)" をクリックします。

"Overwrite Files (ファイルの上書き)" と "Restore to same folder (同じフォルダーに復旧する)" のチェックを外し、元のフォルダーで既存のデータが上書きされることを回避します。 "Browse (参照)" をクリックし、宛先パスを構成します。

"Job Initiation (ジョブ開始)" タブに進み、"Immediate (即時)" を選択し、"OK" をクリックします。

"Home (ホーム)" > "Job Controller (ジョブコントローラー)" でバックアップの復旧の進捗状況と他の詳細情報を確認できます。

参照:

https://documentation.commvault.com/commvault/v10/article?p=whats_new/c_main_overview.htm

リリース日: 2016-07-22
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